ダメだ、押して歩こう。

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後手番 角頭歩戦法研究〜その2〜

2016-11-19 10:54:11 | 将棋とか
補足ってほどでもないのだけれど。

初手から、
▲7六歩△3四歩▲2六歩△2四歩
▲6八玉△5四歩▲2五歩△同歩
▲同飛△2四歩▲2八飛△8八角成
▲同銀△2ニ飛▲5三角△2五歩
で下図。

後手最終手△2五歩は2六への馬作りを消しているので、ならばと左側へ馬を作ると飛車先から攻め込まれた(その1参照)。
だから、なにがなんでも馬は右側に作りたいんだい!
となると、こういう手だってある。
▲1六歩

1七に成ろうというわけだすな。
さあさあ、後手番を持ってどうするお立ち会い!
無条件で馬作りは許せない、かといって△4四角は▲同角成△同歩▲4三角があるぞい!
と、盛り上げてみましたが、アホみたいに簡単な解決策がありました。

△4ニ銀▲1七角成△4四角
で下図。

いやー、普通だった。
わざわざ書くことなかったかな。


あ、ところで。
ネットやら道場やらでこの戦法を指していると、5手目▲6八玉では▲4八銀としてくるケースがやたらと多い。

この型から△5四歩▲2五歩とされると、6八玉型とは違った変化になり、ミスると一発で負ける。
それはまた今度。

こんなの、ウォーズ三段のヘボ頭でわざわざ考えなくても、ソフトに入れたら一発なんだろうなー。
でもね、それじゃ全然楽しくないじゃないかい、お立ち会い。


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