藤末雅彦の美味しんぼブログ

美味しいお店を紹介していきます。

茨木で香川の本格的なうどん「釜あげ饂飩 唐庵」

2019-08-19 12:00:00 | 日記
大阪の阪急・京都線の茨城市駅から徒歩14分にあるこのお店は少し遠く感じますが、
本場香川県からきた、釜揚げのコシのあるうどんを食べるために、ここまでやってくるお客がたくさんいます。
遠くまで来て、またお店で待ち時間があっても、それでも食べたくなるうどんです。

「釜あげ饂飩 唐庵」(大阪府茨木市大池2-11-15)

この日もファミリーが待っていましたが、ウェイティングボードに1名と記したため、何組より先に、7名程が座れるカウンター席に案内されました。
メニューを見て、特製かしわ天ざるうどん1200円を注文しました。

8分程待った後、うどんが運ばれてきました。うどんが、つやつやと光っています。
かしわ天は、衣が厚い天ぷらで食感はザクッといった感じですが、塩胡椒がシッカリと効いた味付けで、鶏肉はプリップリで肉汁が溢れていました。
二口半程のサイズが、4個も入っていて、お腹も満足する量です。

コシのあるうどんは剛麺と言われる部類に入るほどで、噛むと中はモッチりとした感じで小麦の香りと甘さが楽しめます。
塩加減なのか、他のお店ではあまり感じられない不思議な小麦の甘さです。
つゆは、イリコの風味が効いていて、優しい甘味も感じられますが、結構塩っ気も強い気がする不思議な味になっています。

味変に葱とおろし生姜も大量についてくるので、少しずつ味の変化を楽しみながら食べていけるのもとてもありがたいです。
本場香川の人気店で修業をしたという店主の腕前を、大阪の茨木で味わえるのも面白いです。

心斎橋にオムライス発祥のお店「北極星 心斎橋本店」

2019-08-17 21:00:00 | 日記
大阪の心斎橋にオムライスの発祥のお店があるとのことで、是非とも味わってみたいと行ってみました。

オムライス発祥には諸説あるようで、東京の銀座にある煉瓦亭が最初で、
こちらのお店は、現在オムライスという言葉から連想するケチャップライスを卵で包んだものを最初に提供したお店のようです。
店構えはオムライスから想像する洋風とは大きく異なり、御屋敷風の造りになっていて驚きました。

「北極星 心斎橋本店」(大阪府大阪市中央区西心斎橋2-7-27)

お店に入ると入り口で靴を脱ぎ、中庭を通り過ぎて突き当たりの大広間に通されました。
畳に座布団で、観光地にある旅館や料亭の雰囲気です。
メニューを見ると沢山のオムライスがありますが、平日だけの1日30食限定になっている、ハンバーグランチ850円を注文しました。

ノーマルなオムライスでチキンかきのこを選べます。
それにハンバーグとサラダがついています。

一口食べてみると外を覆うフワフワな卵とチキンライスとの相性がとても良い。
チキンライスがちょうどいい感じで口の中で崩れていき、チキンの出汁の味もしっかり効いていてたまらない美味しさです。
ちょっと甘酸っぱいケチャップソースを絡めると、また味も変化して違った美味しさになります。

ケチャップソースも、今どきのイタリアンなトマトソースとは異なり、オリジナルなもののようです。
これが最初のオムライスの味だと思うと感慨深いものがあります。
王道のオムライスかもしれません。

三軒茶屋で変わった売り方の牛タンを堪能「三軒茶屋 ホルモン」

2019-08-15 12:00:00 | 日記
三軒茶屋で面白くて美味しいお店があると聞いて、行ってみることにしました。
このお店は、変わった売り方をしているとのことで、どんな売り方をしているのか興味があり、夜ご飯を食べに行きました。

「三軒茶屋 ホルモン」(東京都世田谷区三軒茶屋2-9-15 TCK三軒茶屋ビル 1F)

店に入ると、カウンターが4席あり、ひとりでも気兼ねなく席に着くことができました。
ひとりでこのようなお店に来る時、やはり4人席を使うのは気が引けます。
席について、メニューを見ると、これが変わった売り方をしていると言っていたものだと分かりました。花咲牛タン1g10円。
どのくらいを注文したらいいか分からず、おすすめの量で注文をしました。

厚切りの牛タンは、食べやすく表面だけカットされて出てきて、ハサミで自分のお好みサイズにカットして食べます。
この牛タンがとても柔らかく美味しい。

他に黒毛牛ロース炙りユッケ990円を注文しました。
表面だけを焼くと店員がカットしてユッケにしてくれます。
ユッケで出てきた炙りロースは、さっぱりした味付けで、半生な感じが、肉の旨味を引出して、とても美味しいです。

牛豚ホルモン6種類1590円は、ハラミ・ナンコツ・マルチョウ・豚とろ・シマチョウ・コブクロで、どれも美味しくいただきました。
今回は、ライスを貰って本当の夜ご飯になってしまいましたが、他にもたくさんの種類がのっているメニューを見ていると、お酒を呑みながらもっと色々なホルモンを味わってみたいと思いました。

六本木で味わうスウェーデン料理「北欧料理リラ・ダーラナ」

2019-08-13 12:00:00 | 日記
六本木には大使館が密集しているためなのか、世界の料理を味わえるお店が沢山あります。
そのなかで、どんな料理か予想もつかないスウェーデン料理を選んでみました。
予備知識が全くなく味わってみるのも面白いと思い、このお店に入ってみました。

「北欧料理リラ・ダーラナ」(東京都港区六本木6-2-7 ダイカンビル 2F)

店内に入ってみると、北欧の食器や雑貨に彩られていて、とても家庭的な空間でした。
カウンター6席とテーブル席5卓。
カウンター席に座りメニューを見たが、予備知識がないので何も分かりませんでした。
その中で、何となくイメージすることができた、チキンオバジン1000円を注文しました。

ランチは、店内のサラダバーで生野菜のサラダを取ってこられるようになっていました。
生野菜にハーブ、アボカドのディップ、玉ねぎのマリネ、トッピングのナッ等々。
それだけでも十分一品料理な美味しさでした。

チキンオバジンですが、バターライスの上に素揚げした大きな米ナスを乗せて、
生クリームとチーズ、アンチョビをかけて焼き上げたスウェーデン風ドリアに、ローストチキンがトッピングされたものでした。
トロリとした米ナスの甘みと、アンチョビとチーズの塩気が、とても美味しいバランスです。

素朴な風味の小さい自家製パンもついて、これも美味しい。
さらに、アイスティーにサービスで付けられた、シナモンローズクッキーが、程よい甘さで満喫できました。
なかなかスウェーデン料理を食べる機会はないので、また来て他のメニューも食べてみたくなりました。

カレーの街神田で特別なカレー「カレーライスディラン」

2019-08-11 12:00:00 | 日記
神田は、毎年行われているカレーグランプリが有名です。
参加店舗は500店を超えるほどになっていて、神田のカレーの盛り上がりは凄まじいものになっています。
そんなカレーで有名な街で、特に人気なお店があり、ぜひそのお店に行ってみたいと思っていました。

「カレーライス ディラン」(東京都千代田区神田駿河台3-3-3 K&TT駿河台ビルディング 2F)

店内は、カウンター10席とテーブル4席を一人で切り盛りしています。
ランチは3種類から選びます。
この日は、チキンカレー・チキンキーマ・じゃがいも、いんげん、人参、ツルムラサキの野菜でした。
その中で、お得なチキンキーマ玉子入りと野菜を選び、ハーフ&ハーフ950円を注文する。

10分ほどでカレーが出てきた。
ビジュアルはとてもいいとはいえないが、手作りの素朴さを感じました。
具材にはバラエティ豊かな野菜がたっぷりと入っています。
じゃがいもはホクホクで、いんげんは野菜の旨味があり、とても美味しいです。
辛さは抑えめで、身体にも優しい凝ったヘルシーカレーです。

チキンキーマは少し辛めですが、玉子が入って程よくバランスの取れた味わいになっています。食べていくうちにだんだんその味にハマっていく、そんなカレーの印象を受けました。
先程の野菜カレーのじゃがいもや副菜とのコンビネーションもマッチしています
しっかりと手作りされたクオリティの高さを感じました。
お店のスタッフは日本人ではないのですが、インドカレーに和食のテイストを感じました