人はあらゆる悲しみを内に秘めて、生きていく。
その悲しみゆえに“屈折”してしまうことさえある。
でもその屈折があるからこそ、人生は奥深く、
美しく、はかなく、愛おしくもある。
プリズムは七色の光を放ち続けていく。
それは屈折しているからこその賜物。
屈折がなければ、光と影、黒と白しか存在することはない。
屈折は時に悲しく、けれど美しい。
まるでコリーヌの歌声のように、まるで七色の虹のように…。
【2008年3月24日のニュースから】
土曜日(3月22日)、リーズのフラット(マンション)の一室で
コリーヌ・ベイリー・レイのご主人、ジェイソン・レイが
亡くなっているのが発見された。
まだはっきりしたことはわからないが、
薬物の過剰摂取ではないかとみられている。
リーズ警察によると、通報により警察官がフラットに駆けつけ、
ジェイソン・レイの遺体を発見したという。
32歳の男性が麻薬を供給した疑いで逮捕されたが、
その後保釈されている。検死で死因が特定できず、
現在、毒物検査の結果を待っているところだという。
ジェイソン・レイは、The Haggis Hornsという
バンドのサクスホーン奏者として活躍していた。
バンドは、コリーヌ・ベイリー・レイほか
エイミー・ワインハウス、リリー・アレンなどとの
レコーディングを経て、昨年9月、
デビュー・アルバム『Hot Damn!』をリリースした。
コリーヌは学生時代、アルバイトをしていたリーズのジャズ・クラブで
ジェイソンと知り合い、'01年22歳のときに結婚した。
彼女のレーベルはコリーヌ、および家族のプライバシーを
尊重してくれるよう懇願している。