英題 ROCK OF AGES
製作年 2012年
製作国 アメリカ
監督 アダム・シャンクマン
ストーリー 1987年のハリウッド。サクセスをつかもうとする若者たちがひしめく大通り、サンセット・ストリップに建つライブハウス。そこで働きながらロック・スターを目指すドリュー(ディエゴ・ボネータ)とシンガーになるのを夢見て田舎から飛び出してきたシェリー(ジュリアン・ハフ)は、次第に心を寄せ合うように。一方、彼らがあこがれている人気バンド「アーセナル」のフロントマンであるステイシー(トム・クルーズ)は、成功に酔いしれ、酒と女におぼれていた。そんなある日、ひょんなことからステイシーとシェリーが関係を持ったとドリューが思い込んでしまい、二人はケンカ別れをしてしまう。
キャスト ジュリアン・ハフ,ディエゴ・ボネータ,ラッセル・ブランド,ポール・ジアマッティ,キャサリン・ゼタ=ジョーンズ,マリン・アッカーマン,メアリー・J・ブライジ,ブライアン・クランストン,アレック・ボールドウィン,トム・クルーズ他
予告編
オフィシャルサイトはこちら
個人的評価【まぁまぁ】
【ダメダメ 微妙・・・ まぁまぁ(3が基準) あともう一歩 完璧】
全米公開時には前評判から時代考証含め散々言われ、その結果コケたけれど今作は元々ブロードウェイミュージカルであるわけだから、物語がありきたりだとかいうのはどうなのかなぁとは思っていました。ミュージカルだもん。そして今作のテーマはROCKただ純粋に音楽を楽しめばいいじゃんって。そして私の場合はキャサリンが出演しているのでそれだけで満足でした
というわけで、鑑賞
オープニングからキャストが歌いまくりで、久々にこういうミュージカル観たな~って感じはしましたが、私はちょっと盛り上がったし楽しかった。けれど、ちょっと中盤からその勢いは無くなって中だるみ的な感じがして、退屈になってしまった。あとシーンの展開がぶつ切りだったように思いました。前のシーンの余韻もなく、いきなりここ!?みたいな感じ。特に感じたのはキャサリンが「Hit Me With Your Best Shot」を披露した直後。ブツっと切られたのが顕著に感じてなんか残念でした。
そしていちばん感じたのはやっぱりテーマにもなっている80年代ロックかな。この世代の方たちはとにかく楽しいだろうけど、私はリアルタイムでは知らない世代。けれど、事前にサントラを聴いていたのでそれが良かったなぁと思います。実際、サントラを初めて聴いたときには知らない曲が結構多かった「Paradise City」とかジャーニーの曲ぐらいしか知りませんでした。でもかなり聴きこんでいたので、本編ではとっても楽しめた。実際、本編でもほぼサントラ収録と同じ順番でナンバーが披露されるので、リアルタイムじゃなかった方にはぜひ事前にサントラを聴くことをそのほうがより楽しめます。
またこの時代に良かったなぁと思ったのはレコード盤。主演2人がタワレコで自分のスキなレコード盤を選ぶシーン。ジャケ買いという言葉がちょっと前まであったけど、音楽とアートの組み合わせってやっぱり素敵だよね。今ではあまり見られない光景だからこそ、印象に残ったシーンでした。
あとは事前に鑑賞された方の感想の通りに感じました、私も。キャスト陣に関しては。
主役のジュリアン・ハフ&ディエゴ・ボネータは2人とも歌手として実際に活動してもいるので、やはり上手いです。だけど、やっぱり鑑賞後は残念ながらあまり印象には残らなかったかなぁ。この若者2人よりもやっぱりトム&キャサリンの存在感がとにかくスゴかった。キャラがかなり個性的で面白いっていうのもあるけど、やっぱりスターと呼ばれる役者さんはどんな役でも主役じゃなくても確実にオイシイところを持っていきますね。あと意外なところではポール・ジアマッティ。個人的には彼もオイシイ役どころだったんじゃないかな。
個人的な評価としてはとりあえず劇場で1回鑑賞出来て良かったなという感じ。鑑賞前は何度か劇場に足を運びたくなるかなと思ったけど、あとはDVDになるまでおとなしく待てそうな気がします
キャストそれぞれの感想をちょこっと。
スターを夢見てハリウッドに出てきた主役の2人 ジュリアン・ハフ&ディエゴ・ボネータ
2人とも歌は上手かった。でもそれだけかな・・・ドリューが後半路線変更でアイドル的な格好になったのには笑ってしまったけどね。そこで披露していた「Undercover Love」は唯一の本作のために書かれたオリジナル私は結構スキです(笑)ジュリアン・ハフは『バーレスク』に出演していたということで観直したら、たしかに出演してた。妊娠して恋人がどう反応するか悩んでいることをシェールに打ち明けていた女の子役。
若手2人をしっかり支える、ラッセル・ブランド,ポール・ジアマッティ,メアリー・J・ブライジ,ブライアン・クランストン,アレック・ボールドウィン
この役者さんたちの存在はかなり大きい。ラッセル・ブランド&アレック・ボールドウィンはまさかのカップル誕生だし(予想はしてたけど、あのあからさまな表現にはちょっとヒイてしまったのだけど)、トムに振り回されていると思っていたマネージャーのポール・ジアマッティは実はその逆だったし、キャサリンに尻に敷かれっぱなしだと思っていた市長夫のブライアン・クランストンはラストに妻の本当の正体を知っちゃう。また、マリン・アッカーマンはある意味、体を張ってトムにインタビューを敢行。そして、映画初出演のメアリー・J・ブライジはしっかり歌声を聞かせて盛り上げる。この役者さんたちのおかげでかなり楽しませてもらいました。
メアリー・J・ブライジは「Any Way You Want It」で一気に観客を盛り上げます
そんな登場人物全員に影響を及ぼす落ちぶれたロックスター ステイシー・ジャックスを演じるのがトム・クルーズ
個人的にトム・クルーズ出演作ってほとんど観ないんですが、やっぱトム・クルーズってどんな役でもカッコいいのね~と素直に思いました(笑)普通の二枚目とかアクションするよりもこういうちょっと変なひねくれてる役のほうが私はスキかも。LIVEパフォーマンスなんかスゴイカッコいい。ちゃんと歌えるし。ただね、Twitterでトムのお尻とか乳首云々っていうのをよく見てたので、一体何のこと?って鑑賞前は思ってたんですが、それも解決。たしかに皆さんのおっしゃる通りです。もうそのことが頭から離れなくて困ってしまいましたよキャサリンとの関係も予想していたのとはちょっと違ったけど(元恋人同士だと予想。)、まぁ近かったし、ラストにほんの1シーンだけど、2人ががっつり絡むシーンもあるので、ファンの方はお楽しみに。
そして最後に、市長妻でロック排除運動のリーダーを演じたキャサリン・ゼタ=ジョーンズ
全米公開時にもトム&キャサリンの演技に関してはかなり高評価をつける方が多かったですが、やっぱりキャサリンは裏切りません。もうしっかり笑わせてくれます。キャサリン、よくこんなぶっ飛んだ役を引き受けたなぁ(笑)実際、監督からオファーを受けて脚本も読まずに出演決定、実際の撮影期間は4日間だったそう。でも楽しんで撮影したんだろうなぁ、っていうのが観ていて伝わってきました。そして一応言っておきますが、本作では『シカゴ』のキャサリンは求めないでください。もちろん歌、ダンスとも迫力は相変わらずなんですけどね。全然別ジャンルなんで(笑)
キャサリンが披露する「Hit Me with Your Best shot」
正面から見てキャサリンの左隣にいるパンツスーツにパールのネックレスをつけているのは『あなたは私のムコになる』のアン・フレッチャー監督。そういやローリングストーン誌の記者役を演じたマリン・アッカーマンも出演してたっけ。こんなとこでも繋がりが。
それと忘れていたけど、本作の脚本にはジェンの婚約者ジャスティン・セローも担当していましたね。
ジェン、そんな怒らないでよぉ
元々上映館数は少ないみたいですが、早くも1日上映回数が減ってきているみたいなので、劇場へはお早めに
製作年 2012年
製作国 アメリカ
監督 アダム・シャンクマン
ストーリー 1987年のハリウッド。サクセスをつかもうとする若者たちがひしめく大通り、サンセット・ストリップに建つライブハウス。そこで働きながらロック・スターを目指すドリュー(ディエゴ・ボネータ)とシンガーになるのを夢見て田舎から飛び出してきたシェリー(ジュリアン・ハフ)は、次第に心を寄せ合うように。一方、彼らがあこがれている人気バンド「アーセナル」のフロントマンであるステイシー(トム・クルーズ)は、成功に酔いしれ、酒と女におぼれていた。そんなある日、ひょんなことからステイシーとシェリーが関係を持ったとドリューが思い込んでしまい、二人はケンカ別れをしてしまう。
キャスト ジュリアン・ハフ,ディエゴ・ボネータ,ラッセル・ブランド,ポール・ジアマッティ,キャサリン・ゼタ=ジョーンズ,マリン・アッカーマン,メアリー・J・ブライジ,ブライアン・クランストン,アレック・ボールドウィン,トム・クルーズ他
予告編
オフィシャルサイトはこちら
個人的評価【まぁまぁ】
【ダメダメ 微妙・・・ まぁまぁ(3が基準) あともう一歩 完璧】
全米公開時には前評判から時代考証含め散々言われ、その結果コケたけれど今作は元々ブロードウェイミュージカルであるわけだから、物語がありきたりだとかいうのはどうなのかなぁとは思っていました。ミュージカルだもん。そして今作のテーマはROCKただ純粋に音楽を楽しめばいいじゃんって。そして私の場合はキャサリンが出演しているのでそれだけで満足でした
というわけで、鑑賞
オープニングからキャストが歌いまくりで、久々にこういうミュージカル観たな~って感じはしましたが、私はちょっと盛り上がったし楽しかった。けれど、ちょっと中盤からその勢いは無くなって中だるみ的な感じがして、退屈になってしまった。あとシーンの展開がぶつ切りだったように思いました。前のシーンの余韻もなく、いきなりここ!?みたいな感じ。特に感じたのはキャサリンが「Hit Me With Your Best Shot」を披露した直後。ブツっと切られたのが顕著に感じてなんか残念でした。
そしていちばん感じたのはやっぱりテーマにもなっている80年代ロックかな。この世代の方たちはとにかく楽しいだろうけど、私はリアルタイムでは知らない世代。けれど、事前にサントラを聴いていたのでそれが良かったなぁと思います。実際、サントラを初めて聴いたときには知らない曲が結構多かった「Paradise City」とかジャーニーの曲ぐらいしか知りませんでした。でもかなり聴きこんでいたので、本編ではとっても楽しめた。実際、本編でもほぼサントラ収録と同じ順番でナンバーが披露されるので、リアルタイムじゃなかった方にはぜひ事前にサントラを聴くことをそのほうがより楽しめます。
またこの時代に良かったなぁと思ったのはレコード盤。主演2人がタワレコで自分のスキなレコード盤を選ぶシーン。ジャケ買いという言葉がちょっと前まであったけど、音楽とアートの組み合わせってやっぱり素敵だよね。今ではあまり見られない光景だからこそ、印象に残ったシーンでした。
あとは事前に鑑賞された方の感想の通りに感じました、私も。キャスト陣に関しては。
主役のジュリアン・ハフ&ディエゴ・ボネータは2人とも歌手として実際に活動してもいるので、やはり上手いです。だけど、やっぱり鑑賞後は残念ながらあまり印象には残らなかったかなぁ。この若者2人よりもやっぱりトム&キャサリンの存在感がとにかくスゴかった。キャラがかなり個性的で面白いっていうのもあるけど、やっぱりスターと呼ばれる役者さんはどんな役でも主役じゃなくても確実にオイシイところを持っていきますね。あと意外なところではポール・ジアマッティ。個人的には彼もオイシイ役どころだったんじゃないかな。
個人的な評価としてはとりあえず劇場で1回鑑賞出来て良かったなという感じ。鑑賞前は何度か劇場に足を運びたくなるかなと思ったけど、あとはDVDになるまでおとなしく待てそうな気がします
キャストそれぞれの感想をちょこっと。
スターを夢見てハリウッドに出てきた主役の2人 ジュリアン・ハフ&ディエゴ・ボネータ
2人とも歌は上手かった。でもそれだけかな・・・ドリューが後半路線変更でアイドル的な格好になったのには笑ってしまったけどね。そこで披露していた「Undercover Love」は唯一の本作のために書かれたオリジナル私は結構スキです(笑)ジュリアン・ハフは『バーレスク』に出演していたということで観直したら、たしかに出演してた。妊娠して恋人がどう反応するか悩んでいることをシェールに打ち明けていた女の子役。
若手2人をしっかり支える、ラッセル・ブランド,ポール・ジアマッティ,メアリー・J・ブライジ,ブライアン・クランストン,アレック・ボールドウィン
この役者さんたちの存在はかなり大きい。ラッセル・ブランド&アレック・ボールドウィンはまさかのカップル誕生だし(予想はしてたけど、あのあからさまな表現にはちょっとヒイてしまったのだけど)、トムに振り回されていると思っていたマネージャーのポール・ジアマッティは実はその逆だったし、キャサリンに尻に敷かれっぱなしだと思っていた市長夫のブライアン・クランストンはラストに妻の本当の正体を知っちゃう。また、マリン・アッカーマンはある意味、体を張ってトムにインタビューを敢行。そして、映画初出演のメアリー・J・ブライジはしっかり歌声を聞かせて盛り上げる。この役者さんたちのおかげでかなり楽しませてもらいました。
メアリー・J・ブライジは「Any Way You Want It」で一気に観客を盛り上げます
そんな登場人物全員に影響を及ぼす落ちぶれたロックスター ステイシー・ジャックスを演じるのがトム・クルーズ
個人的にトム・クルーズ出演作ってほとんど観ないんですが、やっぱトム・クルーズってどんな役でもカッコいいのね~と素直に思いました(笑)普通の二枚目とかアクションするよりもこういうちょっと変なひねくれてる役のほうが私はスキかも。LIVEパフォーマンスなんかスゴイカッコいい。ちゃんと歌えるし。ただね、Twitterでトムのお尻とか乳首云々っていうのをよく見てたので、一体何のこと?って鑑賞前は思ってたんですが、それも解決。たしかに皆さんのおっしゃる通りです。もうそのことが頭から離れなくて困ってしまいましたよキャサリンとの関係も予想していたのとはちょっと違ったけど(元恋人同士だと予想。)、まぁ近かったし、ラストにほんの1シーンだけど、2人ががっつり絡むシーンもあるので、ファンの方はお楽しみに。
そして最後に、市長妻でロック排除運動のリーダーを演じたキャサリン・ゼタ=ジョーンズ
全米公開時にもトム&キャサリンの演技に関してはかなり高評価をつける方が多かったですが、やっぱりキャサリンは裏切りません。もうしっかり笑わせてくれます。キャサリン、よくこんなぶっ飛んだ役を引き受けたなぁ(笑)実際、監督からオファーを受けて脚本も読まずに出演決定、実際の撮影期間は4日間だったそう。でも楽しんで撮影したんだろうなぁ、っていうのが観ていて伝わってきました。そして一応言っておきますが、本作では『シカゴ』のキャサリンは求めないでください。もちろん歌、ダンスとも迫力は相変わらずなんですけどね。全然別ジャンルなんで(笑)
キャサリンが披露する「Hit Me with Your Best shot」
正面から見てキャサリンの左隣にいるパンツスーツにパールのネックレスをつけているのは『あなたは私のムコになる』のアン・フレッチャー監督。そういやローリングストーン誌の記者役を演じたマリン・アッカーマンも出演してたっけ。こんなとこでも繋がりが。
それと忘れていたけど、本作の脚本にはジェンの婚約者ジャスティン・セローも担当していましたね。
ジェン、そんな怒らないでよぉ
元々上映館数は少ないみたいですが、早くも1日上映回数が減ってきているみたいなので、劇場へはお早めに
「ロック・オブ・エイジズ」、私は日本版ミュージカルも見たんですが、それよりは面白かった(苦笑)。
でもまあ、内容云々の映画じゃないですもんね。
私も主役2人の印象がほとんど残らず。
アクアさんよりずっと80年代の音楽には近いんですが、マッシュアップはあまり好きじゃなかったかなあ。
トム・クルーズ、頑張ってましたが、声が私には弱く感じました。
アン・フレッチャー! 気づかなかった!
彼女、監督のアダム・シャンクマンとつながりが強いので、出演になったんでしょうね。
キャサリン姐さんは相変わらずの迫力で。
でも、ずいぶん細いですよね。それがなんか気になりました。
楓さんもご覧になっていたんですね。
日本版よりは面白かった、っていうのだけで、
私はなんだか嬉しいです(笑)
ほんと内容は関係ないような気がします。
純粋にこの時代の音楽を楽しめたらそれだけでいいと思いますけどね。
実際、私は楽しめましたし。
アン・フレッチャー監督の出演は、
楓さんのおっしゃる通り、
アダム・シャンクマン監督の依頼で出演となったそうです。
キャサリン、そんなに細いですか?
映画ではそんなに感じませんでしたが・・・。
ただブログに載せた動画以外の別のインタビューとかトーク番組でのキャサリンは、たしかに細いなぁとは思いました。
脚なんて棒みたいな細さでちょっとビックリしましたけど。