天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

もみじの錦

2021-08-08 15:19:41 | 日記

 大迫傑とバスケット女子日本の金メダルが実現せず、最後のファンファーレは聞き損なったけれど、兎にも角にもオリンピックは閉幕した。隔月開催の大相撲だけが楽しみの年寄りにとって、スポーツにもいろんな物があると開催期間中、勉強させてもらった。
 そもそも、せっかく日本で開催するなら冥途の土産に一つなりとも、と申し込んだ入場チケットがことごとく外れ、去年の時点で五輪熱は完全に冷めた。クレー射撃や馬術、サーフィン、トランポリンなど、競争率の低そうなのを穴狙いで7つ8つ希望したけれど、馬券ではあるまいに、みんな蹴られた。その後、旅行会社が各種競技通し券何百万円といったふざけた企画品を売り出していたのを見て、何だこんな五輪組織委と業界団体の不正・腐敗構造のためにコケにされていたのかと、はらわたが煮えくり返った。その後コロナ騒動が起き、疫病神になりそうな五輪なんか止めてしまえと思った。自分たちの夢を壊さないでほしいと訴える代表選手には、お前らの為だけに世の中が回ってんじゃねえぞ、と吐き捨てた。
 でも、商売だからテレビも新聞も狂気の如く競技物語に席巻された。見たり読んだりする筋合いはないけれど、自然と目と耳に入り、横綱照ノ富士の土俵入りが楽しみな大相撲九月場所までの幕間つなぎに時間が潰せた。7月23日の開会から8月8日の閉幕まであっという間であった。加速度的に歳を取るのも早くなったけれど、オリンピックが終わるのも早かった。中国古代の詩に、「 歓楽極まりて哀情多し、 少壮幾時ぞ老いを奈何にせん』、とある。

夏ながら
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