湘南の波はサイズダウン。
とはいえビーチブレイクではオーバーヘッドらしい。
逗子のポイントブレイクで
ウォーターフォトセッションを待っていた皆さん、
ゴメンナサイ。
「The Day」の時には必ず行きます!
というところで撮影は湘南、鵠沼海岸の河口に決定。
カメラマンは予定通り青木盛安氏が同行してくれました。
3月とはいえ春の香が漂うオフショアの下で
フォトセッションはスタートしました。
ちょっと前はケリー・スレーターや
ジョエル・チューダーの映像ばかり見てました。
でも最近はちょっと違います。
アマチュアの一生懸命のライディングを見ていると
「一本の波に乗る喜び」が、より伝わってくる気がします。
身体ばかりが動いているけど
ボードはあまり動いて動いていないアップスンダウン(失礼!)
「ここだ!」と思った瞬間に
落ちてしまうワイプアウト(これまた失礼!)
それでもいいじゃないですか!
「楽しむ」ことこそが、サーフィンの本質。
「あ~」とため息を漏らしながらも、
十分に楽しませてもらいました!
もちろん目を見張るような
素晴らしいライディングをするサーファーも
鵠沼にはたくさんいました。
そんなウォーターフォトセッションの撮影中に、
力の抜けた華麗なノーズライディングをしているサーファーを発見!
これはただ者ではない! と思っていたら
なんだ、ショーロクこと宮内謙至プロでした。
今度、グランドスウェルが入った時は
三浦半島のシークレットで一緒にサーフィンすることを約束。
もちろん撮影するので、お楽しみに!
***Behind the Story***
映像にツインフィンを持って登場しているのは
ホクレアのレジェンド・シェイパーの林さんです。
何とボードはソリッドのバルサ製!
30年以上前に高橋太郎氏が手に入れたバルサフォームが
山崎一郎氏に渡り、それを林さんが譲り受けたとか…。
フォームボードに比べて適度な重さがあるバルサボードは
ターンの後半の「伸び」が明らかに違いました。
それでも「フィンにチューンナップが必要」だとか。
湘南のマエストロの頭の中には「妥協」とい文字はないらしい。
是非今度取材させてください!