Dear Heart 癒しのカウンセリングブログ

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『死ぬほど読書』~目からウロコの読書マニュアル!

2017-10-18 | 日記
それにしても、あらためて
『死ぬほど読書』ってすごいタイトルですよね(^o^)

幻冬舎新書 『死ぬほど読書』 丹羽宇一郎


普段あまり本を読まない自分ですが
新聞の書籍広告にはなぜかよく目がいきます
この本も、そんな新聞に載ってた広告から興味を持って購入したもの


はじめに

私は先頃、新聞に載っていた読者のある投書を見て、驚きました。それは21歳の男子大学生による「読書はしないといけないものなのか?」ということを問うた内容のものでした。


本書はこのように始まります
この大学生の新聞投稿、私も実際に読んだものだったので、覚えていました

で、この問いに関する本書の著者からの答えはこう

「読む、読まないは君の自由なんだから、本なんて読まなくていいよ」

素敵

まったく、そのとおり

確か、自分もその大学生の投稿を見たとき、同じようなことを思ったのです
「なにこれ、読みたくなけりゃ読まなきゃいいじゃん。別に誰もおまえに本を読めなんて言ってねーし」
ってか、こういう投書をするあたり、結局「自分自身が『本ってやっぱり読んだほうがいいのかな』と感じてる」証拠なんじゃなかろうか、と


この本は、

『読書したほうが良いよ~(^^)』

という感覚を、その理由を
時事なども交えながらとてもわかりやすく、じわじわと教えてくれる

特に、目次のひとつ
《理解できない本は著者にも問題がある》
などの部分

私にも、きっとあなたにも経験がある(なかったらごめんなさい)

読もうと思って(買って)読み始めてみたけれど、なんだか読み進められない本

そういう本は、書いた側にも問題があるから、
無理して読まないでそこでやめてもいいよ

なんていってくれる

この著者自身、どうにも読み進められなくて読むのをやめた本はあるし、
著者の本棚は「ジャンルごとに綺麗に並べられた状態」ではなく
「読み終わったものを片っ端から並べているだけ」なのだという

確かにものすごく本好きなおじいちゃんだけど
『だから本を読めよ!』と強制してくる感じは全くない
親近感がもてる
そして、自分も本を読みたくなる


本書で一貫して述べられているのは

読書は『考える力』を養うものだということ

『考える力』は『生きる力』であるのだと


本は著者との対話だから、孤独な作業ではない
という一文にも、とても共感が持てます

そう、書店の膨大な書籍たちの中に、
悩んだときの『有用なアドバイザー』がいたりするわけで


あ、この話はまた別のブログ記事にしよ……(笑)


幻冬舎新書って初めて手にしたけど
字の大きさとか文間とかが、個人的にとても読み安くて良いなと思いました
本を選ぶ時って、そういうのもすごく大事ですよね




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