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【米中決戦】4 緊迫する東アジア

2024-06-07 17:54:14 | 政治
 
【大統領閣下、海上封鎖及び機雷敷設の行為は日本への深刻かつ重大な挑発行為として受け止めています】
 
【やつらはどうやら本気だぞ スパイ衛星からの情報によると台湾海峡にも大部隊が集結して 台湾侵攻の可能性が高まっている 】
 
大統領のその声も表情も 通常のものではなく 明らかに緊張しているのが判る
 
【日本の存立自体を危うくするもので 集団的自衛権の発動につい現在準備をしているところです 
米国のご支援をいただき 掃海と封鎖排除に向け 行動せざるを得ないと考えていますが いかがでしょうか】
と 総理は冷静に訴えた
 
【それは当然だろう 中国はあちこちで反乱がおきてるようなので 警戒はしていたがいきなり海上封鎖とはな・・・とにかく、中国の本音が知りたい 連絡とっているがつながらないのだ・・】
 
【米軍として全軍が警戒態勢にはいっている 沖縄や 在日米軍と連絡取りあって 対中衝突の準備だけはしておいてくれないか 今台湾の総裁からも救援の依頼があった・・緊急会議してるんだが・・どうも・・重大事態になりそうだ・・】
 
【閣下 大丈夫でしょうか・・?】 総理の声が震える
 
【ナニがだ? 君は存外、 岸田君と同じで腰ぬけのようだな 日本を代表する立場なんだぜ 震えている場合ではないだろう・・】(笑)
 
【それにだ、中印国境の中国空軍が おかしな動きを見せていると言うのだ まさかとは思うが・・】
 
【えっ! インドまで?】 大統領の情報に総理は息をのんだ・・
 
(まるで示し合わせたような動きではないか・・尋常ではない事態だ・・)
 
【ともあれ、先ずは中国の本意を探ることが急務だぜ・・性急な軍事行動は 偶発や大きな誤算を招きかねん・・米国と歩調を合わせ緊密に行動をやってほしい】
 
とにもかくにも 自重し相手の真意をさぐってからということになった
つづいて韓国大統領から日本政府に 緊急電話。 要旨は韓国もシーレーンの封鎖は潰滅的打撃です 今までの しがらみを棄てて 共同して この排除にあたりましょうということだったが・・貴国はご勝手にされたら宜しかろう・・と丁寧に返した
 
次々と情報がもたらされたが・・どれもが緊迫したものだった
大統領から腰ぬけ呼ばわりされても 落ち込んでなどいられない(^^)
 
中国の主席と話合わねばとコンタクトをとるものの ホットライン通じず 外交チャンネルも試みているが 意図的に切断しているのか 通じなかった
 
取りあえずは警戒レベルをひきあげ
掃海艇の動員と 海空自に待機態勢をとらせたくらいでしか策はなかった
 
公明党の代表が 掃海活動は集団的自衛権行使に抵触すると 総理に云いに来た
 
聴いた元総理の麻〇が声を荒げた
 
【あんた この期に及んでなにを言ってるのだ! 国賊のたわごととは あんたの事だ】
 
機雷は何個位だろうか?
防衛大臣が応えた 【中国は10万個以上保有していると思われ 現場海域には数千個が撒かれたかもしれません】
 
【うむ そうすると掃海艇が全隻フル活動しても かなり日数がかかるな・・】
 
官房長官が総理に進言した
【ばら撒いたのは敵です むこうがやればいいのです】
どう見ても公海上です 勝手に排他的水域と決めてやってるのです 
 
タンカーを撃沈された時点で 反撃する口実をもらったということです
敵の海軍能力を殲滅し それから停戦に持ちこみ 掃海もさせればいいのです
 
封鎖期間も無期限といってる以上 向こうは掃海などさせるわけがないです 
だからここは 封鎖解除に向けて 海自を出動させるしかないのですす
 
【なるほど 一理ある!】が
 
中国と一戦を辞さずみたいな言動は慎しまねばなるまい
しかし遠い・・イージス艦などの主力艦隊を差し向けるには 空軍力の援護なしに無理だ・どうしても米国の制空能力に頼らざるを得ない・・
 
総理のその言葉に一同は沈黙せざるを得なかった・・
当面は 国内のパニックをどう抑えるかだ・・ メディアは今にも戦争勃発を他人事のようにやってるが・・
これは 間違いなく未曾有の国難が到来したと総理は思った
 
ともあれ、米軍と緊密な連絡を取りながら 中国の意図を探るしかない・・結論はそれに傾いた
 
刻一刻と緊迫度を増していることが伝わってくるのだ
総理は文官の出身だが 法的にも三軍の最高司令官だ、何をどうするかを即断しなければならない
 
よりによってこんな事態になるなんて・・と深いため息をついた
総理になったことを 今日ほど不運に思ったことはない
 
そうこうしていうちに 幕僚長から緊急の連絡が入った
「総理、在日中国人が 本国の命を受けてか動き出しました!」
 
「なんだと!」
 
「クソ中国の国防動員令ですよ その命を受けて 国内に潜伏していた工作員が一斉蜂起する兆しありです」
ディスプレイに映った幕僚長は緊張の面持ちで一気にまくしたてた
 
「なんてことだ・・」
 
「岸田総理の大量移民を私は何度も諫言し警告していたのですが・・どうやら現実化してしまいましたな。」
幕僚長は皮肉を込めて言い放った
 
つづく
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小説 【半グレ銀行マンの野望】 17

2024-06-07 16:21:22 | 政治

社員は容姿端麗が必須条件

住友エステートは 御堂筋線本町駅より徒歩一分という至便の場所にあった 住○銀行が持つ12階建ての総タイル張りのビルで一階には銀行の本町支店があり その7階フロアーの半分の約300㎡を占めていた。これを5年間も休眠させていたというから ぜいたくな話だ

応接室や役員室はパーテンションで仕切られており 事務机やテーブルなどは勿論 内装もそのままの状態で維持され 管理会社の手でピカピカに磨かれ丁寧にメンテナンスしていたことが窺われた。

会社再開に向けて器は整った あとはその器に入れる 人事採用は最優先だった

立夫は 銀行指定の人材派遣会社の社長を呼びつけたら飛んできた

その会社は銀行はもとより 傘下の数百社に派遣しているというから 住○銀行は まさに上得意なんてもんじゃない それだけで飯食っているようなもので 何かミスして切られたらそれこそ一発に倒産だ・・

青山という社長は部下2人を連れてきて それこそ米つきバッタになって何度も深々とあいさつした

立夫と立会いの村木が 名刺交換後 立夫が口を開いた

「社長、ちゃんと決めてくれたかい?事務所は この通りいつでもスタンバイOKで 急いでるんだよ。」

「はい 承知しています!」

社長は 額に汗をかいていたそれをハンカチで拭いながら・・

「前島さん、それが想像を超える数で そこから10人絞るのに困ったほどです」

「住○というブランドと待遇の良さで 募集と同時に殺到して来まして・・」

「社長、それは聞いたよ・・で、持ってきてくれたのかい? 写真をさ」

はい!お持ちしました・・と 部下に顎でしゃくると 慌ててカバンから取り出した

「御覧ください」 とテーブルの上に大判写真の10枚を並べた

村木と立夫は姿勢を乗り出した

「うん なかなかいい」・・どれも粒よりの美人だった

400人のうちから選びましたと部下が告げ 一人づつ経歴とか説明始めたが 

説明は要らないよ、と

立夫は 遮った

「社長、よくやってくれたね・・最終面接なんだが 直ぐ手配してもらいたいんだ」

「判りました!明日にでも通知して・・」

「なに言ってるんだよ 明日と言わず今だよ 今から本人に電話してくれよ・・」

「先ずはこの子がいい 見た目ダントツの美人だからな (笑)・・今すぐだ・・」

(笑) 「わかりました! 前島さまはお目が高い・・この子はちなみに前年度のミス大阪です」

「ほう、そいつはいい」 (^^)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

10人すべて連絡がつき 明日の昼から随時と決まった

「前島さん あの・・決定した際の契約なんですが 派遣ではなく本採用ということで斡旋料をいただきたいのです」

「ほう、いくらだ?」

「今回は美人特定ということで250万を・・」

「わかった!二人採用で計250万で了解だ」

「えーっそんなあ・・一人当たりなんですが・・」

「青山さんよ 俺をなめるなよ そんな法外な金を払うワケねーだろ 文句があるなら大阪本部に出てこいや 事と次第で派遣業者を変えてやるぜ・・」

「ヒッーーーご冗談を・・・それだけは お許しになってくださいませーーーっ」

這いつくばるようにして悲鳴を上げ 出て行った。

つづく

 

 

 

 

 

 

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小説 【半グレ銀行マンの野望】 16

2024-06-07 12:54:51 | 政治

大きな権限

聡子が来訪者の数を5人と告げた

就任祝いの挨拶に ひきも切らずやってきているのだ 

むろん手ぶらで来るわけなく 紙袋に入れた駄菓子などの現物から商品券やらクーポンと言った金券、はたまた旅行券まで持ってきた。

たちまち 支店長室のデスクの横にうず高く積まれた

(スゲーな)・・平の時には想像はしていたが 実際に見たわけでなし これほどとは思わなかった

応対する聡子も訪問数の多さに感心しきりだ・・

いちいち 相手するのにウンザリしていたら 思わぬ 顔が見えた

「オッ!隆司じゃねーか!? 」

「おお 立夫! なんだおまえ ここの支店長なのか??

本条 隆司と言い おない年で高校の時 柔道でライバルだった男だ。 俺より体格があり国体出場で活躍したことで 学校でもヒーローだった

ただ、顔が強面で 女にモテず年中ボヤいていたのでずいぶん慰めてやったもんだ・・(^^)

「立夫、すげーなあ・・驚いたぜ・・」

そう言いつつ 隆司が出した名刺には

くらぶ 華 のマネージャーとあった

姫路の繁華街のど真ん中に位置している高級クラブで 立夫は何度か行ったことがある。それを言い、

華のママは司法書士の水田の女であると話してやると ブサ面の目ん玉を剥きまくって驚いた

「へーそんなことまで知ってたのか!俺はその水田に 今こき使われてるんだぜ」 

隆司が昔話から今の境遇を語ってくれたが 立夫が注目したのは背中に入れ墨を彫った現役のやくざになっていたことだ。

(こいつは使い物になる!)と直感し

聡子にあとを頼んで 隆司と銀行を出た。 向かった先は隆司の組長のいる会社だ・・

昨今はしのぎが難しくなり 金に困っているから 相談に乗ってくれということだ・・

支店長としての立場としては会いにくいが 

なにしろ気心の通じたダチの言うことだ 何とか力になってやろうと思った。

ただ、相談次第では断るからなと前置きはしておいた。

 

行く前に電話していたので 組長は待っていてくれた

会うとなんのことない ニコニコした 50がらみの腰の低いフツウの田舎風の親父だ。貫禄は俺のほうがはるかに立派なものだ

とは言え 其のおやじ、目の鋭さはタダ者ではない。

「支店長さんですか・・お初です お目にかかれて光栄ですよ」

就任お祝いは 竹中商事という会社名で隆司が寄こされており 社長がこの組長なのだ 

今 銀行から借りている5000万が 滞納していることで 土地や建物がもうすぐ競売されるという判りやすいもので・・

それを延期なりして助けてくれという話だった

「お願いしますよ 支店長さん 前の支店長は 話にならない石頭で それが左遷されると聞いて 喜んでいたところでしてね・・」

組長は 頭を搔きながら 

「隆司のお友だちなら もしお困りのことがあれば なんでも一言かけてくださいよ 一肌脱ぎまっせ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

組長の会社を出た後、隆司に言ってやった

「銀行に戻って資料見てみるが 俺の権限でなんとかしてやるよ・・

そのかわりに これから いろいろと力を貸してほしいことがあるんだ。いずれこちらから連絡するよ」

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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小説 【半グレ銀行マンの野望】 15

2024-06-07 11:02:07 | 政治

10月になった 駅前のイチョウ並木も色づいてきてようやく残暑から解放された感じだった

立夫は聡子と姫路支店の前に来た 

常務とやり合った日から一か月が経っていた 

大阪での住友エステートの体表取締役営業部長として就任はしたものの 

社員の採用から始めるという、まさに一からのスタートで 目まぐるしくもあったが やりがいもあったので寸暇を惜しんで働いてきた。

それがやっと一段落したところだ・・ 二足のわらじをはいた立夫は 今日はもう一足の支店長としての文字通りの凱旋将軍だった

一か月前には平行員が今日は支店長として出勤だ

 

もちろん 社内広報で 行員全員に知らせてあり 突然の人事異動に驚きまくっているだろう・・

「あんな勤怠男の 最低野郎が 支店長に!?」

「こんなばかなことがあるか!めちゃくちゃの異動だぜ!」

「常務の娘を押し倒してうまいことやりやがったな・・・ちくショー!」

そんな怨嗟で渦巻いていたが 異動発表から10日も経つと 

そんなことは一切消えたのだ なぜなら 支店長は上司であり 行員の人事昇降の権限を持つのだ そんなことをいつまでも口にしていたら

火の粉を被ることになると思いなおしたわけだ・・

それどころか 前島を崇拝する者まで出てきたのだ・・それは人事課の村木だった 立夫に千賀子を口説くことは危険だと忠告した男だが

前島と大学の同期でもあるし共に女好きであるところから気が合ったダチでもある。

「前島、お前は大した奴だぜ・・本当にモノにしてしまうとはな・・そんなことよりさ 俺も仲間にしてくれ! 住友エステートの

メンバーにさ 頼むよ」と懇願された

 

「わかった! 俺とお前の仲だ 支店長代理に推挙してやるよ・・それだけじゃない エステートの開発営業課長に抜擢してやるよ 両方から入る収入は今の倍にはなるだろうよ」

「おおお! そうか! 感謝するよ! 恩に着るよ!お前の為なら なんでもしてやるぜ!\(^_^ )( ^_^)/」

村木は狂喜してその場で万歳したほどだ 実際に立夫は本部の部長に依頼し 村木を昇格させてもらい 聡子も秘書に特別採用になった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シャッターを開ける9時前に聡子と立夫は銀行に入った

通用口からホールに入ると 全員立ち上がり 整列し こちらに向かって おはようございます!と挨拶したのだ

「おはよう、みんな揃ってるようだな・・」

と 立夫は見回した すぐ前に、ハゲの支店長が俺を睨みつけるような目だ・・こいつは地方の支店に飛ばされたからだ(^^)

「みんなが知ってのように 俺は今日からこの姫路支店の支店長だ いいか、当支店の業績は悪くもないがよくもない

関西の他店と比べて行員数で割るとワースト3だ・・こんな成績では話にならんのだ これからは 実力主義一本でやる!

力あるものは年齢性別関係なしに登用するが 無能は容赦なく降格だ・・ともかく人数が多すぎだ、現在の70人体制を50人に減量化するつもりだ・・

飛ばされる対象になりたくなければ しっかりやってほしい。 以上だ」

 

みんな呆気にとられ 拍手も起こらず一瞬静まり返ったが 村木が手を叩くと お義理でも 全員がそれに続いて拍手をしたのだ

「村木、君も前に出て挨拶しろよ 支店長代理としての抱負なり決意をな・・」

村木は心得たとばかり 前に出ると胸を張っての挨拶だったが 俺より生意気なものだった(^^)

ついで 聡子を挨拶させてやったが CAに似た凛々しい私服にピッタリの実に素晴らしい挨拶で 村木や俺よりはるかに拍手が多かった。

つづく

 

 

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【米中決戦】3 腰抜け日本政府に激震走る

2024-06-07 07:47:28 | 政治
 
「ナニい! 海上封鎖だと! どこなんだ?場所は?」
 
海上封鎖 機雷敷設の衝撃の第一報は 国家安全保障局からだった
 
「台湾とルソン島の間に 封鎖海域が設定されました 縦横ざっと100㌔」
 
「マラッカ海峡ではないのか?」
 
「タンカー撃沈もそこです」
 
早朝の事だったが エキスパートたちが緊急招集された。
衛星情報からの 画像処理や 中国艦隊の動静分析にとりかかったCIAからは内閣情報調査室に米国国防総省からは防衛省本部に通信衛星からの映像が刻々と入ってきた
 
「ばかな! こんな暴挙が許されてたまるか!」
起きたままの頭髪を整える余裕もないのか乱れまくりながら 総理は呻いた
 
思えば北朝鮮が核実験したりミサイル放っていたとき 中国は
ソレを看過し続けた それは今日に至る伏線だったのではないか・・
人口島埋め立てもそうだ・・
 
「総理!台湾海峡にも中国軍の集結がみられるとのことです!」
 
報道官の報せに
(そうか・・尖閣どころではないぞ こいつはえらいことになったぞ・・・)
集まった面々はそんな顔つきだ・・
 
南シナ海で 台湾海峡で米中の演習合戦していたが
まさか 中国がこんなことをやらかすとは・・・
ウクライナと中東紛争が鎮火し落ち着き始めたところだけに このタイミングは驚きだった
 
もはや 一時的な緊急対応レベルではないと判断し 全ての指揮系統を戦闘指揮所に移すことに決定した 
場所は 埼玉と東京の境にあり 地下深くに設置してあった
もちろん 核攻撃の直撃にも耐えうる防護シェルターも兼ねていた
 
正面には巨大なスクリーンが映し出されリアルタイムに反映されていく。
映画に出て来るシーンがまさに現出したのだ
 
駆けつける 政府の閣僚 要人 防衛省の面々にはいずれも緊張が走っていた
 
事態は深刻であった 中国の狂気を計りかねたのである どう見ても全面戦争を決意して決行したとしか見えないからだ
 
総理も 集まった閣僚も 狼狽の極みであり、なにをどうしていいかわからず 右往左往するだけで
口々に行動を誤ればエライことにとか 自重を進言するものばかりだった
「そんなことはわかっておる!」
総理は思わず声を荒げた
 
総理、中国を モロ刺激しては大変なことになりますぞ! ここは議論を尽くして・・
「うるさいな君は! 分っているんだよ そんなことはさ! それにだ、
ナニを言ってるのだ そんな悠長なことを言ってる場合か! 国会の審議ではないんだ!」
 
石油の備蓄は 官民で180日分ですがせいぜい4か月と思ってください・
それよりも シーレーンによる物資が一切入ってこないとなると、日本の命脈は 数か月で尽きます
そんなことは 説明待つまでもなく誰の目にも明らかだ
 
しかし 遠いな・・ 東シナ海の尖閣で有事を想定していたが まさか 台湾南方とは・・
こんなとこまで日本の艦隊を進めるわけにはいかない いったところで 特攻艦隊になるだけだ 
 
しかし封鎖の排除に向かってなんらかの 手を打たないと・・
それにだ 中国のホンネは一体なんだ?
 
いろんな意見が飛び交う中、総理の頭は混乱の極に達していた
 
タンカーを撃沈された抗議声明の草稿素案を見せられたが総理は目を通す気もしなかった・・
とにもかくにも ここは米国頼みしかない
 
ホットラインで米国大統領を呼び出した
 
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