いいの何気の部屋

毎日何かに引かれて行動するが 海岸に打ち寄せられる波のごとく 静かに引いてゆく

介護施設見学から入居まで(短期で達成が目標となるが)

2017-08-04 19:54:03 | 生活
2017年7月24日(曇り)

母の入院から5日目、父の生活補助も少ししんどくなって来たころ。
目ぼしい施設の見学を実施しました。

入居基準外なので特別養護老人ホームは検討外
 入居対象者は、原則65歳以上の高齢者で、介護認定を「要介護3」以上で受けている方。
 2015年4月1日からは、特養の入居基準が厳格化されました。
 基本的には要介護3以上の人だけが入居可能となっている。

①一般賃貸住宅で、「24時間援助のある要介護者が暮らせる家」がある。
 一般賃貸住宅に福祉介護と有償サービスを組み合わせて、要介護高齢者が暮らせる家となっている。
 金額的に低価格ですが、介護設備が目的で建築されていないのでバリアフリーではなく、段差がある。
 常時、車椅子の高齢者には向いてない。補助具使用で歩行が可能なら、何とか生活できる。

②住宅型有料老人ホーム2ヵ所見学
 10万円~14万円でやはり国民年金(老齢基礎年金)で暮らせるなんてことはないですね。
 9割が女性のようで、見学時にワイガヤ的で父が環境に溶け込むのは厳しい感じ。
 セキュリティは確保されていて、簡単に外出できないのでそれなりに安全性はあるが人間的に窮屈感がある。
 
事前に検討していた施設への入所を20日に予定していたが、母の死亡で日程変更を余儀なくされた。
ここからが、てんやわんやのスケジュールとなしました。

病院へ駆けつけ死亡確認からスタートし
・突然の葬儀で喪主の悩み
・喪主の慌ただしさに思考が混沌とする
・市役所の届出と申請は代理人での作業は面倒なことが多い
・葬儀費用、入院費用のお金の工面で頭悩ます
・7日毎の法要と満中陰(納骨)、初月忌、百ヶ日のスケジュールはどないする。
何とか片付けて24日に引っ越しとなる。

入居契約とか一般賃貸住宅なので生活環境用品を買いそろえないといけない。
小型冷蔵庫を家電量販店で購入し車に積んで持ち帰り、10数段の階段を引きずって引き上げ室内に設置したのが一番しんどかった。
後は、ホームセンターを何度か往復し2日間で一通りそろえることが出来ました。
契約処理も終わり、入居時の代金を支払い私の役目が終了です。
翌日、名古屋に帰宅したが何か不足がないか気になることがないか不安な毎日です。

母の入院から父の転居まで、16日間のドキュメンタリーは人生で一番体も頭もフル回転した期間でした。

電話の移転もネットで申請し、工事日の調整も終わり不安だった連絡手段も確保しました。

いろんな作業を振り返りメモして来たが、今後活用できることがどれだけあるのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葬儀費用、入院費用、入居費用(一度に支払うと年金の年額をはるかに超えた)

2017-08-04 11:00:54 | 葬儀・葬祭
2017年7月21日(晴れ)

さてさて葬儀を終えると、次にお金の工面が必要です。

主な支払いが伴う費用
①葬儀費用
・葬儀社への支払い
家族葬にして規模をなるべく縮小(配偶者の意思)で実施
※総額で約80万円
・僧侶への御布施
通夜前日:枕経
葬儀の朝:祠堂金、導師御布施、御布施、非時料、念誦料
葬儀の夜(お寺参り):初七日、五七日、満中陰、五重
自宅法要:初三日、初四日、初七日、二七日、三七日、四七日、初月忌、五七日、六七日、満中陰、百ヶ日)
※総額で約68万円
・地区の組内と付合先
代非時(13軒)
※総額 1万3千円

②入院費用
・保険分
診療費合計 2,312,910円
(初・再診料、医学管理料等、手術料、検査料、画像診断料、入院料等、包括)
※半分が手術料で1,203,350円、包括の554,070円、入院料等536,020円と続きます。
後期高齢者医療保険(月額最高額44,400円)のため患者負担は44,400円
・保険外
おむつ代 1,372円、文書料 3,240円、その他(死後処置)10,800円
私費合計額 15,412円
・入院診療費
合計(支払額)59,812円

③入居費用
敷金:50,000円 家賃合計(3ヶ月):93,600円 食材費:26,700円
入居時支払合計 170,300円

お金の工面
母の預金を引き落とし支払に回す事を選択した。
(母の年金2年分を超える金額が必要)
死亡届を提出すると口座が凍結されるのは、承知の事なので葬儀社と関係のない金融機関の口座を活用することとした。
葬儀の日から、3日かけてATMの一日の引落し限度額を引き出し4日目は残額を引落し残高を0円とした。

葬儀での香典を含め収支がほぼ一致して、無事に精算が終了しました。
ほっとしました。

昨年から親の万が一のことの対策を考えて行っていたことが少し役立ちました。
・車で出かけることが出来なくなっている。
・両親は金融機関のキャッシュカードを一切作成していない。
なので、金融機関の引落がとても不便となっていた。

対策
①定期預金を普通預金に変更しキャッシュカードを作成する。
定期預金の解約し全額を普通預金(新規作成)に移行する。
代理人(同居の家族でない場合はとてもシビアになる)での手続きを行う。
※詳細は2017-05-09のブログ参照
今回のお金は、このキャッシュカードが大活躍しました。

②通帳も印鑑も無くした通帳の再発行
代理での処理は難航した。
「喪失・発見届」「再発行依頼書」を作成するのですが、通帳がないので貯蓄種類と口座番号が分からない。
これでは、依頼書が書けない。
また、同じ印鑑で定期預金が複数あるとの行員の指摘でした。
それも依頼書に記入が必要ですとの説明。
更に、通帳および印鑑を無くした状況なので口座の利用停止を掛けますとのこと。
はてさて、どうしたら再発行できるやら。
※詳細は2017-05-11のブログ参照

③普通預金のキャッシュカードを作成(①の金融機関とは別なもの)
引落しのに不便さを解消のため。
このカードは、今後活用することになる。

その他
①遺産相続手続きの事前学習
被相続人の戸籍書類一式が必要なことと、その取得方法を事前に理解していたこと。
※詳細は2017-06-13のブログ参照

②葬儀社に対する事前学習
両親に対して、葬儀場についての意向を聞き出していた。
葬儀場における葬儀の流れ等のパンフを入手していた。
※配偶者の両親が昨年、今年と連続で逝去していて、身近な経験がある。

事前にやっておいた事が、これほどタイムリーに活用できるとは思ってなかった。
突然あれやこれやと行えないので、余裕をもって行えたのはとても良かったです。

特に時間のかかる手続きが、すでに済んでいたことは良かった。

やれやれでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする