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デンタルクエスト ~後悔の日々~

基本的に日記ですが、人生で何度も辛酸を舐めさせられた、歯医者さんの通院記録

事故現場

2005年10月20日 | ダイアモンドは砕けない
今日は有給休暇をとって、埼玉県の久喜警察署に行ってきた。
7月30日の交通事故の事情聴取をする為さ。

加害者は事故直後に終わっていたのだけど、僕はそのまま即入院
していたので、ずっと延び延びになっていた。

もう、9月の下旬くらいから物凄い勢いで警察の担当者から電話が
きてたんだよ。
『まだ、来れない?まだ、来れない??』と。
まぁ、何時までも【未処理】の書類が残っているは、警察業務に
係わらず、どんな仕事でも嫌なもんだからね(笑)


なんで、先週バイクも納車した事だし、行ってきた訳さ。


事情聴取そのものは20分くらいで終わり。
事故状況の説明と、加害者との話に大きな食い違いが無いかを確認する
程度のもの。
まあね、こっちが被害者な訳だし(^。^)
担当の警察官の『気をつけて帰って下さいね』の声を後に、13時過ぎ
には久喜警察署を後にした。


向かう先は事故現場。
久喜警察署からバイクで15分くらいの所。
この写真の奥側から僕がバイクで走って来て、写真右側の門から
ヴァカ運転手の車が飛び出して来たのさ。
つくづく、「どうしてこんな広い道路で事故が起きるかなぁ?」と
思いながら、携帯のカメラで何枚か写真を撮った。


で、更にこの場所からバイクで15分くらいの所に親戚が居るので
久しぶりに顔を出す。←叔母の一回忌以来だから3年半振りか


もう、僕がガキの頃からホントーに可愛がってくれた歳の離れた従兄弟が
兄弟で農園をしている。
何時行ってもその従兄弟と奥さん達は笑顔で僕を迎えてくれる。
実家に行くよかよっぽどここの家のほうが心が休まる。


『なんで?なんで?どうしたの??(@_@)』

つー、質問攻めに「いや、実はかくかくしかじかで....」と事故の
説明やら、今日、急に訪問した理由をひとしきり説明した。

『大変だったねー、連絡くれればすっ飛んで行ったのに~~』と言うから、
いや、だから連絡しなかったんよ、悪いから。と僕。


しこたま美味しい梨やら桃やらをご馳走になって夕方帰路に着く。
『飯喰ってけ、泊まってけ』と言うから「今度兄貴と一緒に来ます~~」
と言ってバイバイした。


何十年も前から基本的に何も変わってない所。
【関東平野】の広さを実感させてくれる所。
太陽が田んぼに沈んでいく所。





今日は楽しかった♪






ダイヤモンドは砕けない(追加)

2005年10月18日 | ダイアモンドは砕けない
前回はこちら♪


毎朝、出勤する前に会社の近くの整形外科でリハビリを行なっているのだけども、
相変わらず【右腕全体の痺れ】と【キーボードを20分くらい打ってると震えが
出てくる】症状が治らない。

先生にその事を伝えると、『結構時間も経ったし、またレントゲン撮りましょう。
今回は首の廻りも撮りましょうね』と。
って訳で、9月5日以降、久しぶりにレントゲンを撮った。


待合室で待つこと10分.......。


『Nさ~ん、どうぞ~』

と言う声が聞こえたので、診察室に入る。


『これが頚椎のレントゲンなんですけどね』

「ハイ」

『隠してもしょうがないし、はっきり言いますけど、かなり悪い状態ですね』

「はぁ(´・ω・`) 」

『救急車で運ばれた病院とかその後の手術した病院で首のレントゲンは
一回も撮りませんでしたか?』

「はぃ (´・ω・`) 」

『ぅーん、普通は鎖骨とか肋骨の骨折で気胸になるくらいの事故だと首とかも
レントゲン、撮るンですけどねぇ。普通』

「そうでしか(´・ω・`)」

『普通、頚椎って前に湾曲してるんですけど、Nさんの場合、ほぼ真っ直ぐでしょ?
あきらかに事故の時の衝撃ですね。腕の痺れもまず間違い無くこれが原因でしょう
ね』

「・・・・・ (´・ω・`) 」

『今、腕が挙がらないのは当然なんですよ。鎖骨を折った訳だから。でも、時間は
掛かるかも知れないけど、治るのも当然なんですね。でも、腕の痺れはこの頚椎の
問題だからこのままでは治らないでしょう。正直、かなり悪いですよ。』

「・・・・・ (´;ω;`) 」

『明日、僕から保険会社に連絡しますから、Nさんも連絡して下さい。
このケースはかなりの確率で後遺障害を認めさせる事が出来ますから』



(´;ω;`) (´;ω;`) (´;ω;`) (´;ω;`) (´;ω;`) (´;ω;`) (´;ω;`) (´;ω;`) (´;ω;`) (´;ω;`)



確かに示談を成立させる時に、それが軽度の後遺障害であったとしても、示談金は
跳ね上がる。下手すりゃ倍くらいになるのさ。
でもさ、そーゆー問題ぢゃないんだよね、うん。

昼過ぎに早速保険屋から電話があった。病院から連絡があって速攻で電話
してきたみたい。
電話口でも向こうのうろたえ方が判る。
そりゃ、保険屋さんだってお金はなるべく出したく無い訳だから。


もう、踏んだり蹴ったりとはまさにこの事。
嫌になっちゃうなぁ。
体がどんどんポンコツになっていく(笑)









えぇ~~~~!!??

2005年09月24日 | ダイアモンドは砕けない
事故の後から【味覚】がおかしいので、今日は脳神経外科に診察に
行ってきた。
先生に症状を話し、MRIを撮る事になった。

15年前くらいにもMRIを撮った事があるんだけど、この機械はとにかく
ウルサイ。
どれくらいウルサイかと言うと、【耳栓】をするくらいなの。

もう、患者を不安がらせる、と言う意味では歯医者のドリルと双璧を
なすくらいのもんだ。


ゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴン!!
ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン!!
ガーガーガーガーガーガーガーガーガーガーガーガー!!
ビービービービービービービービービービービービー!!


とほんとにやかましい。

んでその後、再度、先生とお話をした訳だけど、MRIでは特に
【味覚】に異常をきたすような現象は見られない、との事。


なんだけど、エライ物が見つかった。

【脳梗塞】

ハァ??(°Д 。;)

先生曰く、小さいし、出来た理由は判らないけど間違い無く【脳梗塞】だって。
事故が関係あるのか、味覚がおかしいのと関係あるのか判らない、との事。
血圧、血中コレステロールその他異常らしい異常は無いけど、確かに
MRIの写真を見ると1㎝くらいの影がある。


なんで、来月末、またもや精密検査。

やれやれ(゜◇゜;)


今年は本当についてないですな。
まぁ、今迄だってそんなに良い人生送ってきた訳ではないけどさ(笑)


もう、早くバイクを買って思いっきりぶっ飛ばしたいとこなんだけど、
これもなかなか決め手になる車両が出てこない。
昨日もバイク屋さん巡りをしてきたんだけどさ。

そうそう、最近また【ユニクロ】に嵌りだした。
最近の自分的ヒットは【ローライズボクサーブリーフ】って下着。
いや、これが塩梅が良いんだわさヽ(^o^)丿
全色集めるつもりさ!3色しか無いけど。
赤とか出してくれんかね?ユニクロさん!!





ダイヤモンドは砕けない(その後)

2005年09月21日 | ダイアモンドは砕けない
前回はこちら♪


退院した日の夜、始めて術痕を見る。←消毒をする為ね
あまりの【グロさ】にひっくり返る。
でっかい綿棒で消毒液をペタペタと塗る。←売店で買った奴でね
いや、しかし【グロい】。


退院から一ヶ月ちょっと経過した現在の状態。

右鎖骨粉砕骨折だったので、右腕は肩くらいの高さまでしか上がらない。
腕全体が常時痺れている。
15~20分くらいキーボードを叩いていると、腕が震えてくる。
 ※これらはリハビリで何とかなる、との事。
毎日、リハビリ通い(出勤前)。   

体力激減(泣 深刻)。

腕の方はあまり気にしてないんだ。
リハビリにマメに通えば直ると思うからさ。


問題は、
【味覚の異常】
これには参った。
味覚が全然無くなった訳ではなくて、違いが判らなくなった。

例えばさ、甘い食べ物でも色々とあるぢゃない??
チョコレートや生クリームや餡子(あんこ)とかでそれぞれ【甘い】
のだけど、その【甘さ】って質が違うよね?
そーゆーのが判らなくなった。

甘い食べ物はただ【甘い】
辛い食べ物はただ【辛い】
しかも全体に薄味に感じる(>_<)

事故前に食べてた物と同じ物を食べても味が変。
入院してる時から感じてはいたのだけど、薬やら何やら色々と飲んでたし、
そもそも【病院食】なんて美味い物ぢゃないから、さして気にしてなかったのさ。
退院後、色々と食べたり飲んだりして異常に気付いた。
整形外科の先生に相談したら、
『それは僕では判らない。脳神経外科に行ってみて下さい』との事。
なんで、今週の土曜に行ってくる。←ちょっと不安




相手の保険屋さんとの過失割合も決着した。

【95:5】

勿論、僕が5。
【0】を主張したのだけど、さすがにどちらも【動いていた】ので、
これが精一杯らしい。
どちらかがセンターラインでも割ってれば10:0も有り得るのだけど。
納得はしていないけど、相手の保険屋さんの担当の人がとても良い人なので、
あまりゴネるのも悪いかな?と思って承諾した。
その結果、僕のバイクやヘルメットやジャケット等の損害金額として92万
返してくれる。

但し、相手のヴァカ運転手の車の修理代90万のうち、4.5万円は僕が支払う事
になるんだよね。
本当はこれが納得いかないから、過失割合【0】を主張したんだけどね。


慰謝料に関してはまだまだ先の話。
上記のように万が一、後遺障害等が発生する可能性もあるから。
こればかりは、半年後にならないと、僕も自分の体がどうなっているか
判らんもんね。



一つ嬉しい事を聞いた。
相手のヴァカ運転手は【対、車の事故】の時も、いわゆる物損として相手の
修理代は降りるけど、自分の修理代は降りない保険契約、との事。
つまり、110万で3ヶ月前に新車で買った車の修理代90万のうち、85万円を
自腹で払わなければならないのサ(^o^)丿。









わはは、ヴァカな奴め!!
わずかな(年間2万にも満たない)金額すら
ケチるから、そんな目に逢うんだ!
いい気味だ!!









テメェが怪我させた相手がヨロヨロと診察室から出てくりゃ、ヘラヘラと笑い、
鎖骨を折って、気胸が発生している人間に『電車で帰れないか?』と聞き、
見舞いにも一回も来ない上、退院後に電話掛けてきて、こっちが「見舞いにも
来ないで今更電話か?」と言えば『色々と忙しかったので』と誠意のかけらも
無い事を平然と言ってのけ、挙句、事前に連絡もせずに、平日の夜9時過ぎに
いきなり人の家に来やがって、【見舞金】と称して置いてった中身を見れば
【3千円】!!と言う人を馬鹿にしてるとしか思えない(金額の問題ぢゃ無い
けどね、勿論)事をするような人間のクズ(しかも歳は40だ)には憐憫の欠片
すら感じない。







ホントーに【ざまぁみろ!!】だ。






オマエはへそでも噛んで氏ね!!




ダイヤモンドは砕けない(終わり)

2005年09月20日 | ダイアモンドは砕けない
前回はこちら♪


やっと、今日、退院出来る♪
前日の診察後に、点滴ももう抜いて大丈夫、との事だったので、
心も体も凄くリラックスしていた。
 ※邪魔な点滴が無いだけで、随分負担が軽くなるもんだ(^o^)丿  

朝御飯のお膳を下げつつ、ついでにナースセンターで聞く。
「もう、帰っても良いのですか?」
『いえ、まだ渡す物や傷口の消毒方法とか教えますから、病室で
待っていて下さい』
「んぢゃ、下、行って来ます~~」


喫煙所には何時もの人達が居たので、本日退院の報告をする。
皆が皆、『良かったネー』とか『おめでとう!!』と言ってくれた。

嬉しい。本当に嬉しい♪
こんな感覚の嬉しさって何だろう??(@_@)
欲しい物を手に入れた時とかの嬉しさとは又違うな。
今迄の人生で経験したきたのとまたちょっと違う、【嬉しさ】の感覚だった。


何本かタバコを吸ってから病室に戻ると、紙が置いてあった。

絵と説明が書いてある。
直ぐに看護婦さんが来て、説明してくれた。
要するに、抜糸までの2週間弱の間、自宅でシャワーを浴びたり、
傷口の消毒をする為の医療品を売店で買って来なさい、との事。
ついでにそれらの使用方法の説明を受ける。

売店で指定された医療品を日数分買って部屋に戻ると、今度は
薬科の先生が訪ねてきて、服用薬の説明をしてくれる。
なんか毎日、凄い大量に薬を飲む。6種類を朝・昼・晩と。
続けて主治医の先生が来てくれたので、感謝の言葉を述べる。


『くれぐれも無理をしないように。31日の抜糸には必ず来て下さいね』
「はい」
『では、お大事に』
「本当に有難う御座いましたm(__)m」


看護婦さんが最初に入院した病院に返して貰いたいレントゲンや資料が
あるので、後30分くらい待ってて欲しい、と言って来た。
その間に荷物を纏めて、会計で退院手続きを行い、またもやタバコを一本
吸って、部屋に戻ると看護婦さんが待っていた。

『あっ、Nさん。これを前の病院に返して下さい』
「判りました。ぢゃあ、これでもう終わりですね?」
『そうですね。お大事にして下さい』
「あのぉ」
『ハイ?』
「そこかしこに貼り紙があるんで、判ってはいるんですけども、やっぱり、せめて
 ナースセンターの皆さんくらいには何かお礼の品を持って来たいのですが?」
『お気持ちだけで結構ですヨ。ウチの病院は本当にそういうのはダメなんです』
「お菓子とかでも、ですか?」
『はい』
「絶対に??」
『絶対に、です』
「判りました。お世話になりましたm(__)m」


部屋を出て、その場に居たナースセンターの皆さんにも再度お礼をする。
一番お世話になった看護婦さんが居なかったので挨拶が出来なかったのが
残念だったけど、しょうがないか。
皆の『おめでとうございま~す♪』の声を聴きながら、エレベーターに乗る。


病院の玄関で待っているタクシーに乗って行き先を告げる。
11時前には自宅に帰れるな。


部屋に戻って最初に聴いたのはベートーヴェンではなくて、何故か
ハチャトゥリアン(笑)のヴァイオリン協奏曲。
これでもか、ってくらいの音量で聴いた。

その後、痛いのを我慢しながらお風呂を掃除して、ピカピカにしてから
お湯を張り、ゆっくりとお風呂に入った。
ビックリするような量の垢が出たけど、スッキリサッパリ!!

シーチキンをつまみにビールを珍しく3本立て続けに飲んだ。
『なんて事の無い』事が、とても幸せに感じられる。
















終わった~~、やっと終わったヨ~~~♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
\(∇⌒\) (/⌒∇)/\(∇⌒\) (/⌒∇)/\(∇⌒\) (/⌒∇)/
(/⌒∇)/\(∇⌒\) (/⌒∇)/\(∇⌒\) (/⌒∇)/\(∇⌒\)
\(∇⌒\) (/⌒∇)/\(∇⌒\) (/⌒∇)/\(∇⌒\) (/⌒∇)/





ダイヤモンドは砕けない(その20)

2005年09月15日 | ダイアモンドは砕けない
前回はこちら♪


興奮して寝付けなかった一夜を過ごし、とうとう木曜日なった。
朝御飯を食べて、その後、例のごとく一通りの検査が始まる。
結果が出るのは午後なので、リハビリセンターで色々と試した。


喫煙所で仲良くなった人達としばし談笑。
「今日の検査で問題無ければ、明日退院出来るンですよ~~♪」と僕。
『良かったですね~~。退院出来ると良いですねぇ』と皆。


ふと、寂しさを感じた(笑)
入院してる間は早く退院したくてしょうがなかったのだけど、いざ、退院
出来る、と思うとなんだかちょっと残念な気もする。


今、こうしてお話してる人達とも多分、2度と会うことは無いだろうし、
看護婦さん達にも会う事はないだろう。
又、入院でもすれば別だけど。


前の病院でもそうだったけど、看護婦さん達にはホントーにお世話になった。
勿論、向こうはプロ意識にのっとって、仕事として世話を焼いてくれた訳だけど、
それでも、患者からすると、本当に感謝の気持ちで一杯だ、
そういった意味では、身内や知り合いよか信頼出来たし、頼れた。

ぅーん、なんつーか、学校の卒業式の時みたいな感じかな?(@_@)
名残惜しい、っていうか。

実際に退院しても何度か足を運ぶ訳だけど、その時は外来で来る訳
だから、主治医の先生にしか会わないし、病棟に来る事も無い訳だから、
記念にと、病室とかナースセンターとか写メに収めた。

そんな事をしてるうちにそろそろな時間になったので、病室に戻る。
程なく看護婦さんが、呼びに来て一緒に主治医の先生に会う。

レントゲンを見せて貰い(記念にレントゲンは貰った)綺麗にボルトで
鎖骨が固定されている事を説明して貰い、後は3ヶ月に一回くらい
レントゲンを撮って、問題が無い状態になった頃、ボルトを抜く手術を
する、と。


「で、先生、退院は?どうですか??」
『うん、予定通り、明日退院して良いですよ』
「ホントですか?」
『ええ。でも、今月一杯はお仕事はしないで下さい。一応自宅で安静に
していて下さいね。31日に抜糸しますから、それが終わったら、仕事に
復帰して良いですよ♪』


 退院キタ━━━━━━━━━━━━!!!!
 ヤッター(・∇・)━(∇・)━ (・ )━ ( )━ ( ・)━ (・∇)━ (・∇・)



やっぱり、退院は嬉しいナ♪






ダイヤモンドは砕けない(その19)

2005年09月14日 | ダイアモンドは砕けない
前回はこちら♪


いよいよ、明日の午前中の診察で主治医の先生に『退院して良いよ』
と言われれば、明後日には退院出来る、という水曜日の夜は、興奮
してるんだか、なんだか判らないけど、全然寝付けなかった。


病院は夜の9時には消灯なんだけど、子供ぢゃあるまいし、そんな時間
に寝れるはずが無い。
大体、この3週間の入院でもなんだかんだで寝るのは11時過ぎくらいだった。
入院中は昼寝はしない。夜寝れないから。
それでなんとかバランスを保っていた。
なんだけど、この日はギンギンに目が冴え渡ってしまい、眠剤を飲んでも
全ッ然、眠くならないのさ。


しょうがないから例のごとくタバコを吸いに「ガラガラ」させながら行く訳さ。
すると、初めて見る、歳の頃は30前くらいの、ちょっと綺麗目な女性が
ポツンとタバコを吸っていた。
腕輪をしてるから入院患者だ。

それとなく話をしだすと、その人は数日前から急に右目が見えなくなって
きた、との事。
おまけに酷い吐き気・頭痛がするので、緊急入院したらしい。
原因が判らないので、毎日検査ばっか、との事。
僕も入院の経緯を話し、おまけに加害者が見舞いにすら来ない事を話すと
自分の事のように憤ってくれてた。

なんだかんだと缶コーヒーを飲みながら1時間くらい喋ってた。
んぢゃ、お休みなさい、とその女性は4階で降りて僕は8階で降りた。

ナースセンターの前で、又、怒られた(>_<)
僕の部屋はナースセンターのまん前にある。


『何処行ってたんですか?(怒)』
「すいません、下です」
『何度も言ってますよね?行く時は....』
「はい、はい。ゴメンなさいm(__)m。必ず一声掛けますから」


結局その日は朝まで全然寝られず、ほぼ1時間毎にナースセンターに
声を掛けてタバコを吸いに行っていた(笑)

やっぱり嬉しくて興奮してたんだよね?これって。
だってホントに暇で不自由だったもん、入院中わ。
退院したら、とにかくリビングで大好きなベートーヴェンを大音量で
ぶっ通し聴きたかった♪






ダイヤモンドは砕けない(その18)

2005年09月13日 | ダイアモンドは砕けない
前回はこちら♪



24時間ずーっと点滴をしてる、ってのはとんでもなく苦痛だ。
肉体的に「痛い」のではなく、とにかく邪魔。

寝てる時は勿論、トイレやシャワーを浴びる時ですら、
点滴は外しちゃイケナイ。
これがホントーに鬱陶しい。
何処に行く場合でも点滴をぶら下げたキャスターを「ガラガラ」
させながら、動かなきゃいけない。

タバコを吸う場合、病室の8階から1階の救急用玄関を出て、
夜間緊急駐車場の脇にある喫煙所まで行かなければならない。


 ※さすがにこの扱いは酷い。冬場なんか「吹きっさらし」で
  寒いンだろうな。


ある時、そのキャスターを「ガラガラ」させながら、エレベーターで
1階に降り、エレベーターを降りようとしたら、キャスターを引っ掛けて
倒してしまった。
テーピングしてるとはいえ、さすがに2m近いキャスターがぶっ倒れれば、
腕に刺した針も抜ける訳。
点滴用の針って、凄い太いンだよね。


ビックリしたな~~~(@_@)
だって、その瞬間、血がピューピュー吹き出るンだもん。
本人もビク~リしたけど、エレベーターに乗ろうとしていた人達も
たまげていた。
子供は泣き出すし。おばさんは『あらまぁ、あらまぁ』と。
直ぐに看護婦さんが駆けつけてくれて、処置をしてくれたのだけど、
その後、タバコを吸って、8階に戻ると、ナースセンターで呼び止められた。


『Nさん、点滴抜いたんだって?(怒)』
「嫌、抜いたんぢゃなくて抜けたんですよ。つか何故に知ってるンですか??」
『それ!(と言って例の腕輪を指差す)』
「あぁ、なるほど。それで連絡が行った訳ですね。ぅーん、凄いなぁ」
『凄いなぁ、ぢゃなくて!気をつけて下さい!!(怒)それと、何度も言ってる
けど、一応万が一、って事もあるから、タバコを吸いに行く時は一声掛けて
 下さい、って言ってるぢゃないですか!』
「ずびばぜんm(__)m」


そんなこんなで、またリハビリセンターに行った。
握力を測ってみると右手は左手の半分くらいしか無い。
まだ、右腕そのものに力が入らない感じ。
「まぁ、こんなもんか」と思いつつ、先生と一緒に機械をキコキコやった。
このリハビリセンターの一角には「茶の間」や「台所」をそのまんま
再現してるコーナーがある。
「あれは何ですか?」と聞くと、リハビリの先生が
『患者さんの病気によっては日常生活を再現する必要がある場合が
あるんですよ。特に脳に重い障害が出た患者さんとか』
と説明してくれた。

よくよく廻りを見渡してみると、一生懸命歩く練習をしてる患者さんや、
車イスの使い方を練習してる人とかが居た。

改めて、自分が運が良かった事を思い知らされる。
と、同時に、もっと「感謝をする」と言う気持ちを大切にしよう、
と思った。
色々な人にお世話になったからね、今回はm(__)m

 

ダイヤモンドは砕けない(その17)

2005年09月12日 | ダイアモンドは砕けない
前回はこちら♪



火曜日の夕方、スタッフのドクターが来て、傷口のデカイ絆創膏を
取り替えてくれた。
僕 「なんか会心の一撃みたく上手くいった手術だったようですね」
先生『いや、ほんと、僕も横で観てて(上手くいったな~~)って
   驚きましたよ。』
僕 「何針縫って、ボルトは何本入ってるンですか?」
先生『えーっとね、13針で、ボルトは9本ですね』
僕 「そうですか~、でも取り出す手術、しないといけないんですよね?」
先生『うん、出来ればした方が良いですよ、やっぱり』


手術翌日はホントーに『ハイ』な1日だった。


で、次の日。
11時頃にタバコを吸いに行って、相変らず仲良くなった人達とお喋りを
楽しんだ後、点滴を「ガラガラ」させながら、病室に戻ろうとしたら、


『Nさ~ん』


ん?呼ばれたか?気のせいか。



『Nさ~ん』
『Nさ~ん』


うん?こんな所で誰が呼ぶんだ?と思い、廻りを見渡すと、
なんとMさんが奥さんと一緒に居るではないか!!

これや♪
これや♪
これ♪


「あれ、Mさん!!どうしたんですか?あぁ、奥さんの付き添いですか?」
『いや、違うンですよ。私、癌だったんですよ』
「エッ!!(@_@)」
『退院の日、胃カメラ飲んだら、胃に癌が見つかったンですよ。で、今日、
 この 病院で検査したら腸にも別の癌が見つかったンですよ~~』
「・・・・・」
『転移でなくて違う癌が2箇所に出来るのは珍しいンですって。
 でも、早期発見出来たから、ハサミでチョキン!で大丈夫らしいんですよね』
「そ、それは良かったと言うか、何と言うか・・・・・」
『Nさんは何時まで入院ですか?』
「このまま順調なら、金曜には退院出来ます」
『残念だなぁ、私、土曜から入院なんですよ!』
「残念とか言ってないで、早く元気になって下さいね!」


またもやお互い「お元気で!!」と言って別れた。


ぅーん、もう、廻りの人が癌だらけで僕の感覚も麻痺気味(笑)


しかし、「健康」って本当に大切だよね。
前にダイエットをした時、お医者様に『健康を舐めちゃいけないよ』
と言われたのを思い出す。
退院したら、スポーツジムにでも通い始めようかな??等と
考えながら病室に戻ると、メモが置いてあった。


 ~~~リハビリ室に来て下さい~~~


看護婦さんに場所を聞いて早速行ってみる。
なんか、色々な機器が置いてある場所だ。
そこで、リハビリの先生と話をして、腕を動かしてみる。
さすがに3週間近く動かさないと、動かないんだね、筋肉って。
マッサージを受けたり、機械でコキコキ動かしても、せいぜい
肩よかちょっと下までしか上がらない(涙)

先生が『まぁ、これからですよ。Nさん』と。
おっかなびっくり腕を動かしながら、病室に戻る。


あぁ、後3日で退院出来る♪ヽ(^o^)丿






ダイヤモンドは砕けない(その16)

2005年09月09日 | ダイアモンドは砕けない
前回はこちら♪



朝の6時半頃に目が覚めた。
傷口の痛みも随分収まり、とってもすがすがしい朝だった。
7月30日からの入院依頼、一番気分の良い目覚めでした(^o^)丿

ベッドから起きて良いものかどうか判らなかったので、ベッドの
横のボタンを押す。

看護婦さんが直ぐに来てくれて、『Nさん、目が覚めたんだぁ♪』と。
「起きても良いですか?」と聞くと、その前に血圧、体温、採血を
するから、との事。
血圧正常、体温まだちょっと高め、採血はワカランわな。

そんなこんなで朝食の時間になってしまった。
  ※この病院は朝食と昼食は御飯食とパン食が選べる。
   僕はパン大好きなので、この病院に来てからは、朝も昼もパン食。
   とは言え、朝はパンに合ったおかずなんだけど、昼は御飯食の
   おかずにパンだから、ミスマッチも甚だしい。
36時間振りの食事だったから、「あっ」という間に平らげた。


お膳を下げに来てくれた看護婦さんに「起きても良いか?」と
聞くと、『起きれるなら良いですよ、でもフラフラすると思うから気をつけて』
との事。
早速、起き上がってみる。
見事にフラフラしてる(笑)
点滴を2本ぶら下げた状態で「ガラガラ」させながら、歩き出してみる。
目的の場所は当然喫煙所(笑)


大体、御飯の後は喫煙所は賑わっている。
顔なじみになった人何人かとお話をする。
総合病院だから、色々な病気・怪我で入院している人が居て、
仲良くなった人は2人とも、「リンパ線癌」の人。
抗ガン剤を点滴している人達だ。
他にも癌の人が居たりして、そういった人達を見てると「不治の病」
という感覚が無くなる。
本人達もケロっとしてるし。


ぅーっむ、慣れ、というかなんというか、人間の適応能力って凄いな。


3人で「点滴ってうっとうしいですねー」と言いながらタバコを吸う。
抗生物質の点滴は木曜一杯ずっと続く。
傷口がまだ痛いけど、気分はとっても『ハイ』な状態だ♪
だって、やっと退院が現実的になってきたから。
木曜の時点で問題が無ければ、金曜には退院できる。
後、3日の我慢だ♪


わしょーい!




ダイヤモンドは砕けない(その15)

2005年09月08日 | ダイアモンドは砕けない
前回はこちら♪



21時過ぎに目が覚めると同時に手術した場所がまた痛み始めた。
さっきよか、痛みが激しい。

ベッド脇のボタンを押そうと思ったら看護婦さんが入って来た。
「さっきよかもっと痛いです」
『ぢゃあ、点滴の痛み止め、直ぐに持ってきますからね』

栄養剤、抗生物質、痛み止めの3本の点滴を受けつつ、痛みとの
闘いだった。

この時何を考えていたかと言うと、
「手術って、そのものよか、その後が大変なんだなー、」って事。
考えてみれば、手術の最中は麻酔が効いている訳で痛みも何も感じ
ないけど、その後はやっぱ痛いわな、そりゃ。
今回はボルトを9本とプレートを使って、3つに折れた鎖骨を繋いだ、
13針縫って。
手術後の事なんか想像もしなかったから、この苦痛はたまらなかった(泣)
もっと凄い手術をした人なんかどんな苦痛と闘うんだろう??(@_@)


そのうち、尿意を催してきたので、看護婦さんに告げる。
尿瓶を充ててもらい(もう、屈辱もヘッタクレも無いわ)ウンウン
言いながらなんとかオシッコを出そうとするのだが、出ない、
どーしても出ない。
痛みと尿意で何が何だか判らなくなってきたところで、看護婦さんが、
『やっぱり管を入れないとダメみたいですね』と。
「嫌、あれはもっと痛いから嫌」と駄々をこねたのだが、無常にも
看護婦さんは出て行った。


しばらくすると、当直らしい女性のドクターと担当看護婦さんともう一人の
看護婦さんが入ってきて、こう告げた。
『30秒我慢して下さい。点滴した時間から考えてもこれ以上、尿を出さない
のはマズイですから』と。


うら若き乙女な3人に無表情にオ○ン○ンをだされ、管を挿入された....。


  ~~もうね、死ぬかと思う程の苦痛でしたよ、ええ~~


傷口の痛さなんか吹っ飛ぶ程の苦痛だった。
「痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い!!」
と絶叫するが、3人は無表情だ。
しばらくすると、尿が出てくるのが自分でも判った。
と、同時に管が抜かれた。
もうね、人生で一番「ほっ」とした瞬間だった。

そんなこんなで時間を聞くと日付が変わるちょいと前だった。
点滴に更に睡眠剤を追加してもらい、更に眠剤を飲み、いつしか
眠りについた。


後から聞いた話だが、30分おきに観に来てくれた看護婦さんと会話してた
らしい。
本人は全然記憶に無いンだけど。


なんか「病院のレストランのオムライスを食べたい」と何度も何度も
繰り返していたらしい。


気がつくと朝になっていたヽ(^o^)丿


や~れやれ



ダイヤモンドは砕けない(その14)

2005年09月07日 | ダイアモンドは砕けない
前回はこちら♪



『Nさ~ん、帰ってきたよ~~』
『Nさ~ん、手術終わったよ~~』
『Nさ~ん、戻ってきたよ~~』

と言う、看護婦さんの声で麻酔から覚醒した。
廻りを見渡すと確かに自分の病室だ。

主治医の先生が『凄く綺麗に繋がったよ、骨』と言ってくれた。
時間を聴くと17時との事。
3時間で帰還した訳だ。


まだ、麻酔で半分「ボー」っとしてるのだが、直ぐに異変に気が付いた。


  オ○ン○ンが変、と言うか痛い(涙)


看護婦さんに尋ねると、尿を排出させる為に尿道に管を入れてる、との事。
「とても痛いから直ぐに取って欲しい」と懇願する僕。
『でも、そうしないと尿が溜まって体に悪いから』と看護婦さん。
「おしっこしたくなったら自分でするから。とても我慢出来ない」と僕。
『先生に聞いてくるから、待ってて下さい』と看護婦さん。

直ぐに看護婦さんが戻ってきて、
『ぢゃあ、抜きますけど、22時迄にお小水が出ない場合はまた入れますよ』
と言って、抜いてくれた。

かなり楽になった。

そのまま1時間くらいすると麻酔の効き目がかなり無くなってきたらしく、
手術した場所がガンガン痛くなってきた。
堪らずベッド脇のボタンを押すと、看護婦さんがすっ飛んで来てくれた。

「痛くてタマランです」と僕。
『痛み止めの点滴と座薬があるんだけど、今から点滴にしちゃうと、夜痛くて
大変だから、座薬にした方が良いですよ』と看護婦さん。
「ぢゃあ、座薬で」と僕。

またもや、うら若き乙女な看護婦さんに座薬を入れて貰う、と言う
屈辱を味わうのだが、この痛みの前ではそんな事は些細な事だ。


この時点で点滴は2本。
朝から打ってる栄養剤と抗生物質。
抗生物質は木曜の夜迄、ずっと打ち続ける。しかも24時間ずーっと。


熱を計ると39度くらいだった。
看護婦さんが頭用と傷口用の二つの氷枕を持ってきてくれた。

そのうち、眠ってしまったようだ。

次に目がさめたのが21時過ぎ。
これからの3時間が一番しんどかった(>_<)


やれやれ



ダイヤモンドは砕けない(その13)

2005年09月06日 | ダイアモンドは砕けない
前回はこちら♪



ストレッチャーに乗せられたまま、エレベーターで、手術室迄運ばれる。
その間に色々と質問されるのね。看護婦さんや、手術スタッフに。


『Nさ~ん、生年月日は?』
『Nさ~ん、今日は何月何日だっけ?』
『Nさ~ん、血液型は?』
『Nさ~ん、今日は何処の手術するの?』
『Nさ~ん、今から手術室に入るよ~~』


と、なんだかとにかく他にも色々質問されながら、幾つものドアを
くぐり、手術室に入っていく。
なんだか映画の主人公になった感じ♪


手術室はスタートレックの宇宙船の中みたいな雰囲気だった。
照明とか機械なんかが。
この病院は『白』と『青』を基調にしたデザインなの。
壁とかは白で扉とかは青で、って感じでね。
手術室も同じように『白』と『青』がやたら目立った。
綺麗で、物凄く清潔、と言う感想。

よっこらしょ、と手術台に乗せられる。

「綺麗でカッコ良い部屋ですねー」
「デジカメで写真に撮りたかったなー」
スタッフにそう言うと、笑っていた。


午前中に部屋に来た麻酔医師が、
『Nさ~ん、これから麻酔しますよ~』
と、口に酸素マスクみたいな物を嵌められた。


『Nさ~ん、今から眠くなりますからね~~』
『Nさ~ん、今から眠くなりますからね~~』
『Nさ~ん、今から眠くなりますからね~~』


3度その言葉を聞いた以降、意識がプッツリとなくなった。



次に意識が戻った時は既に術後で病室に戻っていた(^o^)

ダイヤモンドは砕けない(その12)

2005年09月05日 | ダイアモンドは砕けない
前回はこちら♪



手術当日は朝7時から点滴が始まった。
飲み食いが一切ダメなので、栄養補給って訳。

手術予定時間が午後2時なので、その間に「紙オムツ」と「T字帯」を
売店で買ってくるように言われた。

11時になると看護婦さんが来て、「浣腸します」との事(涙)
せめてベテランの看護婦さんならまだしも、うら若き乙女な看護婦さんに
いくら手術だ患者だ、と言われてもイイ歳した男が「浣腸」されるのは
屈辱以外の何物でもない。
10分我慢してトイレで用を済ますと、今度は主治医を含め手術スタッフが
4人来て、術式や予定時間その他の説明をしてくれた。
鎖骨が3つに分かれているので、ボルト9本で固定する、との事。
他人事のように「フンフン」と頷く僕。

主治医一団が出て行くと、今度は麻酔科の先生が2人来て、色々と質問を
された。
後、麻酔に問題(ようは事故)があった場合は後遺症がうんぬんとか、
場合によっては、肺に直接チューブを刺すだのと不安がらせる事を色々と
言われた。

  
午後1時になると点滴に軽い麻酔薬が追加される。
全身麻酔が掛かりやすくする為のもの、との事。
段々と体がダルくなっていくのが自分でもわかる。

定刻通り2時になると看護婦さんが来て準備を始める。
「紙オムツ」と「T字帯」をして、術着に着替える。
麻酔の注射を射たれ、ストレッチャーに乗せられる。

さぁ、いよいよ手術本番だ。
心なしか、ワクワクする(笑)


ダイヤモンドは砕けない(その11)

2005年09月01日 | ダイアモンドは砕けない
前回はこちら♪



今回入院して一番驚いたのは、「看護婦さん」達のその働きっぷりだ。
もう、無茶苦茶働いてる。
日勤だったり夜勤だったりはあるけど、とにかく1回の勤務で12時間は
たっぷりと働いている。
驚嘆するし、素直に尊敬しちゃうね。そのタフネスぶりには。
しかも仕事の内容は多岐に渡るのだが、とにかくテキパキと効率良く、
せっせと何でもする。
3日連続で夜勤、なんて看護婦さんも居た(@_@)


夜中だってなんだってベッドの横のスイッチを押せば直ぐに飛んできてくれる。
まさに「白衣の天使」

ホントーにそう思う。

今回、入院してお世話になった看護婦さん達全員には感謝の気持ちで一杯だ。


東海大学八王子病院の場合、朝9時と夜9時の2回、担当の看護婦さんが
入れ替わる。
その度に、前任者と引継ぎの後任者の2人で挨拶に来てくれる。
だから凄く安心も出来る。

で、この病院の入院患者は全員、腕か脚に「輪っか」を付ける決まりがある。
これは退院するまではめたままで、絶対に外しちゃいけない。
その「輪っか」にはそれぞれの患者の「名前」「生年月日」「年齢」「血液型」
「主治医」「診察券番号」「バーコード」等々が全部記載されている。
採血でもレントゲンでも点滴の交換でも何でも、とにかく何かをする時は必ず、
この「輪っか」を確認する。
勘違いや間違いによる事故を防ぐ為だって。
看護婦さんが入れ替わる時もこの「輪っか」を確認して挨拶する。
自分が商品になった気分だが、違う人の点滴なんか打たれた日にゃタマランから
これはこれで良いのかな??(@_@)


転院して2日目は簡単な検査をした。
次の日が手術なので、午後7時以降は食べるの禁止で、午後9時以降は
飲み物も禁止になった。
これが結構辛かった。
だって手術開始時間は午後2時だかんね。



やれやれ。