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飲み屋のオヤジのひとりごと

金沢の居酒屋のオヤジが近江町市場のことや料理。ちょっときずいたことなどを書いていきます

恒例の・・・

2008-10-23 15:01:51 | 料理人の雑感

例年なら、そろそろ「キノコ」が八百屋さんの店頭を賑わす頃なのですが、今年はあまりにぎわいを見せてくれません。
天然のナメコや、「コッサ」が見受けられますが、「一本シメジ」や「スギミミ」などはどこへ行ったのでしょうか?
今年は、雨が少なかったのでキノコの発育が悪かったのか、キノコの需要が少なくて出荷が抑えられたのでしょうか・・・

恒例の、街路樹のイルミネーションが始まるようです。
冬の街を飾る素晴らしいイベントではあるのですが、こんな風に電球でぐるぐる巻きにされた樹木の叫びが聞こえるように思われませんか・・・・・

昼間に見ると、害虫に取り巻かれたのでは・・・とちょっと勘違い?しそうですね・・


ままならぬ日々

2008-08-20 01:25:04 | 料理人の雑感

昨晩も、9時過ぎにスコールのような雨が降りました。
今年の夏は日本もいよいよ亜熱帯気候になったかと思われるような毎日です。
各地で集中豪雨が襲ってきました。

わが店も、今年の夏はいろいろな出来事がありました。
今日で、長い間仕事してくれていた職人さんが、あがります。
「一九亭」の時から・・暫く他にいましたが「いっく」に戻ってきてくれて、長く頑張ってくれました。
こんな慌ただしい店で、落ち着いた仕事もできずに我慢しし続けてさぞ不満があったことと思います。今日まで本当に有難う・・・・

これからは私と我が最大の理解者であり、最大の喧嘩相手であり、最大の批判者であり最大のパートナーである我が女房殿と、毎日喧嘩しながら日々過ごしていくことになります。

「一九亭」として、2度の閉店。職人を雇っての経営危機。・・「いっく」として再生。
色々ありました。
この街で20年。商売を始めて23年。
あと何年現役を続けられるか・・・・

いろんな思いの中、これからの「いっく」を模索していくことになりそうです。
「自分の荷物がどんなに重くても日暮れまでなら誰でも運べる」
この言葉を日々唱えながら仕事に向かって・・・

一緒に酒蔵を回った「お酒やさん」が亡くなって、2年になります。
先日お墓にお参りさせていただきました。

健康でさえあれば、一晩の安らぎで明日という日が迎えられます。

がんばらなくっちゃ!!!!!

暫く落ち着きのない店になるかと思いますが、温かく見守ってください。
ブログの更新もままならないかと思いますが、よろしくしお願いいたします。

 

 

 

 

 

 


濡れ衣

2008-07-11 14:40:42 | 料理人の雑感

3日ほど前、朝5時頃に40mlを超える雨が降ったそうです(4時ちょっと前に寝込んだ私は爆睡中)。ちなみに能登のほうでは100mlを超える雨量だったようです。

出かけようと玄関に行って靴を履こうとして、玄関に足を着くと足に水分がべっとり付いてしまいました。玄関の窓は開いていましたが、外はいい天気です。雨が振り込んだとは思いもよりません。
頭をよぎったことは、わが目覚まし犬の「おもらし」
愛犬の名前を呼んで、叱ります。「ハウスに入りなさい」
犬は、怪訝に首をかしげてそれでもすごすご「ハウス」に入って行きました。
濡れた靴下を脱いで匂いをかぎましたが、おしっこの匂いはしません。????

市場に行って、「今朝の雨はすごかったね」
行きつけの八百屋さんに言われて・・・
我が愛犬に濡れ衣を着せてしまったことに気づきました・・・
それでも家に帰ると尻尾を振って迎えに来てくれました。

 


科学の進歩

2008-07-07 15:30:17 | 料理人の雑感

先日の旅行の申し込みに旅行代理店に行った時に、「缶の苗」をいただきました。
数日前、わが女房殿が缶を開け1日置いておいたところ、小さな芽が見えたそうです。
昨日何気なく女房殿がのぞいて「ちょっとみて!」
最初はあまりに細かいのでわかりませんでしたが、なんと!!
「ありがとう!」と文字が見えるではありませんか!!!!
ちなみに、裏側の芽のほうには、旅行代理店の名前が入っていました。

遺伝子に書き込んででもいるのでしょうか・・・・・
人間の科学力に改めて驚かされました。


蛍の光

2008-06-03 15:07:18 | 料理人の雑感

日曜の夜、娘と3人で歩いてゆけるお店で外食。
先日犬の散歩で「白鳥路」に、こんな立て看板があったのを思い出して、寄り道することにしました。
その日はちょっと肌寒く、蛍を見ることは難しそうだな・・と思いつつも行ってみました。
道を奥に進んでいき、暗闇に目が慣れてくると・・居ましたいました。
せせらぎの岩肌に光るものが1つ、2つ、3つ・・・
「いたよ」
「こっちにも」
「飛んで行った」
「2匹のホタルが一緒になった」

何年いや、何十年ぶりかな・・蛍を見たのは
光っては消え光っては消える蛍の軌跡は、本当に幻想的でした。