ダメだ、押して歩こう。

チャリ・キャンプ・将棋・ハープ、あらゆる愚行とため息

天才少年と老ハンター

2017-04-25 09:36:08 | 将棋とか
●Abema TVプレゼンツ、藤井聡太、炎の七番勝負。
ここまでの5勝1敗という星、その内容にも驚いたが、最後の羽生戦は本当にとんでもなかった。
あの羽生が、なすすべなく中学生に敗れたのだ。
加藤一二三以外の中学生棋士を全員デビューから見ているが、完成度と衝撃度の点ではっきりと藤井は抜けている。
素晴らしい。
あと30年くらい生きて、こいつの全盛期ぜんぶ見たい。



●NHK杯、桐山vs飯島戦。
あんれまあ、桐山センセお久しぶりです!と言いたくなるくらい久々の登場。
しかし、齢70で予選三連勝して本戦登場すること自体凄いよね。
結果は残念だったけれども、息を弾ませ手を震わせながら、ノータイムの連続で敵陣に攻め込む様は、年老いたハンターのように美しかった。
いいものを見せていただいた。


ソフト免罪事件に揺れた将棋界だけども、悪夢を振り払うには、素晴らしいもの美しいものを積み重ねるしかない。

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