天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

薬指

2019-04-19 18:23:22 | 日記
春爛漫。近所を散歩する間に、あちこちの植え込みや生垣越しに、色とりどりの草花が艶を放って、浮き浮きした気分になる。モッコウバラとか、フリージア、金魚草、山吹など、とりわけ黄が鮮やかな季節やなあ。そのうえ今宵は満月。黄は気に通じて、気分も怪しくなって、狼男が出没しそうな雰囲気や。この時代や、オオカミ女もいるかもしれん。犬、猫だけやのうて、人間様も恋の季節というか、立場をわきまえず理性が飛んで発情しやすい木の芽吹き時の到来ですな。相変わらず大衆週刊誌は芸能人の誰と誰がどうなったとか、愚にもつかない話ばっかりで、太古に焚書坑儒というのがあったそうやけど、中国の専制君主を尊敬したくなるわ。就中、畏くも皇室の誰それがどうしたなど、宮内庁の糞役人かどこの馬の骨とか分からんたわけの嘘か実か出所不明の不確かなバカ話を、駄賃欲しさに垂れ流す愚かで卑しい世の中に腹が立つ。何か、記者の自力で書いているというより、狡すっからい裏の人間とか、芸能事務所の思惑に振り回されて、日銭を稼ぐ虚しい稼業が想像される。吐き気を堪えながらも雑誌をパラパラめくると、最近はやけに山本美月ちゃんの姿が目に付くなあ。なかなか魅力的やで。
憂鬱なことは放っておいて、こういう時はパッと爽快にピンポンでもして汗を流すのが一番や。でも小学校以来、約60年ぶりにラケットを握ると、なかなか球に当たらない。ストレートに打ってくれればいいものを、ほとんどの球が切れて来る。ユーチューブのビデオで打ち方をイメージトレーニングして臨むけれど、来る球が速くてなかなかうまくいかない。カーブ玉ならチキータ、シュート回転なら逆チキータと、頭では分かっていても、実践ではこんがらがる。でも、きょうは5本に1本くらいの割合で返せた。うまくはまると、回転が倍速されて、バシッと決まってしまう快感を覚えた。熱中してやっていると、終わったときに、右手の薬指が痛くなっていた。後遺症が残らないか不安になりながら、家への帰途、張本智和選手も同じ個所を痛めたことを思い出した。あれッ、ワシは張本並みやったんか、とやや自信が付いた。

寄り添ふて 芝生の上に 寝そべれば
尻の辺りは しとど濡るらむ



金魚草


芽吹き


満月