猫と暮らそう~里親募集~

捨て猫や行き場のない猫の里親募集をしています。

またですかい

2016-12-21 14:47:27 | Weblog
先日保護した子猫3匹

風邪もひいてないし
とても元気だったので
かわいいうちに貰っていただこうと
すぐに里親募集を開始しました


ところが、ところが
お見合い後に
真菌発見


いやーーーーーーーーーん

またですか?

去年でこりごりだったのに・・・


拾ってすぐはハゲはなかったのに・・・
症状が後から出てくるんだよね



でもね

真菌になったのはちびたちのせいじゃありません

外で生まれて母猫が懸命に育ててくれて
ごはんをくれる人もいたけど
そのごはんは子猫用の
きちんとしたフードではなくて

それでも生きるために
貰えるものは何でも食べたでしょう

だけど栄養はしっかりとれなかったのです


まだ免疫の弱いちびたちは
外にいっぱいるいろんな菌に
負けてしまったのだと思います
懸命に生きようとした証なのです


決して元々体が弱いとか
欠陥があるからとかではありません
どんな子猫も小さいうちは免疫が弱いのです。

人間も一緒ですよね
大人よりも子供のほうが免疫が弱い


だけどね、真菌で死ぬことはありません
きちんと治療をすれば必ず完治する病気です
だからどんなに大変でもこの子たちを治します

こういう事言うと
「偉いね」
「すごいね」
とか言ってくれる人もいるんですが
全然すごいことではなくて
猫を飼っている飼主さんは
みーんな同じことすると思うんですよね




去年も
今年も
真菌の子猫を拾って
思うことがありました・・・




里親募集すれば可愛さに応募が殺到


すぐに里親も決まりました
(募集時点では真菌に気づけなかった

でも真菌とわかった途端にあっさりキャンセル

あんなに熱心だったのに
なんでしょう・・・


治る病気ですよ

完治するんですよ

こちらで治療するんですよ

断られたことを根にもっているわけではありません



本当にこの子たちを家族として迎えようとしていたのかな?


「治るまで待ってます」と
仰ってくださる方もいらっしゃいました




病気になった事で
本当の家族と出会えたのだと思うと皮肉ですが
虹の橋の向こうにいるこたちが
導いてくれたんだと思うことにします



これから猫をお迎えしようと考えてくださっている方へ

生きている限りどのこも病気になる可能性はいつでもあります。

それが今なのか数年後なのか時期の違いだけで。

子猫は特に体調を崩しやすいです。
見た目のかわいさだけでなく
大変なこともあることをしっかりご理解ください。
あなたにそのすべてを受け止める覚悟はありますか?

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トラちゃんの置き土産 | トップ | 募金&支援物資の御礼 »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本当ですね (ふじこえママ)
2016-12-21 18:03:33
にゃりんさんの言う通りです。猫たちは本当に可愛い、癒されます。でも病気や先に天国に行ってしまう辛さも含めてワンパックなんですよね。いいとこ取りはできないです。ペットショップで安易に洋服を買うようにペットを買ってくる、ノルマでいいことばっかり言ってペットを売りつける、なんかどうなんだろ?って思います。
3匹とも本当可愛い、早く治って良い飼い主さんに貰われるといいですね。
返信する
Unknown (ゆり)
2016-12-21 18:54:01
真菌はやっかいですものね
でも完治できますし もしうちの猫がなっても通院してなんとか治していたと思います
ただ隔離になりますが(移ると大変だし)
えいたはしっぽが剥げていましたが 真菌ではなく
ただの皮膚病で塗り薬で治ったし
しっかり治せば怖くないですものね
それよりも白血病や腫瘍のほうがしんどかったなあ
返信する
またですか?! (ぴろ)
2016-12-22 11:08:04
冬でも真菌出るんですね(>_<)

今春、うちの保護猫パレットもこの子達と同じ月齢の頃保護して、約1週間後に真菌の症状が出てしまいましたが、にゃりんさんにアドバイスをいただきながら完治して全く今では症状はありません。丈夫に育ちました。

1度は里子に出ましたが、真菌に神経質だった里親様でした。パレットに少しでもかゆがる様な仕草が見られると、”部屋の掃除を毎日欠かさずしているのになんで??”と、里親様を精神的に追い詰めてしまって結局”うちではこの子は無理”とトライアル途中で帰って来ました。
戻ってきてたときに症状が悪くなってたわけでもなかったのですが、里親様にとっては猫がグルーミングしている普段の様子だけでかゆがっていると思ってしまったみたいでした。
うちなんか掃除も小まめにしていないのにその後パレットの真菌がぶり返すこともなく他の猫たちも一緒にいますがうつることもありませんでした。
出戻ったパレットにはかわいそうでしたが、本当の家族との出会いではなかったんだなと、里親募集により慎重になりました。

子猫ちゃんたち、大したことなくすぐ治って今度は本当の家族との出会いが巡ってきますように!!
返信する
にゃんりさんへ (mofumofunyanko)
2016-12-26 17:58:54
にゃんりさんへ当ブログにお越しいただき、その上コメントまで頂いてありがとうございましたー!!

あぁ、うちにはこんなにちいさなモフモフは居ませんので癒されました❤️
あとにゃんりさんの強い意志、想いに心がきゅーっとなり、私も元気を頂きました。
病気のことは結構理解頂けないこと
勘違いされている方、けっこういらっしゃいますね。私も日々色々な方々と言葉をかわすことが多く痛感して居ます。

にゃんりさんの懸命な発信で
誤解が少しずつ溶けて
受け入れてくれる幅が広がって行くと良いですね。


ちぃ
返信する
みなさまへ (nyarin)
2016-12-27 11:08:01
コメントくださったみなさま、ありがとうございます。
一概には言えませんが、病気によっては受入が困難な場合もあると思います。
真菌に関しては確かに根治まで多少の期間を要しますし、先住猫がいれば感染のことも考えなくてはなりません。でもそれは猫風邪なども同じなんですよね。ひどい猫風邪だと失明しちゃう子もいるし、鼻づまりがずっと治らない子もいる。
元気なときだけじゃなく、具合が悪い時もそばにいるのが当然と思ってくださる里親様との出会いを探していきたいと思います!

返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事