風邪が治らず、依然としてすさまじい量のハダビズを生産中です。
あんまりたくさん出てくるので、ただかんで捨てるのがだんだん惜しくなってきました。何かの素材に出来ないものでしょうか。
さて、北方謙三の『水滸伝』全十九巻を、先日ついに読み切りました。すごいですね、これは。
知ってるひとには「何を今さら?」という話でしょうが、これはいったん読み始めたらもう、あとはノンストップでガツガツ読み進まずにはいられない、飛び切りの娯楽小説です。全十九巻って、ひー!とか思うけど、読んでいくうちにこの長さが嬉しくなるくらい。
知ってるひとには「何を今さら?」という話でしょうが、これはいったん読み始めたらもう、あとはノンストップでガツガツ読み進まずにはいられない、飛び切りの娯楽小説です。全十九巻って、ひー!とか思うけど、読んでいくうちにこの長さが嬉しくなるくらい。
『水滸伝』というのは宋時代、官の不正をただそうと梁山泊に集まった百八人の好漢が繰り広げる波乱に満ちた物語ですが、この好漢たち(超カッコいい)の人物造形が見事です。それぞれに個性的な人物がくっきりとした輪郭とみっちりとした量感を与えられていて、皮膚の質感とか筋肉の張りとか肉体の重みまでイメージ出来そうなほどの迫力。読んでいる最中頭に思い浮かぶイメージは、完全に3Dです。
実を言うと北方謙三の本を読むのは、この『水滸伝』が初めてでした。これを読む前は、北方謙三といったらハードボイルド小説を書くダンディぶったオッサンぐらいの(誤った)認識しか持っておりませんでした。これほどの筆力を持った作家だったとは。ほんと、知らないってバカ。どうもすみませんでした。
この北方版『水滸伝』は、ただの翻案ではなく、元のストーリーを完全に解体したうえで再構築したということで、筋運びや人物造形もオリジナルとはかなり違っているようです。オリジナルを先に読んだひとは一様に北方謙三のこの解体・再構築の手腕に感服しているので、私もそのうちオリジナルを読んで北方謙三の力業の見事さを実感したいと思っています。このエピソードがここでこうなるか!とか、この人物がこういうキャラクターに!!とか、なんかすごく楽しいらしいですよ。
まずオリジナルを読んでから北方版を読むのが正解だったかもね。
まずオリジナルを読んでから北方版を読むのが正解だったかもね。
ところで私が読んだ新潮文庫版の各巻末にはいろんなひとが解説を寄せているのですが、第16巻の解説はなんと吉川晃司が書いています。これがもう、最高にサイコーなのですよ。
吉川晃司といえば、モニカにしつこく礼を言っている歌をひとつ知っているくらい。ファンのひとが聞いたら怒りそうだけれど、どうもなんかウスラこっぱずかしさの漂うひとだと思って(特に歌っているときの脚の動き)遠目に眺めておりましたが、この解説を読んで私は一気に吉川晃司という人物のファンになってしまいました。
歌は聴きたくないけど、おしゃべりがしてみたい。
花粉症なんじゃないの?
花粉症友の会に入会を許可しますぜい!
なに?やだぁ~
でも、テーマソングだけでも覚えてね。
♪ズビズバー ハナビズ ズビズバー ハナビズ・・・♪
因みに、老人と子どものポルカのメロディーでね。
お大事に・・・。
>花粉症なんじゃないの?
ちーがーうーのー。 バカ。
>花粉症友の会に入会を許可しますぜい!
いらん。
>老人と子どものポルカのメロディーでね
それ、ナニ?
と思ったら、アレか(笑)ヤメテケレ?
なんとも辛そうですが、私も2週間ほどグズグズでした。
そして風邪は治ったと思っているのですが・・・なぜか鼻がつまってるような・・・
もしかして・・・花○症?
伏字にしたのは認めたくないから・・・?
うちの裏は杉林・・・黄色い煙をまき散らす・・
それでも健気に生きてる姿をアップしときました。
ご気分の良い時にご覧くださいませ。
飽きっぽい私にはむりだわ~。
ちょうど昨日、息子の足をマッサージしながら「『水滸伝』もおもしろいらしいよ」というと、自分は架空の話より、史実を面白おかしく書いている小説のほうが好きというようなことを言っておりました。
私はやっと「Yの悲劇」を読み終わりました。
私のハナミズは、やっと通常量に戻りましたー。はー、つらかった…。
>もしかして・・・花○症?
その後、様子はどう?やっぱり、例のアレっぽい?
Alisonに言って、「例のアレ友の会」に入会させてもらえば?
私は杉の黄色いアレなんか、どんぶり一杯吸い込んでも平気だもんね。
>飽きっぽい私にはむりだわ~
いや、それがね。私も飽きっぽいほうだけど、読んるうちにどんどん先に進みたくなってくるの。
エンタテインメントの要素が盛りだくさんに詰まっている、満漢全席のような小説です。
>自分は架空の話より、史実を面白おかしく書いている小説のほうが好き
でも歴史小説しか読まないわけじゃないよね?
機会があったら、是非(しつこい)。
>私はやっと「Yの悲劇」を読み終わりました
どんな話だっけ、それ。
エラリイ・クイーンはほとんど読んでるはずなんだけど、昔のこと過ぎて何にも憶えてないなぁ。
もう一度読み返してみようかな。