Because I'm a surfer

サーファーだもの、しょうがない…。
「最高でしょう!」そんな波乗り人間特有の超ポジティブ思考コラム

二兎を追う者、二兎を得る!

2009-03-17 16:46:03 | 日記
毎朝、1時間の愛犬との山走りを始めてから約半年。
おかげさまで73キロあった体重が66キロになりました。
でもちょっと困ったことがあります。
それは今まで使っていたサーフボードの浮力が、
どうも気になり出したのです。
それはそうですよね、お米5キロの袋を持つ時は、
「よいしょ!」という感じで持ち上げますよね。
それを抱えてサーフィンしていたのと同じだから、
必要なボードの浮力が違ってくるのは当然のことです。

そこで今日は辻堂にある OZ SURFBOARDの高橋シェイパーの
工場を訪ねて、ボードについて相談してみました。





僕のリクエストはテイクオフが遅くないこと、
でもテイクオフした後は、最新のショートボードのように
シャープな動きができること。
ある意味この二つの要求は矛盾していることではありますが、
高橋さんからは「十分に可能ですよ」との答えが!
そして、ちょうど彼がシェイプ中のボードが
まさに僕の理想に限りなく近いデザインでした。





適度な幅と厚みを持たせることで早いテイクオフを可能にしつつ、
ボードの中間部分によりストレートなラインを取り入れることで
波のフェイスを滑走中に水をボトムで押すこともなく、
最大限のスピードが得られるとのこと。
(彼はこのストレートな部分を「エンジンルーム」と呼ぶ)
さらにストレートなラインで直進性を高めるかわりに
深いコンケーヴとウィングを後ろ足の位置に入れることで
回転性が上がってシャープなターンが可能になるらしい。
ちなみにこのボードのテイル部分は
シェイプの最終段階でフィッシュになるといいます。
それもまたカッコイイ!





このボードは7フィートらしいけど、
僕は多分6フィート4インチぐらいでちょうどいいかも…。
先日、友達の5フィート11インチのアルメリック
フライヤーに乗ってみたのだけれど
波待ちしたら水面が胸まできていました(笑)。
いくらシャープなターンができるボードが欲しいとはいえ
あれはちょっとオヤジサーファーには無理!
でもこのボードなら大丈夫かもしれない。

さらに高橋さんからの提案は、
このボードにツインスタビライザーの
フィンシステムを取り付けるのもいいとのこと。
つまりセンターフィンを小さくサイドフィンを大きくするのです。
それによってトライフィンよりさらに回転性は上がりつつ
ツインフィン特有の「ルーズな感じ」がないというのです。
もちろん僕なら絶対にフィンをグラスファイバーでボトムに固定した
オン・フィンにするでしょう。
やはりオン・フィンの「しなり」は、いいですからね。





余談ですが、フィンが「しなる」ことの重要性は
あの60年代後半に「ショートボード革命」を起こした張本人
天才「ジョージ・グリノウ」も以前のインタビューで
何度も何度も口にしていました。

彼曰く、

「君はヒレが硬い魚を見たことがあるかい? ないだろ?
魚は命をかけて早く泳ぐために進化してきたんだ。
だから魚のヒレには、究極のフィンデザインのヒントが隠されているんだ」

確かにその通り! さすがグリノウ先生。


う~ん、欲しい。 それも今すぐに!
カミさんからはいつも
「アナタの身体は一つしかないのに、
なんでそんなにサーフボードがいるの?」
と言われてしまうのですが…。


*** Behind the Story ***


昔、アメリカでは「ガレージシェイパー」と呼ばれ
友人たちに頼まれて自宅のガレージで
ボードを造るサーファーがいました。
しかし、今ではサーフボード造りも分業化が進み
各作業行程を別々の職人が担当するのが一般的です。
そんな状況の中、高橋さんは
一人ですべての作業をこなす数少ない職人の一人。
何しろフィンまで自分で造ってしまうのですから!
「効率」という面ではよくないのでしょうが、
一本のボードを自分が最後まで仕上げていくという
何にも代えがたい「充実感」があると言っていました。

それに、とにかく高橋さんは研究熱心!
シェイプルームに行くと必ずデザインについて話し込んでしまい
いつも仕事の邪魔をしてしまいます。

ど~もすみません!

高橋さんのサーフボードに興味がある方は
以下の電話番号が連絡先です。

もし彼に削ってもらうことになったら
今使っているボードを見てもらうことをお勧めします。
必ず納得のいくまでデザインの相談をしてくれるはずです。

そうすれば、きっと「マジックボード」に出会えるでしょう!

OZ SURFBOARD 0466-83-0744

電話番号はお間違いのないように!
(「imsurfer.comで見た」と伝えるのもお忘れなく!)


「ロースカ」の10周年パーティ開催!

2009-03-17 10:03:22 | 日記
先日、横浜市金沢区にあるレストラン&バー
「ロースカ」ことThe Road and the Skyのオーナー、
成瀬くんがオフィスを訪れてくれました。

The Road and the Skyはご機嫌なライブが特に人気で
パーティがあるとよく遊びに行かせてもらっています。
そのThe Road and the Skyが10周年を迎えるそうです!

おめでとうございます!

そして4月11日(土)、4月12日(日)の二日間、
アニバーサリー・パーティを八景島シーパラダイスで
開催するという情報をゲットしました。





参加ミュージシャンも豪華絢爛!
ケイソン、Spinna B-ill、P-すけ
とは新島でサーフィンをしたことがあるし、
以前インタビューしたLeyonaもサーフィンが大好き。
先輩サーファーのIzawa Band、ジョージ・カックルさんも参加!

さらに湘南のカリスマバンド、テストライダーズのギターリストは
我らがWater Photo Sessionで撮影を担当してくれている
青木盛安カメラマンなのです!





前売りチケットは「ロースカ」店頭、
またはローソンチケットで購入できるそうです。
さらに詳しい情報は以下のサイトで見れます。

www.theroadandthesky.com

待ちに待ったサーフシーズン到来と
ロースカの10周年記念を皆で祝いましょう!

Bradah and sistah, see you at the party!