バンマスの独り言 (igakun-bass)

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世界中で最もおいしいお仕事

2013年03月04日 | スポーツ/興行
世界中には想像を超えた様々な「お仕事」が存在するのでしょうが、個人的にはこの仕事(あくまで特権的ボランティアで無給かもしれないですが)が最もおいしいお仕事なのでは?と思っています。

国際オリンピック委員会(IOC)の評価委員!

そりゃ、言葉で言えば「視察」でしょうが、実際は視察先による湯水のごとくの接待漬け。
訪問する先々で最大級の接待を受け、時には国家や地域のトップクラスの人間が彼らの顔色を伺うごとくうやうやしくもてなします。
そして彼らは何様のつもりか、優越感にどっぷりと浸かった脂っこい無礼な笑顔を撒き散らし、もったいぶったコメントで接待する側に期待を持たせ、お腹を一杯にして次の接待場所へファーストクラスで移動するんです。

どうです? これならたとえ無給でもいいじゃないですか?どうせ経費は絶対に出るんだし。

オリンピックはマフィアに例えられます。
閉鎖的に選ばれたヨーロッパ中心の人脈で構成された委員会はオリンピックの巨大な利権を手に、巨額な金を動かし多くの人を動かすのです。

今や商業主義の権化と化した感のあるオリンピック興業。

4年に一度のスポーツの祭典は確かに多くの感動を人類にもたらしてきました。

しかしその裏には多くの影もまたあるのです。

聞けば東京オリンピック招致への日本国民の支持はあっという間に上昇して今は73%の人が賛成だと言っているそうです。
僕は残りの27%の中に入る人間ですが、不思議な事に周囲の人々にそのような熱狂を感じられないでいます。

招致活動に使われる巨額のお金と実際に開催が決定した後に必要なやはり巨額な費用は、はっきり言って今の東京やわが国が差し迫って必要な出費ではないでしょう。

世の中、働いても働いてもまともに生活できない人がいっぱいいます。親が働きたくとも子供を預けられる保育施設も足りません。
医療の進歩のおかげで長生きできる(健康じゃなくても)人が増え、介護や老後に必要な施設が全く足りません。
人の心はどんどんギスギスしてきて、昔の日本じゃ考えられなかった凶悪で血も凍るような犯罪も増えてきました。

14日間のスポーツの祭典は夢のあるものなのでしょうが、それが終われば街はまた元に戻って、オリンピック関連でどさくさ紛れに一部の企業や人たちが潤っただけという結末が来るのです。

だいたいIOCあたりが大きな顔をして、さ~て次はどの国でやってやろうか、なんて視察に回るなんていったい何なんだ!という気持ちです。

裏返せば、こんなことに携わって世界中から愛の無い接待を受ける、評価委員なる人たちのおいしいお仕事にみんながうらやむわけですね。
彼らは偉いんでしょ?
みんながペコペコしてました。でっぷりと接待漬けの大きな身体で今東京の街を歩いています。

東京に関して言えば、前のバカ都知事など都民の税金をずいぶん使っていましたね。
あれだけのカネをもっと都民のために使ってほしかったですよね。だから僕は彼をバカと呼んでいます。


IOCの評価委員って世界で最高のおいしいお仕事だと思うんです。
ああ、うらやましい~~~。

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