今日の一貫

大学レベルの自立 地域経済 産業再生 地方自治

私のテーマは、自立を考え続ける事にあります。
中央集権的な依存の時代から、やっと自立ということが考えられるようになったのはハッピーです。
しかし、自立は、小学生、中学生の自立をやっと過ぎた程度かも知れません。
親(国や企業)が全て面倒をみてきた状態から、それではいけないと考えはじめた時期にあります。

世は大量生産社会から大衆諸費社会へと移っています。
成熟社会という定義もあります。
成熟社会も消費社会。
消費というのは、生産と違って個々人の自己責任の社会で、個々人の物語性を追求する社会です。ボードリヤールの世界といってもいいでしょう。「消費社会の神話と構造」です。
ですから、自分発見やら個の確立が語られる社会となっています。私は個人的には、社会性を持たない自分発見や個の確立はないと考えており、こうした自分探しには批判的ですが、、、、しかし今のところ、自分は何者かを必死に捜す風潮が台頭しています。
それは、依存し、教えられ、指導される時代とは決定的に異なります。
経済システムも、個の時代、自立の時代、そして新たなビジネスの仕組みを作らなければならない時代へと変化しています。

自立の程度は、高校生から大学生の時代に入っているといってもいいでしょう。
ポイントは、それが、まだ社会人のような社会ではないということです。

大学生レベルの自立を前提として、将来の完全自立に向け、地方も経済も産業もそれぞれ考えなければならない時期が、今なのだと思っています。そのときに何をどの様に考えるかが大切です。

時代を再び政官業の時代へ戻そうとする動きや、地方の自立の弱さから国の責任をいう人や、さらには、弱小産業の現状を、「どんなに努力しなくても」といいわけをして、努力できる仕組みを考えようとしない人がでてくるのも、これらはみんな過渡期のできごと考えています。

大学レベルの自立、これがいまのわが国の状況でしょう。
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