今日は、腰の痛みに堪えながらの仕事になりました。・・・なかなか良くならず、ジワジワと痛みが広がります。・・・その内薬も効いてくだろうと思っていたが、すっきりするところまでは回復できない。・・・それでも昨日よりはましかもしれない。・・・
4月も終わりに近づいて、もういい加減に「年間行事日程」をホームページにアップしているだろうとネットを見ていた。・・・
近くのうちのメイン中学校のHPである。・・・他の中学校はすでに変わっている所もある。学校の生徒には日程表を渡しているのでHPもそろそろかと思っていたが、これがなかなかアップしない。比較的こういう事には疎いようだ。・・・よくある「公務員的」考えですな~。・・・
教室では、これからテスト対策や実力テスト対策、各行事を知らないと子供たちのカリキュラムが組めない。休みの加減もある。・・・直接うちの生徒たちに聞けばいいが、答えが曖昧な場合が多い。・・・子供たちにとっては、年間予定なんて気にならないのだ。ましてや、テスト日なんて見たくもない。そう云うものですね~。・・・
先日の教室の会合で、やはりこういう場合は直接中学校へ問合せすればいいと教えてもらった。・・・「そうか!」・・・簡単に教えてくれんだ~。・・・
という事で、電話しました。・・・これでも我が子三人が卒業した。「卒業生の父兄」なのだ。それなりの対応をしてくれるだろう。・・・と、考えていた私が甘かった。・・・
電話すると・・・「わたしでは判断が出来ませんので、校長につなぎます~」・・・???・・・校長?・・・あらそぉ~・・・
こういう「年間行事予定」と言うのは、通っている生徒以外には「守秘義務」でもあるのだろうか?・・・知られて問題があるのだろうか?HPも簡単にアップしないのはそういう事だろうか?・・・学校側として、公にしない方が良いのだろうか?・・・とにかく、校長先生が電話に出た。・・・
「もしもしどういう事ですか?」・・・はぁ~?・・・私はただHPにアップされてないから行事予定を知りたかっただけなのに~。ましてや、子供たちの為にやってるのに~。なんという言われ方!・・・
それでも、理由を話した。・・・「取りに来るんなら渡しますよ」・・・またまた、はぁ~?・・・
しかし、これはうちにとっては良いチャンスかもしれません。・・・近いうちに学校へ顔を出したかったのだ。しかも直接校長先生に会える。・・・これは良い!・・・
「ありがとうございます!今から伺っても良いですか?」・・・「良いですよ」・・・「すぐ伺います!」・・・
急いで支度して出かけた。ここから、5分です。・・・
学校に着いて校長室へ向かう。・・・途中分からず、挨拶してくれた生徒に聞いてみる。・・・「あそこを曲がって~」・・・ハイハイ、ありがとう!・・・
校長室の表札が目に入った。しかし、ドアに鍵が掛かってる。・・・???・・・隣の職員室を開けて、「すみません!先ほど連絡したものです。校長先生にお会いしたいのですが~」・・・
「そちらからどうぞ!」・・・ハイハイ~・・・
さっきのドアに周って開けようとしても鍵がかかったまま。・・・???・・・中から「ガチャ」と音がしてようやく開いた。・・・「今、電話中です。」・・・校長先生は電話中です。白髪の小柄な、結構なお年寄りです。・・・身なりはきっちりしています。よさそうなスーツを着ています。私が来ているような「二束三文」ではありません。・・・
「わからん?続けて調べてくれ!」・・・そう聞こえました。・・・
電話が終わったので、「申し訳ありません!わたくし、こう言うものです~」と名刺を差し出した。・・・私の名前を見ていぶかしげだったので、「私は地元の人間です。」と不安を消そうと思ってとっさに出た。・・・「地元?」・・・こんな名前は知らんと言わんばかりの返答でした。・・・「母親は、近くの西本町です」・・・「西本町?」・・・こんな名前はない!と言わんばかり。・・・
どうやら、電話で探りを入れていたのでしょう?・・・でもなぜ?・・・私はどこかの犯罪者と間違われてるのか?・・・一応「年間行事予定表」を預かり、それでも疑われているのは嫌なので、入塾案内とチラシを渡した。卒業生の父兄ですとも言いたかったのだが、そこへまた電話が鳴った。・・・忙しそうなので、挨拶をしてそそくさと部屋を出た。・・・出る時に校長先生に向かって頭を下げた。・・・その時の彼の目は何だか、何らかの疑いを持っていた。・・・私は、子供たちの学力を上げたいだけなのに?・・・
保守的で、疑い深く、決して新しい事には目もくれないし、自分たちが今まで何十年も守り続けて来たものを今後も守り続ける。他の意見には耳も傾けないし、ましてや若いもんのいう事は拒否する。・・・そんな感じがしました。・・・全ては分からないが、そんな感じがしました。・・・
それが正しいなら、こういう学校に頑張ろうと赴任した新人教師は潰されるんでしょうね。・・・うちの教諭見習いたちには決して負けないように指導して行きたいものです。・・・
今や、HPくらい何処でもすぐアップしますよ。それが今の信頼になるんです。そういう時代なんです。それさえ拒否しているらしい。・・・「そっちの方(HP)には力を入れてないんです!」・・・だそうです。・・・時代錯誤もここまで来てます。・・・今から少なくても20年前ならそう言う言葉も良く聞いたが、最近は反対にやる気がない所だと思われます。・・・
「義務教育のガラパゴス化」・・・全てがそうでしょうね、きっと!・・・学習の事も・・・
世の中は、絶えず変わって行きます。少子化で子供達一人ひとりへの期待が高まっている中、昭和の良き時代の指導方法だけで、しかも保守的に何十年も情報を入れず、それまでの指導方法をかたくなに守っている。・・・集団授業が崩壊しかかっている事を、見て見ぬふりをし続ける。自分たちを守るために・・・
一体誰の為の学校なんだろう?・・・所詮、子供たちにとって「中学」と言うのは単なる通過点でしかないのだろうか?・・・なんとなく、ここでは「あれはだめ!これはだめ!」という否定しかしないような感じがした。・・・否定だけでは、何も生まれない。・・・
多くは話しませんが、これが今の教育現場ですか?・・・決して前向きではない。・・・
ほんの数分のやり取りでしたが、何も得る事がなかった。・・・実はもっと期待していたのだが・・・やる気がある学校は、こんな事はありません。所詮、田舎の小さな中学です。でも、我が子供たちが出た学校です。お母んが出た学校です。・・・もっと、もっと頑張ってほしい。そういう願いです。・・・それでも生徒数900人なんですけど~・・・
我らが中学に、今後も期待します。・・・
まあ~我が教室もまだまだ知名度が低いですから、「何者だ~?」ってかまえたんでしょうね。・・・今に見ていてください!必ず、中学校側から連絡してこさせてやる!・・・
子供たちの事を真剣に何処まで考えてやれるか?・・・決してこの学校にも負けません!少なくても今のこの学校にはね・・・見ていてください!きっと!・・・
もう、「学校さまさま」の時代は終わってるんですよ~。・・・上から目線は終わらせた方が良い。・・・
私は、負けませんよ~。・・・成績が低い生徒の底上げを出来ずに、そのまま見過ごすしかない教育の現場なら、その辺の塾と変わらない。出来ないものは排除する、知らんふりをする、父兄には良い顔をして、揚句には責任を子供と親に押し付ける。・・・
文句があるんなら、全生徒の成績を上げて見ろ!・・・義務教育の責任者としてね・・・
私は、期待しています!・・・学校に!・・・がんばれ~。・・・
明日に、期待!・・・
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