今日のマコなり社長のインサイドストーリーズから
・愛とは、理屈のない感情として「この人を育てたいな。信頼できるな」と感じられるかどうかであり、愛せるならサポートを強化し、まだ愛が足りないと思うのであれば、簡単な仕事をしてもらう。
人材育成には、この人を成長させてリターンがあるのかどうかという観点が必要であり、本来得られたはずの機会損失を忘れてはならない。
・部下の意識としては、時間を割いてもらったことに対する投資対効果をきちんと出そうと努力すべきである。
・会社や仕事においてなにかを教えるという行為は見えにくいコストが発生している。そして、辞めるリスクや成長しないリスクがある。
・人の成長の9割は初速で決まるが、初速はダメでも後々グッと成長していくパターンがある。そして、後者のジャッジポイントは愛である。
【「地頭の良さ」「柔軟性」「熱意」について】
・地頭の良さは最初の段階で分かる。ここで言う地頭は、勉強ができるできないということとは少し違って、不確定変数が多い問題に対しての適応力である。
・熱意は投下時間に表れる。
・柔軟性とは、自分の意見を持ったうえで、柔軟に意見を変えることができるかどうかということ。主体性がなければ柔軟性は生まれない。柔軟性があるというのは硬さもありつつ、時々に応じて形を変えていくことができるというイメージである。
・熱意と柔軟性があるかが仕事人として愛せるかどうかのポイントなので、熱意と柔軟性がある人に対してコミットすべき。
・10人中10人が教育に対するリターンが得られるわけではない。10人中1人か2人でもリターンを得られることができれば良い。
・事業は人であり、重要なキーマンは事業の全てを変える力がある。
・単純に「一緒にいて楽しいか」「その人に愛嬌があるか」ということもすごく大事である。可愛気があるかどうかは後輩として大事な能力である。
・人それぞれ個性があるので、絶対的な魅力の出し方はない。いちばんコアにあるのは熱意と柔軟性である。