天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

村田ショック

2021-08-25 16:39:13 | 日記

 いやいや、まだまだコロナは警戒を要することが身に染みて分かった。きのうまで日経平均株価が連日の大幅高(23日480円高、24日237円高)となり、先行きを占う兜町指標からは新型コロナ感染状況はピークアウトしたと判断したけれど、生身の実態は厳しかった。村田製作所の子会社、福井・武生事業所でクラスター感染が拡大し、本日から全生産ラインを停止したと報じられている。これを受け村田製株式(6981)は前日比156円安の8956円と、大幅反落して引けた。半導体製品需要がひっ迫し、見直し買いが入っていた矢先だった。コロナショックによる企業活動停滞については、先にトヨタ自動車(7203)が19日に、9月の世界生産を4割減産すると発表したばかりだった。部品調達先のアジア諸国でのコロナ蔓延再発を受け、半導体不足が足を引っ張っているためである。トヨタ・ショックに続く村田ショックで、企業の生産活動は地雷原の上を歩いているようなものと言え、いつ他社に飛び火するか予想が付かない状況となっている。
 投資家に先行きの予測が付かないのと同様、国民生活面でも9月から開催予定だった三重国体と全国障害者スポーツ大会が中止されることになった。超国家団体の圧力によって東京都はオリンピックに続き、パラリンピック競技を本日から開催しているけれど、人を集めて感染が拡大した場合の責任を負わなければならない地元三重県としては、開催に慎重にならざるを得なかった。国としてのスポーツ交流に対する交通整理が全くできておらず、コロナ対策は無政府状態と見なすことができる。
 夏の甲子園は一番面白いと言われる準々決勝に進出する8チームが本日、出揃う。25日第3試合の長崎商業 vs. 神戸国際は延長戦にもつれ込む熱戦の末、10回裏逆転サヨナラの6×―5で神戸国際が勝った。惜しくも敗れた長崎商は甲子園初出場が大正14年(1939年)の超伝統校で、昭和27年(1952年)夏には準決勝まで進んだ公立の名門校。健闘が讃えられる。
 先走って優勝を占うと、戦前予想で筆頭の大阪桐蔭が2回戦で敗退し、それに続く横浜、東海大菅生なども姿を消していて、難しい。そこを押して決勝戦に残りそうな組み合わせの最有力は『智弁和歌山×智弁学園(奈良)』が字面的に面白そう。第2候補としては『京都国際×神戸国際』も、どちらを応援してよいか迷うほど楽しそうである。最後に残るのは誰にも分らない。

コロナ菌
トヨタ車を停め
村田では
コンデンスされ
市場にショック




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