放浪映画人

独断と偏見による一言映画評

県庁の星

2006年11月02日 | なかなかやるなぁ!(・へ・)
監督:西谷弘 2006年公開(日本)

あまり期待せずに観賞したが、意外と面白かった!
県庁のエリートが研修の為、民間のスーパーマーケットで勤める事になり、戸惑いながらも、窮地に追い込まれているスーパーを救って行くという話です。

ストーリーの中で面白いのは、主人公で県庁のエリートである野村聡(織田裕二)が、最初は嫌われ者で、すごくイヤな奴というイメージから始まるのが良かった!
そうする事によって、後半の展開が、より面白さを増す結果に繋がるからである。
また、二宮あき役の柴崎コウをはじめ、どの役者のキャラも生かされていたのが、この作品の面白味だと思います。

確かに、物語としては大雑把で、雑な感は否めないが、大雑把だからこそ成り立っているように思えます。
お勧めの作品です。

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