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ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

後味の悪いことでした

2025-03-29 09:03:26 | 日記

 息子を騙る詐欺犯からは、あれから電話はかかって来ません。騙されながらも、いろいろ不審な点があったので、いつもの癖で「どうして?」「何で?」と相手に質問していたので、何となくヤバイと警戒したのかもしれません。

 被害は無かったのだし、今回の件は、もう忘れてしまいたいし、恥を晒したくないけど、何かの参考になればと、あえて書きましたら、ある友人から詐欺にかからない方法をあれこれメールで送って頂きました。感謝です。

 私は自信があったのです。絶対騙されないと。

 昔、訪問販売の貧しい母子の姿に同情して買った食品が、市価の何倍もする値段だったり、掃除が苦手な私の弱点をついた訪問販売で高額な掃除機を買ってしまったことがあり、もうもう二度と訪問販売では物を買わないと固く決意していましたし、ともかく家に訪ねてくる人からは絶対買わない、何も聞かない、頼まない、ことにしていました。

 今までもたくさんのあの手この手の詐欺電話がありましたが、すぐに怪しいとわかりました。お巡りさんが来て「最近検挙した詐欺集団が持っていた名簿にお宅の電話番号があった」と言われて、「気を付けます」と答えても、大丈夫ひっかかりませんと思っていました。

 ところが今回、結局は、被害は無かったものの、すっかり息子と思い込んでしまっていた私がいました。いったん思い込むと、「不審な点」があっても見逃したり、逆にこちらで都合のいいように解釈してしまう、弱点があることを自覚しました。

 テレビなどで騙された話を見て、「どうしてあんなことに騙されるのかなあ」と思っていたのに、お恥ずかしい限りです。

 当の息子からは、「(信用されなくて)何だか悲しかったよ」と言われ、母親として息子を信じてやれなかったという申し訳なさで、今も情けなく、本当に後味の悪い思いに苦しんでいます。

 

 


すっかり騙された・・・情けない

2025-03-27 14:49:08 | 日記

絶対騙されないと思っていたのに、すっかり騙されてしまいました。夫からは叱られるし、長男からは笑われるし、本当に情けない限りです。本当は黙っていたいけど、何かの参考になればと公表します。

今朝、固定電話に、二男(と思い込んでしまった)から、「お母さん、実は大変なことになってしまって・・・」と慌てた口調で電話がかかってきました。声が二男に似ていたので、つい「○○?」と二男の名前を口走ってしまいました。「今頃何があったん?」何しろ二男の国では真夜中です。こんな時間に電話をしてくるなんて、よほど大変なことがあったのかも?と信じてしまったのが間違いの始まりでした。

 話によると、会社の人と喫茶店で話をすることになっていて、先に行って待っている時にトイレに行きたくなって、ホントにうかつだったんだけど、カバンをおいたまま行って、戻ってきたらなくなっていた。カバンの中には、携帯(スマホとは言わなかった)、財布、そしてこれが今一番困っていることなんだが、会社の契約書が入っていたというのです。

 そこで、会社などとは縁がない二男が会社の契約書などおかしいなとは思い、「会社って〇子さんの?」ときいてみたのです。その答えはうにゃうにゃと聞こえにくく、よくわからなかったので追及するべきだったと今なら思えるのですが、相手を息子と信じているものだから、まあ、あとで良く聞けばわかるだろうと聞き流してしまいました。

 そして言うのに、喫茶店のオーナーが親切な人で、いろいろ心当たりを当たって、何かわかったら連絡してくれると言うから、うちのこの電話番号を教えた。何しろ携帯を盗られて僕に連絡の手段がないからねというので、どうして〇子さんにしなかったのか、不思議に思いながらも、「わかったよ」と返事をしました。そして、すぐにまた「英語はわからないよ」というと、「オーナーは日本人だから」と言う。今一番困っているのは、会社の契約書を盗られたことなんだ、会社の上司の加藤さんがいい人で、上の人に内緒にして押さえてくれているので、今これが他所へ知られるとまずいんだとも言いました。

 僕の携帯にはかけないようにと念も押されました。まあ、詐欺の手口の見本のようです。それなのに私はその時はまだいろいろおかしいと思いつつも信じていたのです。「どうして?」と聞くと、「警察でも言われた、かけると相手にこちらの顔写真やら情報がわかってしまうから」と言いました。警察にはちゃんと言ってあるのだと勝手に良い方に判断していました。

 そして、最後の極め付きは「誰にも言わないでほしい。お父さんにも」といいました。「どうして?お父さんは大丈夫よ」というと、「今言うといろいろややこしいから、ちゃんと片付いてから僕からお父さんに説明する」と言うので「わかった」と返事をしました。「ともかく今は携帯がなくて連絡方法がないから、そちらからもかけないでほしい」と言って、電話は終わりました。

 

 でも、私は電話を切るとすぐに夫に話しました。夫は、私が不思議に思いながらも追及していなかったおかしい点をついてきます。今あちらでは何時?こちらは昼前でも息子の国は真夜中です。真夜中に電話してくるかなあ?そんな大事なものを置いてトイレにいくかなあ?〇子さんの会社の契約書をどうしてあいつが?電話するなとはどういうことじゃ?警察がどうしてそんなことを言うか?

 言われてみればおかしいことばかり。まず連れ合いさんの〇子さんに電話をしてみます。あちらは真夜中ですがやむをえません。でも真夜中のことやっぱり出ません。しばらくして、当の本人からラインで電話が・・・携帯は盗られてないはず、出るべきかどうか迷っていると切れてしまいました。(後で、私が〇子さんに電話をしたのを知って二男がかけてきたものだとわかりました)この時点では、何か怪しいとは思いつつもまだ信じているから、息子に起った事件に胸を痛めている夫と私。

 その時思いついたのが長男に聞いてみようということでした。長男は、全部聞くまでもなく、「二男がトイレに入っている時にカバンを盗まれた」と、言っただけで「詐欺ですね」と即答。そうか、そう言えば似たような詐欺話を聞いたことがあったと思い出しました。「ラインで確認してみたら?」というので、真夜中で申し訳ないけどラインでかけてみました。眠そうな声で二男が出ました。そして、やっぱり詐欺だということがはっきりしました。

 

 まだ喫茶店のオーナーという人からの電話はありません。向こうも、私の疑い深そうな声にちょっとヤバイかもとあきらめたか、いやそのうちかかってくるか? こういう場合、演技して騙されたふりをしておいて警察に通報するのがベストだと思いますが、演技は苦手なので、「詐欺でしょう」と言ってさっさと切るのが次の方法でしょうか。

 

 

 

 


ダウンしました

2025-03-27 10:39:58 | 日記

乙女椿

三月の課題を全てクリアできて疲れたからというのでもないと思うのですが、数日前から喉がいがらっぽい感じがしていたのですが、だんだんひどくなり、鼻水、咳も出るようになり、一昨日夕からついに37.5度程度ながら熱も出てきました。困ったなあ、二日後の東公民館の講座に出られるか心配していたら、だんだん熱が上がってきたので、とうとう休講にしてもらうように代表の方に連絡、昨日は一日中ベッドの中で鼻水と咳と格闘しました。このまま治らなければ医者に行かなければならないかなあと思案していると、朝38度あった熱が夜には平熱に下がり、何と今朝は咳も出ず、鼻水はまだ少し出るものの、身体のだるさもありません。

コロナ禍が始まって、人との接触が多い私は、ずいぶんと注意して幸いここ数年インフルエンザにも、もちろんコロナにもかかっていなかったのですが、とうとう・・・と、思ったのですが、無事に回復しそうです。東公民館藍クラブの皆様には風邪をうつしてはいけないので休講は仕方ありませんでしたが、申し訳なかったです。

 

 


随筆集「緋」80号発行

2025-03-25 10:59:58 | 日記

随筆集「緋」80号が発行できました。これで、3月の課題である確定申告、日春展出品、「緋」発行がすべてクリアできたことになります。めでたし、めでたし。

とは言え最近何度も弱気なことを言われていた数え100歳のメンバーさんが、とうとうここで本当に退かれることになり、最後の原稿を寄せてくださいました。残念ですが、ここまで達者な文を寄せて下さっていたことは素晴らしいことだと思います。

とうとう2人になってしまった「緋」のメンバー。このあたりが潮時かと思いきや、90歳を越えていらっしゃるもう一人のメンバーさんが二人でも続けましょうとおっしゃるので、もうしばらく続けます


荷造り

2025-03-23 09:03:57 | 日記

若い頃は、段ボールでいろいろなものを作るのが好きだった。公募展に出品する絵の荷造りも、50号程度のものは苦にならなかった。それが近年本当にしんどくなった。昨年返送されてきた際の段ボールの箱がそのまま倉庫にあるから使えるかと思っていたが、昨年はF50号だったことを失念していた。今年はS50号なので入らない。そこで、大きな段ボールを切って組み立てることから始めなければならなかった。

頭の中には楽々とできていた頃のイメージがしみ込んでいるからか、簡単にできると思って取りかかると、どうだろう。立ったりしゃがんだりがさっとできない。中腰ではなおしんどい。休み休みだ。日春展出品の作品の荷造りに、昨日午前中まるまるかかって、やっとできた。終わったら疲れて、しばらくコタツで一休み。

今日は一日、夫が車を使うから、明日出荷をお願いするアムスさんに持っていこうと思っている。後は野となれ山となれ、そりゃあ入選すればうれしいし、入選したいけど、こだわっていてはメンタルがもたないものね。

 

ということで、一件落着、ということになるはずだったが、今朝起きて、机の上のメモ用紙を何気なく見て仰天した。アムスさんへの持ち込みの最終締め切りが27日となっているではないか! 確か、絵友のKさんに「最終締め切りは29日」と言った記憶がある。大変!何てこと!あわててKさんに電話する。「おかしいとは思っていた」とKさん。

情けない、情けない。こうして、人に迷惑をかけると、しばらく落ち込んでしまう。つらい。でも、Kさんも今日中には仕上がりそうでちょっとだけ安心する。ごめんなさい。


ヤブカンゾウの若芽

2025-03-21 22:37:16 | 日記

一度食べてみたいと思いながら、せっかく我家の庭に顔を出してくれた若芽を摘むのが忍びなくて実現していませんでした。今年沢山芽を出してくれたので、間引く気持ちで少し摘みました。さっと茹でて酢味噌で和えましたら、クセがなくてシャキシャキして、美味しくいただけました。

話変わって毎年3月は、確定申告に始まって、随筆集「緋」の発行、日春展出品と続き、気ぜわしい毎日です。確定申告提出に続き、やっと日春展出品作の筆を置きました。今年は無理かなと思いつつも頑張って描きあげることが出来ました。今日は、再度見直し、細かい所の修正をして、額に入れました。

実は数日前、80%くらい出来上がった所で、師に見ていただいたところ、真っ赤に塗っていた所を白くした方がいいと言われて、焦りました。

和紙(麻紙)に、赤い絵の具を塗っている所を、筆で洗い落すのですが、赤が染料系の絵の具だったので、洗っても完全には落とせません。うっすらと赤い色が残ります。その上にドーサをかけて、胡粉をぬると、どうしても胡粉の白の下から赤い染料がにじみ出て、ピンク色に見えてしまいます。洗ってドーサをして胡粉をぬる、また洗ってドーサをして胡粉をぬる、結局3回同じことを繰り返し、やっと気にならない程度に白くすることが出来ました。ふーーーっ。

それにしても、和紙は強い。3回も水で洗ったにもかかわらずびくともしません。でも、何故何度も洗うのか?胡粉を何度も重ねてぬれば、その個所だけ分厚くなってしまい、絵全体のバランスが悪くなってしまうからです。

( ※ 作品については、出品要項に「SNSなどに作品をうかがわせるような内容をのせないこと」という注意書きがあるので、結果が出るまでアップできません)

さて、次は随筆集「緋」です。今月中には発送しなければなりません。頑張ろう!と、いつも自分を励まします(笑)


宮城県牡鹿半島のワカメが届いた

2025-03-21 11:38:16 | 日記

宮城県牡鹿半島のワカメが届きました。金沢市内で「おしゃべりカフェめてみみ」を経営する三男夫婦が送ってくれました。

「めてみみ」は、「読者の目となり手となり耳となる」という三男が以前勤めていた新聞社の社訓から了解を得て使わせていただいて店名にしたものです。「めてみみ」は本来軽食も出すカフェですが、たまに産地の方と提携して、ご希望の方に産地直送品をおわけしていて好評です。

そして、私たちもおこぼれを頂戴した次第。生の塩ワカメは、柔らかく磯の香りが豊かで、サラダ、酢の物、味噌汁、ごま油で炒めてもおいしい。そのまま冷蔵庫で長期間保存でき、冷凍すれば1年ぐらいは大丈夫です。

 

さてさて、日春展制作も大詰めとなりましたが、今日はちょっとお休みして、夫の医大病院歯科診察に付き添いました。前回も付き添ったのですが、一人では不安だと申します。ワーファリンを飲んでいるので、近所の歯科医院では、大きな治療はしていただけないのです。夫の通院に付き添うなんて・・・としみじみ思います。甘えることが嫌いな夫は、つい最近まで「一緒に行こうか?」と言う私に、「一人で行く」と拒否していたのです。


自由に描いて自由になる絵画教室(3月)

2025-03-18 09:37:36 | 日記

    

「自由に描いて自由になる絵画教室」がありました。

今回は、自分の作品よりも他の皆様の多くの作品に感動をおぼえました。正解はない、どれも正解、という先生の御指導にも感動します。心を遊ばせて自由に描くと、いかに普段いろいろなものに縛られて生活しているかを自覚します。それらから自分を解放するということは、けっこう難しいものです。

自分を殺して、我慢して生きている、それもある意味大切な場合もあるけれど、時には開放してやりたくなる、それが私には絵を描くことだとしみじみ思います。

太古、アルタミラやラスコーの岩壁に絵を描いた人々は、きっと人の評価を求めてではなく、自分の内なる願い心の叫びであったに違いない、絵を描くことはそういうものだと思うけど、複雑になった現代社会では簡単にそう割り切れなくなってしまっているのかな?


悪徳点検商法?

2025-03-14 09:12:56 | 日記

(やっと我が家の福寿草が咲いた。我が庭の花々は、どうも一足遅い感じがする。これは去年の画像だが、今年は少ない)

 

昨日、絵を描いていると、ピンポーンとチャイム。出て見ると、バインダーを手にした作業服の若い男性2人。「○○(聞き取れなかった)の者ですが、ご近所の御在宅のお宅だけですが、排水溝などの点検をさせていただいています。よろしいでしょうか?」

怪しいなあと思って黙っていると、「ヘドロが溜まっていたり、配水管が老朽化して水漏れなどしていたら大変ですから」と言う。あわてて「結構です。うちは主人がいつもきちんと見ていますから」と断る。主人という言葉を聞いたからかどうかはわからないけれど、あっさりと「そうですか」と言って引き下がって行った。

かなり前のことになるが、高齢で一人暮らしをしている知人の家に、水道工事業者を名乗る者が来て「お宅の水道管のどこかが水漏れしている」と、あちこち庭を掘り返して調べられた話を聞いたことがある。なかなか水漏れ箇所が見つからなかったそうで、結局見つかったかどうか忘れたが、あげく法外な費用を払わされた。「それって、詐欺じゃない?」と私は言ったのだけれど、彼女は最後までだまされたとは思っていなかった。

これも、それに似ているとすぐに思った。おりしも夜テレビのニュースで「悪徳点検商法」で大儲けをして大豪邸に住んでいるいるヤツ(あえてヤツと言わせてもらう)のことが報道されていた。それは、「屋根を点検させてもらう」というやり方で、危険な個所が見つかったと偽の写真を見せ、工事をして法外な費用を取るという手口。

我家に来た青年は、一見爽やかで、悪徳点検商法に加担しているとは思えなかったが、実際どうだったか?触らぬ神にたたりなし、です。


やっと終わったよ!確定申告

2025-03-13 09:26:11 | 日記

   

開催中の日本画「遊」作品展会場では、恒例になっている生け花がお客様をお迎えしている。初日ではちらほら咲いているだけだった桜も日々花開いて一足早く春(桜が開いたと当番さんがラインで送ってくれたもの)

さて私事、課題が山積してパニックになりそうだったけど、ひとつ、ひとつ解決していくしかない。昨日は、やっと確定申告を提出した。昨年は、3万円の減税があったため、記入の仕方が少しだけ変わっていたので、頭を悩ませていた夫もやっと理解できたと完了。いつもは郵送するのだけれど、近くへ行く便があったので、税務署の投函ボックスへ。

やったー!!終わった!次は、遅れている日春展の制作だ。今日は一日画室に籠ろうと思っている、今は(笑)。以前のように根気が続かないから、時々はお茶をしたり、家事をちょこちょこしたり、大相撲をみたり・・・ということになるのだろう。ともあれ、外出はしないで一日絵の制作に向かう・・・はず(笑)

さあ!がんばろう!(いつもの掛け声)