天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

連翹

2019-04-03 13:07:56 | 日記
散歩道にレンギョウが咲いていた。桜の淡さに比べ、ぐっと背は低いくせに黄の光彩が鮮やかで、通りすがりでも目が惹かれる。平成から令和に切り替わるようなものか。花言葉は「希望」と「期待」だとか。
去年、海外旅行を前に英語を勉強する気になったけど、暫くして止めた。場面ごとの想定会話を示した本や、ラジオ英会話のスキットをかじったものの、喋ることは丸暗記できても、聞き取ることができないと会話にならないと、きっぱり断念した。むかし、英会話教室に通ったことがある。sheとseeは発音が異なると講師に指摘され、意味が分からず2、3回で行かなくなった。耳がとにかく悪い。美空ひばりの『川の流れのように』をマスターしようと何度レコード聞いても、歌うと調子が外れてる。カラオケなんかに連れて行かれると、引き籠りになる。ところどころ外しながらも、人前で披露できるのは唯一、『喝采』しかない。子どもが喋るなら分かりやすかろうと、『赤毛のアン』のDVDを買った。この小娘がこまっしゃくれていて、小難しい単語を並べた文学的表現ばかりするので、さっぱり分からず、字幕に頼りっぱなしだった。なまじ字幕があるから耳が鍛錬できないのだと、字幕版が法外に高くて、米国から直輸入した『ララミー牧場』に挑戦した。ガキの頃の記憶があるから筋は追えるだろうと安易に考えてたのに、端正な顔つきのロバート・フラーがキングズイングリッシュでなく、テキサスの荒くれ者みたいなべらんめえ口調の英語を使うのに参った。弁士のいない活動写真を観ているようで、何でいきなり撃ち合うのか理解できなかった。英語が出来なくても、80日間の米国レンタカー旅行は無事帰って来れた。


れんげうや すずろ歩きの 目を留めぬ
例は見過ごす 方に咲きけり




*掛詞:「例は」=「令和」


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