「人間って、死ぬもんなんだよね……」

私が明日、死ぬとわかったら「自分にも相手にも優しくなる」
人間は、いつ死ぬかわからないんだ…みんなに優しくしよう。

(もっと!もっと!と)「なんでも欲しがっていると すべてを失う」 03

2013-05-02 20:00:42 | 温故知新




(…できる範囲で自分の力を出す人。 それが 心理的に健康な人である。)

心理的に健康な人は 水泳をしても満足している。
それで
「ええ、プールで? 海で泳げなくちゃ 世間では 認められないわよ」と言われても、心理的に健康な人は、今まで 生きてきた人生を 自分が認めている。

どんな人生でも 自分が満足している。


「もっと ちょうだい」と いつも思っている人は 自分自身の 世界観を変えなければ、
「もっと もっと」で 自分の首をしめてしまう。


大事なことは いま自分が これで幸せなのだ と思うかどうかである。

いま この幸せで 平凡な毎日が 自分自身の力であって、いままでの 生きてきた証(アカシ) だと思うこと。

この人生が 最後に幸せに つながっている道だ と信頼することで 不満は消える。

そうすれば、飼っている メンドリを殺したりしない。


心の 空洞が埋まらない。

そこで 名誉が欲しい。

空洞が 大きければ大きいほど、大きな 名誉が欲しい。


同じ名誉を得ても、生きる支えのない人は、もっともっと 名誉が必要になる。

同じ名誉でも、生きる支え として名誉が欲しい人と、すでに 生きる支えがある人が 名誉を求めるのとはちがう。


同じ地位に いても一人は満足し、もう一人は「もっと、もっと」と 焦る。

心の支えを 持っている人と 持っていない人では、地位の持つ意味が ちがう。

心の支えを 持っていない人は、より高い地位で 少しでも 心の支えを強化しようとしているのである。

だから「もっと もっと」になる。


(おわり)


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