天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

ノウゼンカズラ

2019-06-23 21:24:17 | 日記
ノウゼンカズラの橙色が目に染みる季節となった。この花を綺麗と意識し始めたのは、高速道の側壁に群生しているのを何十年も前に見付けたときで、見惚れて危うく追突しそうになった。のちに友人に花の名前を教えてもらった。それ以来ずうっと石川県能登地方の隣の能前地方が特産地なので命名されたと勘違いしていたけれど、能前という地名は越後と越前の関係のようには、古代も存在しなかったようである。原産は中国とか。花言葉は名声あるいは名誉だそうである。
タンビカンザシフウチョウという奇妙な鳥がパプアニューギニアに生息しているとNHKの『ダーウィンが来た』で紹介していた。普段のオスは黒い体毛に虹色の多彩な胸毛があるのだけれども、求愛の時には全身真っ黒の球形に変身したうえ、上の木の枝に停まるメスに向け、黄色の目と青い口の模様を浮かび上がらせ、誘惑する姿を映し出していた。性暴力問題などなく、メスはそれを厳正に審査してオスを伴侶に選んでいるようである。オウムが喋ったり、鳥もけっこう高度なコミュニケーション力を持っているなあ。人間は万物の霊長などと言っているけれど、生き抜くための知恵を働かせているはずなのに、平均寿命が80-90代になって高齢化社会と恐れ戦いているのに対し、オウムは平気で100歳を超えるのが居るというから、人類は進歩と調和に計算違いをしている気配も感じられる。
定年近くまで飯を食わせてもらった会社を辞めた後、まだ仕事を探している時、立ち寄ったセルフのガソリンスタンドで監視員から、危険物取扱者乙種4類の資格を持っていたら働けるよと言われ、必死で勉強して取った。試験場には女子高生風の若い人もいた。しかし、小学6年生が4類だけでなく全類に合格したという今日の記事を見てびっくりした。自分の小学校時分に授業以外の勉強なんて余裕はなかった。世の中の進展が加速し、リングに上がるのが早いこと。一方で、リングを降りるべき人が留まっているというか、生活のため留まらざるを得なくなって、パイプがけっこう詰まってきた感じがする。熾烈なイジメやいびり出しが生じるはずや。
もっと熾烈な戦いが28-29日のG20大阪サミットで繰り広げられる。直前の習近平中国国家主席の北朝鮮訪問みたいな不可解な動きがあるし、ロシアのプーチン大統領が北方領土を引き渡す計画がないことを明言するなど、リングに上がる前からパンチが出ている。米中貿易戦争の決着やイランを巡る米ロの睨み合いなど、見どころ満載というか、訳が分からん。とにかくベルリンの壁崩壊やソ連邦崩壊並みの歴史上の分岐点のような気がする。暫く諸大国はこっちに神経を集中してもらって、米国とイランが戦争突入しないことを願うのみやな。

夏告ぐと のうぜんかずら 緋に燃えて
戦さのけはひ 激しからんか



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