ダメだ、押して歩こう。

チャリ・キャンプ・将棋・ハープ、あらゆる愚行とため息

角頭歩の実戦

2016-11-28 12:35:03 | 将棋とか
リアル指しで角頭歩にトライ。
序盤早々の乱戦にはならず角交換振り飛車のよくある形に。

銀冠に組ませるとつまらないが、この瞬間後手はバランバランなので、行くなら今しかない。

▲8五歩△同歩▲7五歩△同銀
▲8五飛△8四銀▲8八飛△8七歩
▲同飛△7八角▲8八飛△5六角成
▲6三角△3ニ金▲9六角成△8五歩
で下図。

馬を作りあって先手歩損。
しかし8四の銀の位置が悪いのではないか、ならば・・・

▲6七銀△5五馬▲5七金△3五歩
▲4六金△4四馬▲5八飛
で下図。

このあとこちらは馬を7八に引き、後手は遊びそうな銀を力技で中央に使い大激戦。
揉みあいに揉みあい最後はトン死筋を看破して、なんとか制勝。
そら簡単なわけないのよね。





後手番 角頭歩戦法研究〜その2〜

2016-11-19 10:54:11 | 将棋とか
補足ってほどでもないのだけれど。

初手から、
▲7六歩△3四歩▲2六歩△2四歩
▲6八玉△5四歩▲2五歩△同歩
▲同飛△2四歩▲2八飛△8八角成
▲同銀△2ニ飛▲5三角△2五歩
で下図。

後手最終手△2五歩は2六への馬作りを消しているので、ならばと左側へ馬を作ると飛車先から攻め込まれた(その1参照)。
だから、なにがなんでも馬は右側に作りたいんだい!
となると、こういう手だってある。
▲1六歩

1七に成ろうというわけだすな。
さあさあ、後手番を持ってどうするお立ち会い!
無条件で馬作りは許せない、かといって△4四角は▲同角成△同歩▲4三角があるぞい!
と、盛り上げてみましたが、アホみたいに簡単な解決策がありました。

△4ニ銀▲1七角成△4四角
で下図。

いやー、普通だった。
わざわざ書くことなかったかな。


あ、ところで。
ネットやら道場やらでこの戦法を指していると、5手目▲6八玉では▲4八銀としてくるケースがやたらと多い。

この型から△5四歩▲2五歩とされると、6八玉型とは違った変化になり、ミスると一発で負ける。
それはまた今度。

こんなの、ウォーズ三段のヘボ頭でわざわざ考えなくても、ソフトに入れたら一発なんだろうなー。
でもね、それじゃ全然楽しくないじゃないかい、お立ち会い。


後手番 角頭歩戦法研究〜その1〜

2016-11-18 19:25:44 | 将棋とか
後手番での角頭歩戦法が面白いのでゴニョゴニョと研究などしてみる。

▲7六歩△3四歩▲2六歩△2四歩で下図

ここでいきなり▲2五歩と仕掛けるのは、角交換からの△3三桂で後手やれる、というのは常識らしい。

そこで△2四歩に対して▲6八玉が主流らしく、
さらにそれに対する△5六歩が新しい手のようだ。

ここから穏やかに進めば後手は角交換から一手で向かい飛車にできて文句はない。
では△5六歩に対していきなり▲2五歩と仕掛けるとどうなるか?が本日の研究。
これがなかなか面白い。

▲2五歩△同歩▲同飛△2四歩

△2四歩がアホみたいなテイストでオシャレ。
これを取ると角交換から△3三角の飛車銀両取りをくらうので飛車を引く。

▲2八飛△8八角成▲同銀△2ニ飛

後手は角交換から待望のダイレクト向かい飛車に。
さて、ここで改めて図を見てみると、2六にあった先手の歩が消えている。
ということは!

▲5三角

これで馬が作れそうだ!
しかし・・・

△2五歩

こう飛車先を伸ばされると、次に△4ニ角と合わされ馬が作れなくなってしまう。
となると勢い左側に馬を作るが・・・

▲8六角成△2六歩▲3八銀△4五角

まで、先手ぶっ嵌り。


もちろん最初から△5四歩に飛車先を交換しなければ、あるいは▲5三角と打ち込まなければこうはならないんだけどね。
でも、面白いでしょ?


炊飯水滸伝〜その6・勝負〜

2016-11-14 15:47:20 | キャンプとかチャリ
神奈川県小田原市根府川、なみのこ村でキャンプ。
参加はK夫妻とGと俺。

干物を焼いたり美味いチゲスープをすすったりしながら、やたらと酒をくらう。
ついでにストゥージーズとかセンチメンタル出刃庖丁とかも聴く。
なにやってんだ。

場が温まってきたので、共に炊飯道を生きるGと勝負。

K夫妻に試食してもらいどちらが美味いか判定。
結果は2対0で完敗。

悔しさのあまり月に向かって吠える。
炊飯の旅に終わりはない。

翌朝。
例によって二日酔い。

Gのスーパーバイクパッキングシステム。
なんだか良い。

干物買って帰ろう。