horitaakioのgooブログ

88歳の老人ですけれど、天寿の続く限り頑張って見たいと思います

鶯の初音

2002-03-20 12:12:00 | 日記
今朝、目が覚めて(もう8時過ぎだが)まだ朦朧としている老いた脳は、夢のつづきかと受け取ったが、確かに「ホー ケキョ」とかぼそいけれどピッチの高い音色が聞きとれた。
いかにもたどたどしいという感じの鳴き声が間をおいて三回ばかり繰り返され、こっちがやっとこさとベッドをおりた時には止んでしまった。

周囲に稲や藺草の田圃も残る地方都市の住宅地。猫の額のような我が裏庭に樹齢四十年の山茶花が枝を一杯にひろげていて、赤い八重咲の花をたくさん開くのだが、この木に季節の野鳥が訪れてくる。鵯、目白などは常連だが鶯とは珍客なのだ。

向かいの家で籠に飼われてすり餌で育った鶯は
結構みごとな「谷渡り」も聞かせてくれたけれど今はいない。

ひさしぶりに「ホケキョ」を聞いて朝からいい気分になれた。