親子でつながる子育て~抱っこ法~

抱っこ法の考え方をもとに、子育て中の親子やハンディを持つ方など、たくさんの方の心の支援を行っています。

子育ての話6  ~ママになつかない?~

2013年07月11日 | 癒しの子育てネットワーク大阪

こんにちは、癒しの子育てネットワーク大阪です。

 

うちの子は私より、おばあちゃんの方が好きみたいで、

お母さんにになつかなくって…

って、悩んでいるお母さん、いませんか?

 

実は私も、そんな悩みがありました。

 

私は長女・次女・長男・次男の4人の子供がいますが、

次女と長男は年子でした。

そして、長男が生まれたとき、長女は幼稚園に行き、

風邪をよく引いていました。

生まれたての長男は、その風邪をもらって、

2度ほど入院し、生死をさまようくらいに重篤な状態になりました。

そのため、2か月ほど、実家のおばあちゃんにあずかってもらうことになりました。

 

寒い時期を超え、温かくなったころ、

長男を家に連れて帰りました。

 

ですが、長男は、家に帰るとぐずぐずと泣き、

まるで私を拒絶しているように感じました。

また、祖母が心配で顔を見せに来てくれると、嬉しそうな様子でした。

 

私が産んだ子供なのに、

おばあちゃんの方が好きなんだ・・・・

私は祖母に預けるなんて、とてつもない失敗をしてしまったのか…

もしかして、私は、母親失格なのでは…

などと、悩みながら子育てを再開しました。

 

最初のうちはとても不安の中で、長男の世話をしていましたが、

数日たつと、

もともと、私が適当な性格であるのと、

ほかの子供の世話が忙しいのもあって、

長男の拒否の姿勢が、そんなに気にならなくなり、

ただ、ただ、長男の長男のかわいらしさや、

哺乳瓶に食らいつき、一生懸命ミルクを飲む姿を

味わうようになりました。

 

そんな風に私が変化すると、

息子も変化し、泣いたり落ち着いたり、

リラックスしたりと、いろんな表情を見せてくれるようになりました。

 

実は私は、長男が拒否の姿勢に見えていた時、

私の心は不安でいっぱいでした。

また病気にかかったらどうしよう、

2か月も離れていたので、私の事を忘れていたらどうしよう、

本当に、3人も、見れるのかしら、

などなど、

たくさんの不安を抱えていました。

 

子供は根っからの、親想いです。

そんな不安がいっぱいのお母さんに、

たっぷりと甘えることは難しかったと思います。

 

ですが、私の心が軽くなった途端、

子供は安心したかのように、私に甘えてきてくれるようになりました。

 

まるで、お母さんが苦しいのに、

僕が甘えるわけにはいかないよというばかりに…

 

抱っこの広場に来られるお母さんも、同じように、

「私になつかない、私のことが嫌いなんです。」

と訴えられる方がたくさんいらっしゃいます。

 

本当に、見かけの姿は、さも、

お母さんよりお父さんや、おばあちゃんの方がっ大好きと見えるような行動です。

でも、心の中では、

『お母さんに心配かけたくないよ。

お母さんを苦しめたくないよ』

と感じている子供が多いんです。

 

抱っこ法のセッションで、そのことをしっかりと慰めてあげると、

お母さんにたっぷりと甘えれるようになる子供が多いです。

 

子供って、本当に、親想いですね

 

ホワイエホームページ

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