迷悟在己

痴呆寸前が巷間を漂いながら日々の雑感を書きます

ちかごろカエルを見なくなった

2019-06-30 02:22:21 | 日記


そういえば、ちかごろカエルの鳴き声がしなくなった。
私が当地へ来たころ、40年以上も前になるけれども、雨の日、玄関に入ると漬け物石のような大きなカエルが鎮座していてビックリした記憶がある。
雨の前にはアマガエルが一斉に泣き出して、夜などはやかましくてなかなか寝れないということもあった。
アマガエルの声と一緒に時折 ガオ ガオ と、ひときわ大きな泣き声がするのは牛ガエルで、玄関にいた漬け物石の正体だ。
食料用に北米から持ち込まれたと記憶してる。
あんなに大きいのだから、ぴょんぴょん飛び回る足だって太くって美味しいに決まってる。
牛ガエルがいなくなったのも、食べちゃった からではない。
水呑百姓が近所のパチンコ屋で遊ぶ時間を作るために農薬を撒いたり、楽をしようと除草剤を撒き散らしたりしている所為だ。
ためしに雨の日にパチンコ屋を覗いてみればよろしい、大体百姓と、土建屋です。
江戸時代から身分は士分の次で、しかも天下国家のことなど考えることもなく、気楽な商売だったわけで、農薬がどれほど健康を害するかなどということは考えもしません。
百姓御用達の店に行ってごらんなさい、例の悪魔企業モンサントのラウンドアップなる農薬がびっしり並んでます。
これを生意気に最近ではラジコンヘリなど使って撒いています。
カエルはみな死んでしまったのですね。カエルだけではない、トンボも蝶もほとんど見かけなくなりました。
あるいはミツバチも。
私が子供のころは刈り取りが終わった田んぼに行くと、夥しい数のトンボが飛んでました。バッタなども。
それですから、秋にはちろちろと鳴く虫の類もいなくなりました。
虫どころではない。われわれ日本人は絶滅の方向に向かってるのですね。



画像は我が家の庭にいるカエルどす