兎月庵日記

五句三十一音詩は名称を変えつつ時代の波をくぐり抜けてきた。衰退と復活、上記視点から五七五七七の未来図を航行しています。

橋口侯之介 和本入門 より

2024-07-17 21:55:58 | 日記

『一本亭追福狂歌集』の翻刻に終始する。歩数は822歩だった。

【参考】

和本では頁(ページ)といわずに丁(ちよう)(略)であらわし、紙一枚単位で数える。それぞれを折りたたんで製本するので、今の本でいえば二頁で一丁である。しいて頁に相当する表現をしたいときは半丁といい、見開き左側を表(略してオ)右側を裏(ウ)という。具体的頁数を示すときは「第十二丁オ」、あるいはただ「十六ウ」などと書く。

(平凡社ライブラリー744、橋口侯之介著『和本入門 千年生きる書物の世界』41頁)