「人間って、死ぬもんなんだよね……」

私が明日、死ぬとわかったら「自分にも相手にも優しくなる」
人間は、いつ死ぬかわからないんだ…みんなに優しくしよう。

自分に満足している人は 他人をけなしたりしない

2013-05-02 23:08:21 | 温故知新




【自分に満足している人は 他人をけなしたりしない】
(クジャクとツル) P.37-38

「クジャクがツルに『私の羽の色は あざやかだけど、お前の羽は 美しくないね』と言って バカにしました。
ツルは
『私は 空高く飛べるけど、あなたは 地面を歩いているだけだ』と 言い返しました」



このように 言い争っているときは どちらも幸せではない。

相手の 足りないところを けなすときは、その人の心が 満たされていないときである。


甘い おまんじゅうを 食べている人が、塩せんべいを 食べている人を見て、
「そんな塩っからいものを食べて どこがいいの?」と言ったときは、塩せんべいが気になっているときである。

甘いおまんじゅうを食べて 満足している人は、塩せんべいを 食べている人を けなさない。



だいたい 自分の 欠点を認めれば、それを おぎなう人が その人の周りに集まる。
そして いろいろなことが うまくいく。

その欠点を 認めないと、その人と 同じ種類の人が周りに集まる。
それは 端(ハタ) から見ていて 何ともみっともない集団である。


自分の欠点を 認めない人は、その欠点が 自分にないと思って(否定して) くれる人を 好きになる。
そして そういう人は、たいていその欠点のある人を 利用しようとしている人である。



ところで、もしツルが クジャクのような美しい羽で 空を飛んだら たちまち狙われて撃たれる。
クジャクは ツルの羽を バカにするが、これが ツルを守っているのである。

人が 自分の何かを バカにしたら、それが 自分の長所であり、それこそが 自分を守っていると 気づくことである。


(おわり)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿