天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

曼殊沙華

2021-09-19 14:29:13 | 日記

 早朝に虹を見た。台風が来なかったし、雨も大した事がなかったけれど、西の空の方で雨が上がったところだったのだろうか。彼岸が近づき、西方浄土の極楽への懸け橋だったかもしれない。虹とは妙な字である。虫と工では、実物の形象と似ても似つかない。玉虫の厨子のように、虫が(を)工(匠)にすれば、あんな色、形になると言うのか? 漢和辞典で調べると、雨上がりの空などに見られる七色のアーチ形のもの、とあるだけで、字の構成・来歴についての説明はなかった。実物の虹も、雲に隠れたのか、すぐ薄くなって消えていった。
 下を見ると、赤、白の彼岸花が咲き乱れていた。青い人工薔薇があるように、曼珠沙華も虹のように、黃や緑の花を開発する業者が現れるかもしれない。しかし、そんな花を贈り物にしたら、俺を早く彼岸に送りたいのか、とトラブルになりかねないので、あまり売れないだろう。


生み甲斐の
なきちちははは
今はなし
虹のたもとに
彼岸花揺れ










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