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実際に、免疫に及ぼす加齢の影響を見てみます。
これはラットにコレラトキシンを経口免疫したときに、誘導されるコレラトキシンに対する抗体産生を調べています。
パイエル板と粘膜下層から細胞を分離し、それらの細胞が分泌する抗コレラトキシンIgGの量を測定したところ、いずれも加齢により分泌量が低下しました。すなわち、加齢により免疫力が低下することが示唆されました。
(Schmucker DL,et al. Mech Ageing Dev. 2001 Sep 15;122(13):1397-411. Review.)