マネジメントが社会のリーダー的存在であるためには、マネジメントの基本と原則を行動の原理とし、意識して遵守し、現実に実行していかなければならない。
なぜならば、優れた社会、徳ある社会、永続する社会は、私人の徳を社会の福利の基盤としたとき、実現されるからである。
:「現代の経営」
「徳ある社会」という表現は珍しい。
人間として一番尊いものは徳である。
だが徳は教えることも習うこともできない。
自分で身につけるしかない。
:「松下幸之助 日々のことば」
徳に常師なし、善を主とするを師と為す。 「書経・咸有一徳」
徳というものには決まった先生はない。
善を主とする人を師とするのだ、という意味である。
人の性質の学ぶべき点や善行を見て、それを手本として真似するだけでも、徳は高まっていくのである。
:「四書五経 一日一言」渡部昇一編
徳を備えた人間は他の人間からの信頼や尊敬を獲得しながら、人間関係の構築や組織の運営を進めることができる。
「ウィキペディア」
マネジメントには徳が必要か?
徳がなくてもマネジメントはできるのか?
徳とは真摯さに変わるものである。
真摯さは積むことができないが、徳は積むことができる。
徳を積むことでマネジメントスキルを高めることができる。
真摯さの有無で悩んでいた問題が解決した!