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ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

歴史と感染症の話

2020年02月26日 | 文学・歴史・美術および書評
新型コロナでいろんなイベントが中止になってます。
準備したのにひどいあんまりだ!
って気持ちすごくわかります。
本当ひどい。

が、こんな時なんで手持ち無沙汰なら
ちょっと落ち着いてもう少し
見るとこ大きく見てみるのもいいかもしれない。

感染症が蔓延するのは、なぜか歴史の節目で起きていて
感染症が無かったらその人は生きていて
歴史は少し変わったかもしれない…
ってのもあります。
幕末だと結核とか。

あと幕末にはコレラも流行った。
西南戦争の時は
不衛生な状態からコレラ、
それ以外に何かわかってない胃病と
天然痘もあったり
もちろんまだ結核もありました。

そういえば、平清盛は
東南アジアと貿易したせいで
マラリアに罹って死んだそう。

まず感染症はグローバル化で持ち込まれ
人の集まる所で感染し、
更にその感染した人が家に持ち帰って
場所を広げていく。
戦争という集まる場所で感染し、
家に帰り広める…
西南戦争も終わって2年後にコレラが蔓延して大流行してたりします。


高度に発達した情報網と冷静な科学で
乗り越えて封じ込める努力をするのか
それともやっぱり
そんな努力やってもムダだと、刹那な今日を楽しみと共に生きてみるのか

それは人類に突きつけられた
「黒死病」との闘いの後の、再質問。
人類の叡智とヒューマニズムを信じるのか、諦めるのか。

一旦蔓延してしまうと、撲滅するまでそんなにかかるんだ…と思うんで
ここは封じ込めに最大限協力したいです。

異常気象、災害、疫病、恐慌、戦争…
生きるってしんどいねー。
しんどい積み重ねが歴史かも。
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