抗体のお話

抗体、特に生乳中のミルク抗体の有用性について解説します。

はじめに

2008-12-17 09:31:15 | Weblog
  搾りたての牛の乳(生乳)には含まれていて、市販の牛乳には含まれていない成分があります。それが抗体です。市販の牛乳は殺菌されているため、抗体が失活してしまっているのです。
 抗体は免疫グロブリン、イムノグロブリンとも言われ、また、生乳由来のものはミルク抗体とも呼ばれます。ミルク抗体の有用性は次々と明らかになっており、また、活性を保ったままの抗体を工業的に生乳から取り出す方法もわかってきました。
 今後、期待される素材である抗体について、わかりやすく解説します。

1:善玉菌を増やすミルク抗体
2:下痢に対するミルク抗体とビフィズス菌の比較
3:加齢による腸管免疫の低下とミルク抗体による改善
 3-01 性別・年齢階級別にみた主な死因の構成割合
 3-02 年齢と腸内細菌の構成
 3-03 加齢と病気、免疫
 3-04 加齢の免疫に及ぼす影響1
 3-05 加齢の免疫に及ぼす影響2
 3-06 母乳栄養児と人工栄養児の腸内細菌叢の比較
 3-07 ミルク抗体はどの程度有効か1
 3-08 ミルク抗体はどの程度有効か2
 3-09 「アサマ乳清たんぱく」に含まれる細菌に対する抗体とその量
 3-10 「アサマ乳清たんぱく」に含まれる細菌毒素に対する抗体とその量
 3-11 ミルク抗体摂取による腸内細菌バランスの改善

 3-12 ミルク抗体摂取による便通、便臭の改善
 3-13 悪玉菌、日和見菌は毒素を産生する
 3-14 細菌毒素の作用
 3-15 エンドトキシンと自己免疫疾患
 3-16 加齢による腸管免疫の低下とミルク抗体による改善(まとめ)