今日先行して高校受験した生徒が来てくれました。今日がその発表日です。・・・
「受かったよ~!」・・・
「えっ!やったなー!おめでとう!」・・・
彼は遠く離れた鹿児島の高校を受験しました。彼の夢を実現する為です。・・・
中2から来てくれて、なかなか成績が上がらず少しずつ上がり始めていましたが、学校でのトラブルや家庭でのトラブルが続いて登校拒否にもなりました。・・・
彼は、この辺のみんなと同じ高校へ行く事をためらい、とにかく遠くへ行きたかった。そして新たな世界で自分自身を試してみたかったのです。初めはお母さま方も大反対し、ただ単に高校受験から逃げているだけか?とも言われ、自分の気持ちを理解しようとしない両親に対し不信感を抱いていました。しばらくは昼からうちの教室で受験勉強もしていました。その内学校へは行けるようになりましたが、別室での授業を希望し頑なに教室での授業を受けようとはしなかった。・・・
「Hero's の塾長しか僕の気持ちを理解出けへんねん!」と、お母さんを怒鳴りつけたそうです。・・・
彼がたぶん、一番理解してほしかったのはご両親だったのでしょう。・・・
お母さまにも再三連絡もし、またご連絡も頂いてようやくこの高校へ行かせる事で同意いただけました。・・・
その後もいくつか問題も発生しましたが、今日ようやくすべてが終わり、そして新たなスタートが切れそうです。・・・
「よかったな!これで大手を振って学校へ行けるな!」・・・
彼は満面な笑顔で、「はいっ!」と言ってくれました。・・・
もうなんのストレスもなく学校へ行けるのです。一日も早く卒業し、希望がいっぱい詰まったその高校へ行きたいのだそうです。・・・
中学3年間の嫌な事は全て、単なる思い出に過ぎなくなりました。一つ階段を上に登ったようです。その一段は、とんでもなく価値のある一段です。・・・
彼の人生の中のたくさんのクライマックスシーンの中の小さな一つに、我々が一緒にいられた事をこころから誇りに思います。・・・
「おめでとう!」・・・
吉報をありがとう。・・・
本年度、高校受験「合格」第一号!・・・
帰って一人祝杯上げよぉ~ット!・・・
明日に、期待!・・・(やったぁ~!)