天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

三色躑躅

2019-04-25 15:42:49 | 日記

春は桜が花形やけど、主人公が退場した後の脇役も色とりどりの個性があって魅力的や。一本の木に白、赤、ピンクと3色もの花を着ける花桃が艶やかで、人目を惹きつけるけど、ツツジにも3色咲きがあったのを発見して、散歩の途次、暫し見惚れた。
道端や植え込みで見掛ける野良猫が、次の日から出くわすことがなくなり、何処で食べ物を獲り、生き延びているのか心配になるように、人間は社会が助け合いながら生活していかなければ安穏に暮らしていけないのに、今の世の中は社会の果実を一部の者がむさぼる方向にひた走っているように見え、バラ線で官邸を囲うような政治を是正してもらいたい。忖度は犯罪でないと辞め検がほざいているようやけど、国民はあほやないから誰も刑法犯と言っているわけでなく、司法や行政の不作為行為による政治犯の疑いがあると指摘しているだけや。東京・池袋暴走事件のように、経産省関係者なら不逮捕特権があるような、霧に包まれた取り扱いはご免蒙りたい。
NHKラジオ英会話のテーマは今週も前置詞。たまに嬉しいセリフがある。ここんとこ寝坊して、録音を聞くのはまだ火曜日分のレッスン17、『at』の勉強をしている。唐突に Life begins at 60. なんて例文が出てきて、元気が出た。at the terminal station に近づいているわけではなかったんや。しかし、最後の英作文で、「図書館の入り口で会おうよ」というのを、Let's meet at the entrance of the library. と回答を用意していたら、全然違った。先生のお奨め解答は、 Meet me at the entrance 『to』 the library. であった。えッ、to と来るかあ、とたまげた。前置詞がテーマなのに、to の説明は to the end までスルーだった。説明する必要もないくらい当たり前のことなのだろうが、自分の感覚にはすんなり入ってこなかった。門構えのある入り口でも、道路に面していて自動ガラスドアがさっと開く入り口でも、同じ to なんやろか。日本の長屋住まいなら of でもいいような気がするけど...

花桃も 躑躅も三色 品により
扱ひ違へ 御目に懸けたり

ツツジ

三色躑躅


牡丹

2019-04-24 14:00:42 | 日記

小出義雄さんが亡くならはったんか。ついこの間、指導者を引退したという記事が出て、まだマラソン監督なら走り続けんとアカンやろと思うてたけど、そんなに体調が悪かったとは、、合掌。マラソンと言えば、男ではいだてんより、瀬古利彦か中山竹通に、宗猛、茂兄弟、谷口浩美くらいが頭に浮かび、指導者として記憶に残るのは小出監督だけやった。頭の記録は2時間8分前後で止まっていたけど、今や日本人でも2時間5分台を出すまでに、時代は走り過ぎてたんやなあ。モスクワ五輪以来、歯車が狂ったままやったけど、女子では楽しみを持たせてくれたのは小出さんのお陰ともいえる。東京五輪を見ずに、とは淋しい。
テロ対策設備が未整備な原発は運転停止というのは当たり前やろ。スリランカみたいな惨い事件が、コンピューター監視社会の厳重な警備を掻い潜って、絶滅できていない。目には目の狂信徒がどこに潜んでいるか、またアメリカの弟分として何時とばっちりを受けるか分からない上に、国際情勢次第では北朝鮮の核ミサイルが飛来暴発する懸念も残っており、防テロ設備の有無どころか、狙いやすい海岸線上の原発自体が危険極まりないで。
ゴールデン・ウィークの雑踏に巻き込まれないよう、早めに牡丹園に出掛けた。花の命は微妙で、毎年飽きずに大連休のさ中に見に行って、ちょっと盛りを過ぎたかなと毎度反省したのを活かして前倒ししたら、今年はほぼ当たりだった。当然、昼めしも牡丹餅にした。いつもは小豆やけど、きょうは趣向を凝らしてずんだにしたら、これも当たりだった。

いづれ取る ずんだかあづき 迷ふとも
牡丹の花は 迷ふ色なし


金週

2019-04-23 13:53:19 | 日記
先週土曜日に皇居一般参賀の前祝いに娘宅でご馳走になり、注がれるまま出されるままに呑み切ったら、帰りはふらふらとなり正体を失い、翌日1日死人同然やった。今月は10日の元同僚との飲み会に続き、酷い二日酔いを2度も繰り返した。年甲斐もない失態に深く反省した。悲惨な運転過失死傷を起こさない前に免許返上をする必要はあるけれど、それより飲酒返上が先かなとも思う。何事も出処進退と一瞬の気構えが出来なくなったら、人間を辞めた方がエエけど、生命はしぶといもんなあ。時空のゆがみとか相対性理論も重要やろけど、この辺の歪みの解析の方が人類の知恵向上にもっと役立つんやないやろか。日々のニュースで知る悲惨な死より、愛猫の死の方が、ショックが計り知れなく大きい、心理的作用の素粒子レベルとまで行かなくても、DNAレベルの説明はどういう風なんやろ。それが解明できて、止める薬が開発されても、別に飲む必要を感じないわ。天才の酔狂と、無駄な方向に金を注ぎ込むのと、仕分けは大事や。見切り千両とも言う。 10連休のゴールデン・ウィーク、金の成る週に向けて、1ドル=112円12銭でFXドルをたっぷり仕込んだ。あとはいつ108円になるか待つだけや。勢いによっては105円を抜けるかもしれん。卓球世界選手権ブタペスト大会の日本代表の出だしは極めて順調みたいや。混合ダブルス2回戦で吉村真晴・石川佳純ペアが北朝鮮の強豪チームを降したのはエエ兆候と見る。連続金メダルに向けてフシを抜けた感じがするワ。卓球日本チームにとってもゴールド・ウィークやで。 
 
金週や 獲らぬ狸の 皮算用
四百万円で 吉原遊び

 

God bless Reiwa

2019-04-22 14:03:38 | 日記
散歩の目を楽しませてくれるモッコウバラは、木香薔薇と書いて、中国原産で江戸時代に渡来したとか。そよ風にも揺らめく撓み枝にしがみ付く黄色の小花の群れは可憐で、花言葉は純潔、あなたにふさわしい人、などと少し気恥しくなって困る。
人間は、何も夜じゅう寝ないで考え抜かなくても、ふとしたきっかけで名案に気付くことが多い。エジソンとかアインシュタインもそうだったと思う。プランターのフリージアが所狭しと生き生き咲き誇っていたのを、間引きするように切ってトイレに飾ると、とってもよく似合うことに気が付いた。空間が広がり香りも清々しく、気分的に出も良くなったようである。昼のうどんには人参とネギに、シイタケかしめじ、あるいはえのきたけ、舞茸に小松菜などを入れていたけれど、余っていたアスパラガスを3センチ大に斜め切りして煮炊いたら、これが柔らかくて、甘くて、蕩けるような味がした。北海道産を贅沢するわけにはいかないけど、海外産で十二分に美味かった。最近NHKラジオ英会話で習った表現で言うと、I'm into asparagus. かな。
いよいよ平成も残り少なくなった。皇太子殿下も妃殿下も三千年の皇祖皇宗に思いを馳せ、厳粛なご気分でおられるとともに、多少の緊張はなされていると思う。大丈夫。随神の道(かんながらのみち)をゆったりと着実に歩まれればいいのです。以前、NHKの特番を観たら、平成天皇がご即位の大方針として国民の目線に立つと仰られ、また行動に移されたとき、宮内庁の頑迷固陋な能無し役人どもが、威厳が損なわれる、軽々しいなどと批判したと伝えられるが、平成天皇の治世は平和が保たれ、素晴らしかったではないか。昭和天皇もチャーミングであったけれど、平成天皇は勝るとも劣らない。皇祖皇宗は常に沈思しながら遠回りであっても時代の先端を駆け抜けてこられた。そうでなければかくも長きにわたり国体が護持できるはずがない。新規の気風に改めるのに躊躇などされてこなかった。令和天皇も、知性輝く典雅な皇后と、国民の敬愛ますます篤い内親王に支えられ、国際的に尊ばれる時代文化を切り開いていかれることであろう。一身を捧げて悔いのないご龍顔ではないか。May God bless Reiwa!

山吹と 木香薔薇の きを尽くし
みの一つこそ 捧げめみかどに



アスパラガス

freesia

木香薔薇


八重の山吹

*掛詞(1)黄=気
 1)山吹と木香薔薇の黄=黄づくし
 2)気を尽くし=精魂を込めて
*掛詞(2)実=身
 1)実の一つ=山吹は八重には実は無いけれど、一重には実が成る
 2)身の一つ=一身を捧げ
*掛詞(3)May=May
 1)願わくは...成らんことを
 2)5月
◇本歌=七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき
~急に雨に降られた道行く人が農家に雨具を借りに来た時、娘さんが蓑も何も無かったので、実の(みの)成らない八重の山吹を一枝渡して、残念ながらお貸しできるものはありませんと、風流に伝えたという有名な逸話を残した歌。

薬指

2019-04-19 18:23:22 | 日記
春爛漫。近所を散歩する間に、あちこちの植え込みや生垣越しに、色とりどりの草花が艶を放って、浮き浮きした気分になる。モッコウバラとか、フリージア、金魚草、山吹など、とりわけ黄が鮮やかな季節やなあ。そのうえ今宵は満月。黄は気に通じて、気分も怪しくなって、狼男が出没しそうな雰囲気や。この時代や、オオカミ女もいるかもしれん。犬、猫だけやのうて、人間様も恋の季節というか、立場をわきまえず理性が飛んで発情しやすい木の芽吹き時の到来ですな。相変わらず大衆週刊誌は芸能人の誰と誰がどうなったとか、愚にもつかない話ばっかりで、太古に焚書坑儒というのがあったそうやけど、中国の専制君主を尊敬したくなるわ。就中、畏くも皇室の誰それがどうしたなど、宮内庁の糞役人かどこの馬の骨とか分からんたわけの嘘か実か出所不明の不確かなバカ話を、駄賃欲しさに垂れ流す愚かで卑しい世の中に腹が立つ。何か、記者の自力で書いているというより、狡すっからい裏の人間とか、芸能事務所の思惑に振り回されて、日銭を稼ぐ虚しい稼業が想像される。吐き気を堪えながらも雑誌をパラパラめくると、最近はやけに山本美月ちゃんの姿が目に付くなあ。なかなか魅力的やで。
憂鬱なことは放っておいて、こういう時はパッと爽快にピンポンでもして汗を流すのが一番や。でも小学校以来、約60年ぶりにラケットを握ると、なかなか球に当たらない。ストレートに打ってくれればいいものを、ほとんどの球が切れて来る。ユーチューブのビデオで打ち方をイメージトレーニングして臨むけれど、来る球が速くてなかなかうまくいかない。カーブ玉ならチキータ、シュート回転なら逆チキータと、頭では分かっていても、実践ではこんがらがる。でも、きょうは5本に1本くらいの割合で返せた。うまくはまると、回転が倍速されて、バシッと決まってしまう快感を覚えた。熱中してやっていると、終わったときに、右手の薬指が痛くなっていた。後遺症が残らないか不安になりながら、家への帰途、張本智和選手も同じ個所を痛めたことを思い出した。あれッ、ワシは張本並みやったんか、とやや自信が付いた。

寄り添ふて 芝生の上に 寝そべれば
尻の辺りは しとど濡るらむ



金魚草


芽吹き


満月