XR1200に「レムスの2in1」と「K&Nの純正交換タイプハイフローエアクリーナー」
一国では定番の組み合わせとなっています。
この仕様はインジェクションチューニングしないとオイシイところがオイシクないんです。
ハーレーの中でも1・2を争う折角のハイスペックなエンジンが
日本仕様になるとイマイチに・・・
インジェクションチューニングで本来の性能を取り戻しました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/a1/0b6cc5ef24d3d8a73ba970d223f277c5.jpg)
今回チューニングした車輌
2010年式 XR1200X
排気量:1200cc
入庫時走行距離:4722km
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/19/995214c13e8e913e5235f2b87ea5b19d.jpg)
車輌の吸排気カスタム状況
マフラー:REMUS POWER CORN FULL SYSTEM
エアクリーナー:K&N Replacement Air Filters
補足事項:吸気フラップは取り外してあります。
使用デバイスはディレクトリンクです。
ご依頼事項
・基本的にはお任せで。
・アイドリング時の回転数は1000RPM。
・最高速、最大トルクを重視したセッティングで。
結果は↓↓↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/fb/b4018792ca597fd670667447ea775cd9.jpg)
メイングラフの線は
「赤→マフラー・エアクリーナー交換のみ」
「青→マフラー・エアクリーナー交換+チューニング後」
になります。(ノーマルがありません。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/0d/d8bfda879bc0ee9f1078939a4f346c1b.jpg)
今回はこの数値での差はあまり出ていません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/4b/aea65c82487843ee8e2c5d87eb576104.jpg)
上のグラフの3000RPM辺りに注目していただくと
馬力とトルクの谷の部分が 大きく改善されているのが分かります。
その部分の差を見ると
馬力で22.23PS
トルクで5.249kg-m
マフラー・エアクリーナー交換だけの場合一番オイシイ3000RPM近辺が酷いことになってたんですね。
今回はそこの部分がバッチリ改善されました!
XR1200ほどスロットルレスポンスと吹け上がりが良い車輌の場合は
2500RPMから下の回転数ってあんまり使わないかなって思います。
攻めてるときは3500RPMから下すらほとんど使わないでしょう。
そういう走り方が無理なく普通にできる唯一のハーレーだったりします。
素材として抜群なのに規制で台無しになってる車輌だったりもします。
折角の素材なので活かしてあげると楽しいバイクになりますよ!
興味のある方はぜひ一度ご相談ください。