藤末雅彦の美味しんぼブログ

美味しいお店を紹介していきます。

東京のローカルフードもんじゃ焼き「もんじゃ 蔵」

2019-08-27 12:00:00 | 日記
東京のローカルフードとして有名な食べ物といえばもんじゃ焼き。

もともとは、『北斎漫画』に「文字焼き屋」の挿絵があり、それから転じてもんじゃになったと言われています。
駄菓子屋で子供が遊びながら、おやつとして食べていたものから、大人もんじゃに変化してきました。
そんな、もんじゃ焼きの月島にある美味しいお店に行ってみました。

「もんじゃ 蔵」(東京都中央区月島3-9-9)

お店は昼から夜まで通し営業とのことで、夕飯には少し早めの時間に訪れた。
それでもこの時ウェイティングボードを見ると、15人待ちでした。
別のお店に変更しようかと思いましたが、折角なので人気店で食べてみたい気持ちが勝ち、1時間ほど待ちました。
お店に入りメニューを見て、明太子・もち・チーズ1400円を注文しました。

最初は干しイカとエビを焼いて香りを出し、汁を切りながら具材を鉄板に乗せて焼きます。
そして、キャベツがしんなりとしてきたくらいで細かく刻んで、隙間を無くすように土手を作ります。
土手は小さく作らず、必ず大きな円にしないといけないようです。
土手の中に汁を注ぎますが、最初は半分くらいを軽く混ぜるようにならしていき、とろみが出てきたところでもう半分を注ぎます。
そして、とろみが出て来たら全体を混ぜてならして完成です。
チーズは最後に、全体にまぶします。

カツオのような風味が少し感じられ、和風出汁の旨味が非常に濃厚です。
そしてたっぷりの明太子がたまらない美味しさになっています。
餅とチーズが混ざった一口は、特に絶品な味を醸しだします。
何度も来て、別のもんじゃを食べてみたくなるお店でした。