一晩中、天空の別世界で愛を確かめ合って
少々(かなりですね)お疲れ気味のふたりですが
早朝からの過密スケジュールで
昼過ぎ頃に溜息のように彼が
『太陽が黄緑色に見える…(笑)』と
唐突な呟きに周囲の人達は驚いて
気を遣い休憩時間を長めにとってくれました
Winkをしながら手招きをしています
「ダメでしょ‥貴方と私の都合に合わせて頂いたのに」
『せっかく一緒に旅行してるのに‥ごめんな』
「旅行じゃなくてビジネスでしょ!」
通常十日間ほどの日程を組むところ
3泊5日の強行ハードなスケジュール
それもこれも私の部屋で過ごす時間をとるためなのですから
巻き込まれている方々に申し訳ありません
休憩で戴いた葡萄をつまんで口に入れようとすると
横から私の指ごと食べてしまった彼…
誰にも気付かれなかったか周囲に視線だけを送りながら
もう一度皮を剥いて…っとまたっ!
何事もなかったように、もう一度…
今度は彼から視線を外すことなく皮を剥いて
えっ指を舐めてますよ‥この人は?
「何してるの?」
『大丈夫…合言葉だから席を外してくれるんだ(笑)』
「どれほど我儘なの?最低ね…ビジネスなのに」
『美月が一緒じゃなかったら断ってたさ~』
「ヒドイ言い種だわ、何を言っても許されるわけじゃないのよ」
『この葡萄今夜の美月の躰に並べながら食べてみたいね』
何ひとつ噛み合わない会話を繰り広げながら
気付けばひと房を全部平らげていた彼
「私、ひと粒も食べてないじゃない」
『今夜の愉しみにね…悦ばせてあげるから』
ダメです今日は…頭の中がピンクのままらしい
「ふ~っ…」って溜息をつきながら立ち上がると
手首をぐぃっと引き寄せて耳元で
『美月の方が美味しいよ‥』
耳まで一瞬で真っ赤になる私を見て
波の音のように笑い声をあげる彼
この笑顔が大好きで思わずつられて笑ってしまう
そうでした…
互いの笑顔を守るために
一緒に生きているのでしたね
優しい想いをまたひとつ心に遺しながら
二度と訪れることの無い風景にお別れをしてきました
「私たちを此処の記憶の中へ映してね‥」 と
*よろしかったらお願いします*
切ない不倫の恋.☆。:*・° |
恋愛、恋、愛、ラブ |
ひとりごと |
愛のかたち |
まさ。です!
今まで、こんなにも共感させられ感動させられたブログはなかったので思わず4通もコメントさせていただきました。
境遇は違いますが、苦しくもあり辛い気持ちもあり、それでいて大変幸せな気持ちになれる相手がいる事は、何とも幸せな事だと思う日々であります。
が・・・
落ちる時は、とことん落ちちゃいます。
誰にも言えないツライ気持ちを共感できる方がいらっしゃると言う事が、私は大変、救われました。
意地はってる自分が情けなくなってます。
これからは素直になりたいです。
応援しています。
ありがとうございます。
唯一、彼のパートナーとなれるのがビジネスですから
すごく嬉しいんですよ(笑)‥
その分ビジネス上のことは譲れないのです。
私は基本的には根暗でぼ~っとしていることが多く
家でのオフ状態の私を知っている人たちから見ると
仕事上では別人で「誰?この人?」って言われます。
仕事上でお世辞で褒められても決して謙遜しません
「ありがとうございます」と応えます。
ですから彼に認めてもらえることが、すごく嬉しいのです。
桜草さんのことも聞けて嬉しかったですよ‥
愛されるための努力に聡い賢さが加わり
女としてだけの見解から人として見てもらえるのですね
みんなで頑張りましょうね!
また是非いらしてくださいませ。
お待ちしております。
「まさ」さんへ
ふふふっ、私もすごく嬉しいです。
お返事が追い着かないくらい
温かな想いを届けに来てくださって‥
心から、ありがとうございます。
此処は賢者の温かい女性が多く集まる場所です。
私など何度も救って頂いております。
また是非いらしてくださいませ。
お待ちしております。
愚かなどでは、ございません。
人を心から愛することを知れたのですから
尊い感情を与えられたのですから‥
素晴らしいことですよ‥
私は彼に出逢って恋におちたことが一番の幸せです。
彼と別れたのは子供達を授かる為だったと思ってます。
この世界に私が生まれてきた意味なのだと…
これから先の人生でも彼を愛し続けます。
それが私の幸せですから…
妬みも、羨望も、嫉みも、愛する想いからの素直な感情です。
せめて自分だけは寄り添ってあげてくださいませ。
私は、これからは誰にも遠慮せずに泣きたいだけ泣けるのです。
彼の笑顔を永遠に見続けられるのです‥
なんて素敵なのでしょう‥
ずっと、自分の置かれている立場を思うと…
泣いてはいけないと、言い聞かせて来ました。
瞳を閉じても、彼の笑顔が見えるのです。
また、四季さんのお話しを聞かせてくださいね。
それでは、また、何処かの記事で…