意凍ism ~イコオル・イズム~

個人的な日記のようなメモと、H20で大殺界を抜けた土星人(+)としての生き様を、気楽に書き連ねていこうと思います。

プライド無差別級グランプリ TV観戦記

2006年05月07日 01時08分10秒 | プロレス
(1)ハントvs“TK”高坂
…引退をかけた高坂の精神力に感銘。得意のグラウンドをあえて避けたかのようなファイト。決してあきらめないファイト。最後かもしれないんだから、得意のグラウンドに持っていけば、と思ったけど、多分本人はそんな風には考えていなかったんだろう。一ファン、しかもどっちかというと普通のプロレスファンでさえ涙が出そうになるんだから、一緒に練習したりした付き合いのある人は号泣もんだろう。“世界のTK”お疲れ様でした。

(2)藤田vsトンプソン
…トンプソンがゴングと同時にダッシュしなかっただけで会場が沸くなんてなかなかの千両役者。しかし、レベルを上げるためにそういう個性が失われてしまうのは、ちと寂しい。結果、凄まじい殴り合いで藤田が殴り勝ち。一番のショッキングシーンは、やはりカメラに血が飛び散ったところだろう。しかし藤田の決め手は、所詮ラッキーパンチ。日本人の砦として頑張って欲しいけど、ブランクも合わせて不安です。ヒョードル超えに一番近付いた男として、期待してます。

(3)ミルコvs美野輪
…美野輪はここまでたどり着いたことが全て。その価値は大きな歓声を送ったファンが知っています。注目すべきはミルコのパンチの正確さ。ほとんどが確実に顔面にヒットしていた。やはり、打倒ヒョードルに一番近いのはこの男が。

(4)ノゲイラvsズール…小池栄子も漏らしていたが「きれい」の一言。高坂、藤田とグラウンドでもやもやした試合があったので、ここはすっきり。個人的にはヒョードルの戦い方よりノゲイラの戦い方が美しくて好きです。

(5)バーネットvsアレキサンダー
…アレキサンダーって固い打撃だな、ていう印象。確かに強い。バーネットが巧いレスラーだけに余計に際立つ。バーネットのプロレスラーとしてのスタミナ、総合力が勝りましたね。

(6)オーフレイムvsヴェヴドゥム
…えーっと、ブラジルの方の名前は携帯で打つのは面倒臭い、というのが感想。

(7)吉田秀彦(柔道)vs西島洋介(ボクシング)
…西島洋介山の“山”は取れてたんですね。どうしても総合格闘技を語るにはバックボーンは外せないが、この試合は文字通りの異種格闘技戦。ゴング直後の対峙する姿を見て、本当に異種格闘技戦の思いを強くした。レスリングは慣れかもしれないが中間的だけど、柔道とボクシングが交わるのは、かなり新鮮。ま、この試合の結果はもちろん柔道とボクシングのどちらが強いではなく、プライドの経験の差。西島のパンチは相当早かった。まだまだ伸び白はある。

○さてさて、かなり濃い8人となり、準決勝が楽しみです。

(おまけ)DEEP“KID”vs宮田
…ま、結果は衝撃的だし、納得のもの。KIDのスター性を再確認。あと、宮田はかなり期待している好きなファイターなので、勝つまでもいかなくても良い試合を見たかったのに残念。



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