ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の話他、幕末〜明治維新の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮などの話も。

「革命」を目の当たりにした早朝でした

2022年12月02日 | サッカー
「維新」と書いて「これあらた」
システムが新しくなることをさす

一方で「革命」というのは、単に新しくなることではなく
「前の体制で君臨していた王者による支配的な考えが、力で打ち倒されて改まる」
らしい。

だとしたらこれは「維新」ではなく、革命。
早朝と言っても起きたのは真夜中の3時半。
スペイン戦を見てました。

今大会、ドイツ選手は腕に腕章を巻いて
LGBTだの人権問題をアピール。
でも異なる民族の集う大会ではどうなのよ?
「それ」はきっと尊い正論なのだろうから
鬱陶しいと思いながら逆らえないでいた…。

ヨーロッパのサッカーは組織的だと言います。
ポジション、役割、確実なパス
だからサッカーもそういうもんだと思い込んできたし

でも、この勝利は
もしかしたら大きな「日本式」へのヒントだとか
ヨーロッパ式が完全無欠ではないことへの下剋上だとか
そう捉えられるかもしれない。

わずか18%のボール支配率
つまり、仲良しこよしでボールを回していたのはスペインで
ウィングバックから独走カウンターをやったのが日本?

サッカーというのは本当に不思議で
自由度の高い方が勝つのです。
もしヨーロッパが自由な旗の下で自由さを忘れたのだとしたら

いやもしかして
自由は、もっと大きな自由へと変化しなくてはいけないのでは
と、そういうものも見えた気がしました。

VARを悪くいうなら最初から導入しなきゃいいじゃない。


ボール支配率が
勝率が
組織力が
有名チームの有名選手が
過去のエビデンスが

それらを冠にして君臨していたものが
「だから何?」って連中相手に崩れる瞬間を見たわけで
そりゃあ、世界中が震える。
まだ次に勝ち進めるって素晴らしい。

スペインとドイツに流れから勝利したんだから
これもう実質、優勝でいいと思う。
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