明日は肌寒くなる予報らしい。信じたいけれど、涼しくなればなったで寂しい。秋は遊楽の季節である。ちょうど、『死ぬまでに一度は行ってみたい 絶景*神社』(PHP研究所)が手元にある。43社紹介されている中、2つはその気にさせる。表紙写真にもなっている「櫻井神社 筑前二見ケ浦」と、もう一つは「英彦山神宮」である。二見ケ浦なら2、3年前に行ったばかりだけれど、写真のように純白に輝く鳥居があったかな、と不思議に思った。よく読むと、福岡県糸島市にも二見ケ浦があり、海中に夫婦岩も浮かんでいる。三重県伊勢市の夫婦岩は修学旅行で行った思い出の地であり、二見ケ浦の本家だと思っていた。京都の八橋のように本家争いがあって負けたのか、神様の喧嘩には関わりたくない。筑前二見ケ浦の夫婦岩は、夏至の頃に夫岩と婦岩の間に夕陽が落ちるのが見事で、「日本の夕陽百選」に選ばれているそうな。うん、実望の意欲がそそられる。一方の、伊勢志摩の夫婦岩は5月から7月にかけて男岩と女岩の間から昇る朝日を拝むことができるので、だいぶ風情が異なりそうである。ただ、こちらも11月から1月の満月の頃には両岩の真ん中から月が上がるのが見えるらしい。しかし、神々しくも白い鳥居越しの夫婦岩をぜひ見てみたい。
英彦山(ひこさん)神宮も福岡県の内陸側にある。こちらは冬場に滝が30メートルにわたり凍り付き、無数の氷柱が刃のように垂れ下がる奇観が望めるという。そんな景色だから最初は、良寛さんでお馴染みの新潟は弥彦山(やひこやま)と勘違いしていたけれど、同県ならちょうど都合がいい。1泊2日で絶景神社の両巨頭が制覇できそうである。
かつて勤務していた会社のOB5人が集まって秋の旅行会の相談をしようということになった。うち1人が故郷の徳島から酢橘(スダチ)が送られてくるので、外皮が色変わりしないよう、9月中に会って渡したいということで日程を調整している。外観が変貌していても汁さえ残っていれば大丈夫とは、下手をすればセクハラ紛いとなって女性相手にはなかなか言えない。余計なことを言わずに日取りが決まるのを待つだけである。
英彦山(ひこさん)神宮も福岡県の内陸側にある。こちらは冬場に滝が30メートルにわたり凍り付き、無数の氷柱が刃のように垂れ下がる奇観が望めるという。そんな景色だから最初は、良寛さんでお馴染みの新潟は弥彦山(やひこやま)と勘違いしていたけれど、同県ならちょうど都合がいい。1泊2日で絶景神社の両巨頭が制覇できそうである。
かつて勤務していた会社のOB5人が集まって秋の旅行会の相談をしようということになった。うち1人が故郷の徳島から酢橘(スダチ)が送られてくるので、外皮が色変わりしないよう、9月中に会って渡したいということで日程を調整している。外観が変貌していても汁さえ残っていれば大丈夫とは、下手をすればセクハラ紛いとなって女性相手にはなかなか言えない。余計なことを言わずに日取りが決まるのを待つだけである。
勤め舎を 巣立ちたりとも おのがじし
色は変はれど こころ変はらじ
色は変はれど こころ変はらじ
巣立ち=酢橘(スダチ)
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