ppm兄ぃが火の鳥を登ったぜ！

　ppm兄ぃと二子だぜ。take兄ぃとＵ子姉ぇも来る。今日はなんてったって天気が良い。しかも平日なので周りを気にせずに登れるぜ。はっはは。

　ということで、岩場に着いてみると・・・あらら？いつもの平日と違うじゃないの？すでにtake兄ぃ達も入れて１０名ほどのクライマーが・・・。さらに来るわ、来るわ。合計約２０名強。おいおい、平日火曜日だぜ～！っということで、マッタリと登るもくろみは崩れ去ったのであった。

　おれとＵ子姉ぇはS.V.P、ppm兄ぃは火の鳥、take兄ぃは任侠道へトライだぜ。

　おれの今日の戦略はＵ子姉ぇに先に登ってもらい、そのムーブを盗み、サクッと登っちゃうっていう作戦だったが、ppm兄ぃがＵ子姉ぇにバラしてしまった。ったくppm兄ぃはおしゃべりなんだから。え？どちらにしても登れなかったじゃないかって？はっはは、はっはは、はっはは・・・(T_T)

　３便出して登れず。あ～落ちた、落ちた。よく落ちたぜ。ふふんっ。ひょっとしたら、あんなに墜落距離が長いのは初めてかもしれないぜ。まぁ度胸はほんのちょっとだけ付いたかもしれないけどな。３便目でＵ子姉ぇの合理的な核心ムーブを体験することができたぜ。確かに素晴らしいムーブで目から鱗だぜ。もらった。Ｕ子師匠、ありがとうだぜ。

　でも今日はなんてったってppm兄ぃの火の鳥だぜ。３月１日に来たときには、本当に惜しかった。今日は背水の陣だな。しかし火の鳥にはクイックドローが掛かっていなかったぜ。
　それでも兄ぃの１便目は掛けながら登り、下部を突破してしまった。そして最後のヌンチャクを掛けてクリップ、レスト。こりゃ行けるぜ！ガンバ！ガンバ！
　ニーバーでレストしていて「足がパンプする～。」との兄ぃの叫びとともに核心へ突入。えぇ～、ちょっと早いんじゃないの～。ガバコルネそして浅い穴でムーブが止まっちまった・・・。２便目もまったく同じところで失敗。残念。

　午後５時、３便目。まだ明るいのだが、これが今日最後のトライになる。本当の背水の陣だぜ。
　しかし兄ぃのムーブには躍動感がない。何だか疲れているように見えたぜ。足をプルプルさせながらも大穴へ到着そしてレスト。さて核心に突入だぜ。おぉ！悪いコルネを取った！ガンバ！ガンバ！で、でもムーブが一瞬止まった。だ、大丈夫か～！落ちてくるのかと思って一瞬おれも身構えた。するとゆっくりとムーブを起こしてポケットへ。や、や、やった～。おめでとうだぜ！最後の部分は気迫がみなぎっていたぜ。Ｕ子姉ぇの「おめでとう～！」という声が下から聞こえた。
　
　　　　　　ppm兄ぃ、ついに火の鳥RP！


　　　　　　任侠道のtake兄ぃ