一度食べてみたいと思いながら、せっかく我家の庭に顔を出してくれた若芽を摘むのが忍びなくて実現していませんでした。今年沢山芽を出してくれたので、間引く気持ちで少し摘みました。さっと茹でて酢味噌で和えましたら、クセがなくてシャキシャキして、美味しくいただけました。
話変わって毎年3月は、確定申告に始まって、随筆集「緋」の発行、日春展出品と続き、気ぜわしい毎日です。確定申告提出に続き、やっと日春展出品作の筆を置きました。今年は無理かなと思いつつも頑張って描きあげることが出来ました。今日は、再度見直し、細かい所の修正をして、額に入れました。
実は数日前、80%くらい出来上がった所で、師に見ていただいたところ、真っ赤に塗っていた所を白くした方がいいと言われて、焦りました。
和紙(麻紙)に、赤い絵の具を塗っている所を、筆で洗い落すのですが、赤が染料系の絵の具だったので、洗っても完全には落とせません。うっすらと赤い色が残ります。その上にドーサをかけて、胡粉をぬると、どうしても胡粉の白の下から赤い染料がにじみ出て、ピンク色に見えてしまいます。洗ってドーサをして胡粉をぬる、また洗ってドーサをして胡粉をぬる、結局3回同じことを繰り返し、やっと気にならない程度に白くすることが出来ました。ふーーーっ。
それにしても、和紙は強い。3回も水で洗ったにもかかわらずびくともしません。でも、何故何度も洗うのか?胡粉を何度も重ねてぬれば、その個所だけ分厚くなってしまい、絵全体のバランスが悪くなってしまうからです。
( ※ 作品については、出品要項に「SNSなどに作品をうかがわせるような内容をのせないこと」という注意書きがあるので、結果が出るまでアップできません)
さて、次は随筆集「緋」です。今月中には発送しなければなりません。頑張ろう!と、いつも自分を励まします(笑)
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