温暖化について、国連が警告

今世紀末の平均気温、６・４度上昇も…国連報告が警告(読売新聞) - goo ニュース

　パリで開かれていた国連「気候変動に関する政府間パネル」（ＩＰＣＣ）の第１作業部会総会で、地球温暖化の進行を科学的に予測した第４次報告書をまとめた。
　このまま石油など化石燃料に依存する社会が続くと、２１世紀末の平均気温は最大６・４度上昇すると予想されたそうです。これは前回の２００１年の総会で予想された最大５・８度上昇より悪い数値で、地球温暖化が加速しているのかもしれません。さらに報告書では、北極で今世紀後半、晩夏にほとんどの海氷が消えると予測。猛暑や熱波などの異常気象の増加や台風の大型化、サンゴ礁への大きなダメージなどに言及し、世界に警告を発しています。

　このように今世界中で地球温暖化の問題が深刻化し、国によっては国中で環境問題に取り組んでいるところもあります。しかし大国アメリカは、温室効果ガスの削減をめざした京都議定書の締結を見送りましたし、アメリカ人の『地球温暖化』という言葉自体の認識率もとても低いそうです。『世界の警察』だとかいって世界中に軍隊を派遣するくらいなら、世界の環境も考えてほしいものです。