抗体のお話

抗体、特に生乳中のミルク抗体の有用性について解説します。

ミルク抗体摂取による便通、便臭の改善

2006-03-03 00:00:13 | Weblog
 これは、50歳以上の方を対象に、乳清たんぱく含有食品を2週間継続して摂取したときの、便通、便臭の変化についてアンケートを行った結果です。
 2週間で、左の便通に関しては63%の方に、右の便臭に関しては68%の方に改善が見られました。
 このように、初乳によらずとも、抗体含量の高い「アサマ乳清たんぱく」によって腸内細菌バランスの改善が可能であると考えられます。
 腸内細菌バランスを改善する手段として、プロバイオティクスである乳酸菌やビフィズス菌は菌そのものを補充し、プレバイオティクスであるオリゴ糖は善玉菌を増やす栄養となります。
 一方、「アサマ乳清たんぱく」はミルク抗体の働きにより悪玉菌を減らし、同時に善玉菌を相対的に増やすことが確認され、腸内細菌バランス改善に有効な手段と言えます。


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