新劇場版エヴァンゲリオン最後の部観てきました（３月の事だけど）

　3月、一瞬のスキをついて公開されたばかりのエヴァンゲリオン最終作を見に行きました。映画を公開後数日で見に行くなんて生まれて初めてじゃないかなぁ・・ネットで予約してイオンシネマのレイトショーで。

　いや・・良かった・・まあ、面白くは無かったですよ？（個人的な感想です）

　けど、良かったんですよね・・ようやく僕らもアンノ監督もエヴァの呪縛から解放されたんやな・・って。色々とあったけど「終わらせた」ってのがね！大事な事だな～と。多分、新劇場版から見始めた人はこの「終わった」って感動をフルに感じることは出来なかった思う。最初シンジ君に感情移入してたのに、多分古いファンは全員（そしておそらく監督も）「ゲンドウ」に自分を重ねる事しか出来なくなってたと思う。

　テレビの前半で盛り上がりまくって最終回でズッコケて（僕はバイトの子に教えてもらってビデオで見たから、最初から追っかけてた人は更に感慨深いと思う）、劇場版でスッキリ出来ると思ったら奈落にたたき落とされて、ブームも去って忘れられてたのにパチンコがらみ（らしい？）で新劇場版として復活、序は普通に画面が綺麗なだけだったが「破」は文句なしの傑作、あんなに興奮して映画を観たことが無かった。ついに改心したか！と期待して見に行った「Ｑ」でまたやらかされて・・・この最終作。とにかく終わらせる！という覚悟、それだけで僕は満足したんです。

　まあ、そんなに面白くなかったですけどね。けど観て良かった。しかも映画館じゃないとダメ！ビデオだったら絶対に早送りしてしまうと思う。僕も途中で無意識で右手の中指がちょっと動いたもんね（いつも動画を早送りするマウスのホイールを回す動作）。

　とにかくエヴァ歴が長い人ほど感慨深いと思う。感動とはちょっと違うけど・・

　あと、綺麗に終わってるエヴァが楽しみたいならマンガ版は最高ですよ～と。